ウーロン茶の効能とは？カフェインは少ないが身体を冷やします。: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年02月22日

ウーロン茶の効能とは？カフェインは少ないが身体を冷やします。

　ウーロン茶はダイエットに良い脂肪の吸収を抑えてくれることは知られていますがその理由をご存知ですか

今回のブログテーマはそこに触れてみたいと思います。普段の食事に烏龍茶を取り入れて油や脂とうまくお付き合いしましょう(*^^*)烏龍茶は茶葉を半発酵させたもので、緑茶と紅茶の間のような特性を持っています。緑茶は茶葉をすぐ加熱しますが紅茶を作るときは茶葉を完全に発酵させています。

ウーロン茶の効能
・烏龍茶ポリフェノール：カテキンの集合体であり、脂質と接着する作用があるので中性脂肪やコレステロールを体外に排出させてくれる効能があります。強い抗酸化力は動脈硬化の予防に効果的です。小腸からのブドウ糖の吸収を抑えるので血糖値の上昇も抑えてくれるのでダイエットにも有効です。血糖値が上昇すると下げるためにインスリンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げてくれるホルモンであると同時に脂肪の合成を促進するホルモンでもあるのです

消化不良、二日酔い、疲労倦怠にも有効とされています。

・ウーロン茶重合ポリフェノール：脂肪の吸収はリパーゼという脂肪分解酵素によって分解されてから吸収されますがウーロン茶重合ポリフェノールはリパーゼの働きを阻害するので、食事によって摂取された脂肪分は吸収されることなく体外に排出されるわけです。

・テアニン：自律神経の副交感神経を刺激するのでリラックス効果が有り、ストレスなどによる血圧の上昇を抑制してくれます。
＊その他にも鉄分、カルシウム、カリウムなどのミネラルが豊富。

烏龍茶と黒烏龍茶の違い
　特定保健用食品（トクホ）でサントリーから発売されている黒烏龍茶は「烏龍茶重合ポリフェノール」が通常の烏龍茶より多く含まれています。そのためより高いダイエと効果が期待できるわけです(*^^*)

ウーロン茶の飲み過ぎに注意
　ウーロン茶は確かなダイエットや健康につながる効果がありますが飲みすぎてしまうと胃に負担をかけてしまうので注意が必要です。

ウーロン茶と妊婦さん
　妊娠中の方はカフェインを気にすると思います。カフェインの量だけなら大して気にしないでも大丈夫でしょうが、烏龍茶は身体を冷やす作用もあるので、妊娠中の方や冷え性を気にされている方はホットにするとか氷無しで飲まれてはいかがでしょうか

手の臭いが取れない時にウーロン茶
　肉や魚を料理した際に脂や生臭さが手から落ちないことがあります。その時は少しもったいないですが烏龍茶で洗うことによって洗い流すことができます

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posted by 胡桃割り人形 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み物

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