仙台・宮城のおひとりさまランチ日記

東日本大震災から３年目となる今日、お昼は塩釜でいただくことになりました。奇しくも３年前の今日も、塩釜にいました。とは言え当時は午後から塩釜入りし、塩釜で震災に遭いました。よく津波に巻き込まれずに帰宅できたものだと、九死に一生を得た強運に感謝したものです。
塩釜は、もちろん海産物のメッカですが、老舗の中華そばの宝庫でもあります。が、今回はあえてそれらを選ばず、新規開拓にチャレンジ。
今回初訪問となった日乃出庵は、幹線道路から一本入った一方通行路にあります。先日たまたま通りかかった時に見つけたのを思い出して行ってみました。蕎麦屋さんなのですが、ご多分に漏れず中華そばもありました。いや、この店では「ラーメン」の名称になっていましたね。蕎麦屋にしては珍しい。
そんなわけでいただいたのはラーメン500円。
立地が悪いからあまり繁盛していないのかな、と思いきや、私が入った直後に次々とお客さんが入って、ほぼ満席となってしまいました。タイミング良く入れてラッキーでした。
こちらのラーメン、蕎麦屋のラーメンにしては珍しく中太麺です。ちょっと柔らかめのモチモチした食感。茹ですぎという感じではなく、こういうタイプの麺なのでしょう。なんでも使っている麺は全て自家製麺だとか。こだわりの結果がこの麺になったのかな？
スープは、今まで食べたラーメンのどれにも当てはまらない、甘いさでちょっとビックリ。強いて言えば、ショウガの効いていない深川食堂みたいな感じ？あれよりも甘いですね。油もちょっと多めに感じました。
チャーシューは脂の少ないタイプで薄切り。メンマも甘いです。
初めて食べるタイプのラーメンで、なかなか新鮮でした。好みかと言われると、ちょっと微妙ではありますが（笑
ランチセットも充実しており、麺もご飯も食べたいお客さんにはオトクですね。ラーメンは、麺量は私には丁度いいくらいだったので、成人男性にはちょっと物足りないかもね。