某番組でそう放送されるまで、誰一人としてそんな自覚はなかっただろうし、まさしく寝耳に水。それぞれに「流行ってんの？」と確認しあい、それぞれに首をかしげたこと間違いなし。
だったらいっそのこと、せっかくだから既成事実を作り上げてしまえと言わんばかりに、突如としてあちこちの店で麻婆焼きそばを売り始めたわけですが（笑
そんな「作られた嘘の流行」以前から、麻婆焼きそばを提供していたこちらのお店。久々に来てみました。
が、増税の影響が影を落としていました。まず「今までは消費税をいただいていませんでしたが、増税を機に消費税を上乗せさせていただきます」との事。ランチタイムは１円単位切り捨て、との事なので730円の麻婆焼きそばは元は680円だったのか？さらにランチタイムはライスがサービスだったのに小ライス100円になっていました。これでは増税以上の値上げと言わざるを得ません。ガッカリです。
で、いただいた麻婆焼きそば730円。辛さの調整が出来るようですが、知らずに普通で頼んでしまいました。でも、普通でも十分辛いです。甘辛の麻婆豆腐で、日本人の慣れ親しんだ、誰もが好きそうな味です。
皿がでかくてビックリですが、量はそれほど多いわけではありません。特に焼きそばはでかい皿の真ん中にこじんまりと麻婆豆腐に隠れているので、最初は「少ない！」と思いました。確かに麺量が多いとは思わないのですが、豆腐が結構腹にたまるので、食べ終えるとお腹いっぱいになります。けっして少ないと感じる事はありません。麺は黄色い細麺で、堅焼きになっています。箸とレンゲを使ってほぐしながらいただきます。麺も麻婆豆腐熱々。熱い、辛い、美味い。文句ありません。
いぜん某店でいただいた麻婆焼きそばは蒸し麺で、麺の量も麻婆豆腐の量も少なく、それでいてお値段は800円と高めだったので、「宮城名物」と宣伝をうった観光者向けのボッタクリ料理かと思いましたが、こちらの麻婆焼きそばなら味も値段も納得です。
それでも以前に比べるとコスパが良いとは言えなくなってしまったのが残念なところ。
かなり繁盛しているようで、お昼前から次々をお客さんが入ってほぼ満席になっていました。
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