ビルの細い路地をずずずいっと進み、看板のあるドアを開けます。ガラスの入ったドアをさらに開けて、ようやく店内に辿り着きます。なんとなく秘密めいているというか、知る人ぞ知る感が漂います。ドアの向こうに待っているのは券売機(笑
久しぶりすぎて、ほとんど初めてと言ってもいいくらいなのでオーソドックスにラーメンBIG730円をオーダー。カウンターのみとは言え10席以上はありそうな店内が満席で、順番待ちの椅子にも結構な人数が。お昼時とは言え、なかなかの人気ぶりです。しかしこの順番待ちの椅子、ロープでつながれていて隣との間隔を調整できないのが「いづい」。隣との間隔が狭くて座りづらいです。
しばらく待ってようやくカウンターへ。油の量、味の濃さ、麺の茹で加減をオーダーできます。油少なめ以外は普通でオーダー。混雑していたので提供までも結構時間はかかりました。いただいたラーメンは、はるか昔にいただいたBIGのラーメンの記憶を呼び起こしました。うん、確かに前回もこんな感じだったかも(笑
トッピングは大判の海苔3枚、ほうれん草、チャーシュー、キャベツ。メンマ・葱が入らないのが横浜家系の特色?生キャベツってあまり好きじゃないんだが、このスープには合うと思えるのが不思議。トッピングが多くて、麺を食べるバランスに苦労しました(笑
海苔もスープに浸すと割けるタイプで満足。チャーシューも大ぶりでトロトロで美味しかった。
麺は断面の丸いストレートの太麺。これぞ横浜家系って感じ。比較的柔目の茹で上がりで食べやすい。
スープは言うまでもなく豚骨醤油。この麺とこのスープがあってこその横浜家系。
おいしくいただけたし、胃にもお重くなかったし、夕方に胸焼け胃もたれもなかったので、文句はありません。とは言え、加齢もあってか横浜家系ラーメンは、私はあまり食指は動かないかも。一度食べると満足しちゃって、次に食べるまでスパンが空きそう。最近ではあんなに好きだったとがしグループの店に行く間隔も空いているし、やっぱり重めのラーメンは厳しい年齢になっているのかな (´・ω・`)ショボーン
そう考えると、本家・二郎はこのまま行かずに終わりそう(笑
卓上調味料で味を変えながらいただく楽しみもあるし、美味しくいただきました。年齢という個人的な事情で短期のリピートは厳しいかな、とは思いますが。
店内、いろいろとアングラというかパンクというか、そんな雰囲気で面白かったです。やっぱり若い方をターゲットにしているんでしょうね。客層も学生風の方が多くておっさんはちょっと場違いだったっかもしれません。
スープまで完食すると「まくり券」というのがもらえて、1ヶ月は好きなトッピングが無料で何度でも追加できるそうです。私としてはそもそもスープまで完食なんてできないし、まくり券をもらっても1ヶ月以内にリピートするとは思えません。我ながら身の程を知るのは大切な事だなぁと思います。
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