鰻丼ならくら寿司で食べただろとツッコまれそうですが、悪いけどアレはなかったことにしたい(笑
11時から開いていますが仕事の関係もあって壱弐参横丁についたのは11:30過ぎ。お店は満席。縁がなかったと諦め、他の店で昼食をとろうと壱弐参横丁とお隣の文化横丁をうろうろしたのですが、やはり鰻への想いを凌駕するランチにはお目にかかれず、再び明ぼ乃へと引き返しました。行列待ちよろしくお店の前で待っているとタイミング良く食事を終えたお客さんが退店。それほど待たずに入れたのはラッキーでした。
店の佇まいから斜めのテーブルまで全てが「店の味」です(笑
一昨年の反省を活かして、今回のオーダーは「鰻重を丼で」。3000円。昼飯に3000円だよ〜、どこのブルジョアだよ〜(笑
この後の摂生生活は覚悟の上だわさ!
奇しくも東北地方も梅雨明けしました。土用の丑の日前日と言うことで、懐具合に余裕のあるご近所の勤め人はこの店目指してやってくるんでしょうなぁ。混雑する前にいただけるのはありがたい。
タイミングがよかったのか、それほど待たずに提供となりました。鰻丼と漬け物と肝吸い。鰻、でかい!嬉しい!文句ない〜。鰻、ふっくらしていて柔らか〜い。けっして水っぽいわけでもなくて身は締まってる。皮も香ばしくしっかり焼き上がっていて嫌みがない。タレも甘過ぎず辛すぎず、鰻の旨味を損ないません。ご飯もふっくら炊きあがっていて、鰻ともタレとも相性良く渾然一体感がハンパない。
やっぱり鰻丼は奮発すべきですね。ケチると後半はタレご飯で鰻の余韻を味わうだけになってしまいますが、今回はしっかり最後まで「鰻丼」でした。食後に「鰻丼、喰った〜」という気持ちにさせられるのですから、この幸福感と満足感を考えれば3000円は高くないです。いや、高いけど、でも高くない。何を言ってるんだ(笑
鰻丼の「小」が1800円、「中」が2600円だったら、鰻重3000円の方が鰻を満喫できてお得だと思うのは私だけでしょうか?
漬け物は古漬けって感じ。肝吸いはあっさりした味わい。鰻丼はこの丼一つがすでに完成された1品。最後にお茶をすすって「あぁ、食べた。ごちそうさま」って気持ちにさせられます。
美味しかったです。
強いて言うなら、厨房で炭のはじける音がうるさかったかな(笑
ラーメンをしばらく我慢して、また鰻丼食べに来ようかしら(笑
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