公式の開店時間は11:30ですが、いつも結構早めに店を開けてくれます。が、本日は11:25のオープン。くまがいには珍しく「遅い」(笑
それでもカウンターに着席はできたのでラッキー。券売機制で、いただいたのは当然、冷たい肉そば800円。開店直後で混雑していたので、提供まで時間はかかりました。
昨年はつけ麺バージョンでしたが、今年はスープとそばが一つの丼に盛られたバージョン。だからというわけでもないんでしょうけど、昨年は麺の上に葱と海苔がタワーのごとく堆く積まれていましたが、今年の盛りはそれほどでもありません。昨年のそれを見てしまうと、インパクト的には少々物足りない気もしないではありません。
麺は細麺。冷水で締められているため、そこそこの歯応えですがゴリゴリした感じではなく弾力のある感じ。なんとなく、中華麺と蕎麦の中間のような印象を受けました。
スープは昨年ほど辛くはなく、マイルドにまとめた感じ。こちらもラーメンと蕎麦のハイブリッドな印象です。冷たいスープはあたたかいスープに比べてバランスが崩れるとすぐにしょっぱさのカドが立ったり、逆に風味が立ち上らないぶん物足りなくなったりするのですが、このスープは申し分なし。旨味・辛味のどちらも突出することなく、麺とトッピングを上手くまとめています。
トッピングは海苔、葱、ゴボウ、バラ肉、胡麻、揚げ玉と、昨年のバージョンと同じ。甘辛く煮たゴボウとバラ肉は絶品で、これがあってこその「くまがいの冷たい肉そば」です。生卵が付いてくるので、私は黄身だけ入れるのが好きです。半分くらい食べたところで卵を投入。辛味が抑えられてマイルドになり、なおかつ味に奥行きがうまれます。
毎年、多少の違いはあれど、食べてみるとやっぱり「くまがいの冷たい肉そば」だなぁ、と安心します。今年も安定の美味さ。提供期間中に、もう1回くらいは行っておきたい。
【このカテゴリーの最新記事】