個人的にはこちらのお店、定期的に訪問したくなるほどストライクなお店ではないのですが、羅臼昆布を使ったラーメンは超お気に入りです。限定メニューを追いかけない私でも、羅臼昆布のラーメンだけは外せません(笑
と言いつつも、実は当初は羅臼昆布出汁のラーメンは6月いっぱいの提供予定だったそうです。それを知った私としては「あぁ、しまった、しくじった!」と激しく後悔したのですが、「好評につき7月いっぱいまで延長!」との追加情報を知り、小躍りして喜んだものです(笑
開店直後の訪問だったので、駐車場もまだ空いていましたし、カウンターに座ることも出来ました。注文は言わずと知れた、羅臼昆布の塩ラーメン。850円。
ここで見逃してはいけないのは「醤油ラーメン専門店が作る塩ラーメン」という点。そうか、考えてみれば勝は醤油ラーメン専門店か。今までの羅臼昆布出汁ラーメンも全部「醤油」だったっけ。なんでまた「塩」でやる気になったんだか。
そこらへんの事情はさておき、美味しければ文句はありません。
チューリップ型の径の大きな白い丼は、こちらのお店が限定麺でよく使う器。その真ん中に鎮座ましますラーメンは、なんとも綺麗なビジュアルですね。トッピングは白髪葱と万能葱、味玉半分、メンマ、チャーシュー。チャーシューは大ぶりで見た目もいいし、味ものっていて美味しい。味玉は黄身が固めでスープを汚さないのもいいし、味もしっかり入っていて美味しい。メンマは薄味でサクッとした食感。
麺は白くて細いストレート麺。ザックリした食感のものではなく、チュルンとしたモッチリ麺。スープとの相性も良く文句ないんだけど、後半ちょっとヘタリ気味になるのは仕方がないのかな。
スープは、最初こそ薄味で物足りないかな、という印象を持つけど、馴染んでくると全然そんな事はなくて、繊細で上品な旨味に夢中になります。このテの丼はスープをあおることができないので、レンゲでチマチマ飲まなきゃいけないのが難ですね。まぁスープを節約する丼だから仕方がないんだけど。
醤油とは違い、出汁の旨さで最後まで引っ張るラーメンって感じで、羅臼昆布を使うなら塩の方がより旨味を引き出せるんじゃないかと思いました。美味しかったです。満足しました。
それにしても店主の接客って、確かに元気は良かったかもしれないけど、こんなにノリノリだったかな(笑
11:30〜 水曜定休
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