ナスの栄養の効能や保存方法とは？認知症予防にも効果的な野菜！: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年05月01日

ナスの栄養の効能や保存方法とは？認知症予防にも効果的な野菜！

　ナスはインド原産の野菜です。日本には奈良時代に入ってきたと言われています。種類が多く、地域によっては伝統的な名産品となっていることもあります。ナスはほとんどが水分で主成分は糖質です。
　ポリフェノールの一種が含まれていますが特別にミネラルやビタミンの栄養が豊富であるということはありません。身体を冷やしてくれる夏野菜ですがナスの身体を冷やす効果は高い方と言われています。ただこのポリフェノールには強い抗酸化力があるので生活習慣病などを予防する効能があります。さらに最近では認知症予防に効果的と言われ始めました。カロリーは１００g当たり生で２１キロカロリーです。

ナスの栄養と効能
・ナスニン：ポリフェノールの一種でナスの色素です。強い抗酸化力があり、発癌や生活習慣病の発生を予防する効能が有り、コレステロールの吸収を抑えてくれる効果があります。

・デルフィニジン：ポリフェノールの一種で認知症の原因とされている脳のゴミと言われるタンパク質を除去する効能があります。油に溶けやすい成分なので油と料理することで効率良くデルフィニジンを摂取できます。

美味しいナスの見分け方
　持った時に軽いものは中がスカスカなことがあるので、持った時に重量感があるものを選びます。色が濃いものを選び、皮が茶色になっているものは古いものです。

ナスの下処理
　アクがあるので生で食べることができません。新鮮でも生食はダメです。切り口が空気に触れてしまうと黒く変色してしまうので、真水か塩水浸けてアク抜きをします。

ナスの保存方法
　夏野菜であるナスは暖かい時期に収穫する野菜なので、低温に弱いです。雑に冷蔵庫に入れておくと低温障害を起こしてしまい硬くなって、傷みも早くなってしまいます。そのため保存するときは袋などに入れて冷暗所で保存します。冷蔵庫に入れるならば、一個ずつラップして野菜庫で保存します。

ナスの美味しい食べ方
　ナスは油との相性が良い食材です。煮物などにするときでも油通ししたほうが旨みが増し、色やナスニンなどの栄養素の流出を防ぐことができます。炒め物、揚げ物、焼き物、煮物、漬物など幅広い食べ方があります。ターメリックと組み合わせれば認知症の原因とされているタンパク質の蓄積を予防してくれるので、ナスカレーは認知症予防に効果的な料理だそうです。甘いものだと高知県ではナスをスィーツにしており「焼きナスのアイス」があります。

ナスと認知症
　２０１５年国際アルツハイマー病協会の統計元に発表された情報によると認知症患者数が少ないランキングで日本は最下位という結果でした。トップはインドで、認知症発症者数は日本の1/8だそうです。ナスはそのインド生まれの野菜なのです。

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posted by 胡桃割り人形 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜

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