実はこちらのお店、この場所に移転前は中華料理店をやっていたのは知る人ぞ知る有名なお話し(?)。ですから、中華料理にもハズレはありません。
お昼時ということもあって、満席にこそならないもののお客さんが入れ替わり立ち替わり訪れます。レギュラーメニューは比較的回転が速いようですが、酸辣湯麺は「勇気」の例にもあるように調理に時間がかかるようで、提供まで結構待たされました。
さて、いただいた酸辣湯麺は「あまの屋」のテイストが出ている上品な逸品。酸味・辛味共にそれほどではありません。餡もトロミのないさらさらしたタイプでスープと同化しています。その餡には様々な野菜が含まれ、かなり手が込んでいることがわかります。豆腐が入っているのも面白いです。
麺は、中華そばに使われる水晶麺ではなく、黄色いウエーブのかかった中華麺。あまの屋としては「中太麺」とカテゴライズしていますが、十分に細麺です。細麺ながらモッチリした噛み心地で、味のはっきりしたスープとの相性をよく考えたチョイスだと思います。
食べはじめの印象こそ辛味控えめですが、食べ終わる頃には熱々のスープとも相まって汗がにじんできました。
あまの屋らしい酸辣湯麺で美味しかったです。
ただ、ここ最近食べた酸辣湯麺としては、いぶしの限定が飛び抜けて美味しかったです。これは個人の好みの問題もありますから、簡単に比較はできませんけどね。
10:45〜 月曜定休
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