名前からして比内地鶏を使ったラーメンを出すのかと期待していってみました。駐車場はないので、近所のコインパーキングを使います。
お店は居抜きかな?以前、ラーメン屋さんだった頃にお伺いしたときと店内は変わっていな様な気がしました。カウンターの他に奥にテーブル席があるようですが、暗くてよくわかりませんでした。いずれにしても、手前のカウンター席に座ってメニューを眺めます。比内地鶏ラーメンは、醤油と塩があってそれぞれ780円。それぞれのワンタン麺が850円。価格差を考えるとワンタン麺の方がお得なような気がします。ワンタン麺を塩でいただきました。
ちょうどお昼時でしたが、カウンターは8割程度の埋まり具合。お客さんが退店してはそのタイミングでまた客が入ってくると言った感じ。
トッピングは葱がこんもり盛りつけてあり、トッピングも多様で見た目には豪華です。葱、万能葱、糸唐辛子、メンマ、鶏チャーシュー、煮卵半分、ワンタン。鶏チャーシューは、鶏つくねをスライスしたような感じ。アイディアはいいと思うけど、それほどそれほど美味しいものでもない。ワンタンは5個も入っていて餡もバッチリ詰まっているのでお得感が強いのですが、肉餡が餃子みたいな印象。鶏肉ではないと思います。こういうところが、ちょっとね。
麺はよくある中華麺で特徴を感じません。業務用のむにゅんとした食感。スープが熱々なので、後半ヘタリ気味になります。麺量は多めなので食べ応えはありますが、ちょっと飽きるかな。
スープは、本当に比内地鶏を使っているのかな?と思うような凡庸なスープ。鶏出汁で美味しいラーメン屋さんというと嘉一、くまがい、桜木製麺所、火鳥が思い浮かびますが、そのどれとも似ていません。個性的で美味しいのなら発見ですが、特徴がなく普通となると、ちょっと厳しい。
麺上げをしていた方が店主さんかな?挨拶は元気良くて好感が持てます。また会計をしていたバイトと思われる若い女性は大変丁寧な接客で感心しました。
店員さんが来ていたTシャツに「熊さん製麺」と書いてあったので、系列とか直営店なのかな。
ワンタン麺なら、味の好みはともかくコストパフォーマンスはいいかな、と思います。逆にラーメンだと高い印象を感じます。
【このカテゴリーの最新記事】