山形に行く用があったので、せっかくだから蕎麦でも食べようと思いました。
基本的に滅多に行けない場所の店にわざわざ行くことはしないのですが、月イチくらいでは行くし山形の麺文化を知りたい気持ちもありました。
いつもの道中に何件か店はありますが、せっかくなので人気のお店に行ってみたい。何件か候補を挙げたのですが、コロナ禍と言うことで営業スタイルが変わっているとか、麺が固いとかいう店はパス。「はくよう」も人気でしたが何度か行っているので今回はパス。
道すがら行きやすい「肉そば 舞鶴」に決定。ただ、クチコミを見ると大繁盛・行列必至だとか。不安ではありましたが、行ってみると平日だからかそれほどの行列ではありませんでした。駐車場は満車でしたが「裏に駐車場あります」の看板を見つけて、裏の駐車場を探してウロウロ。土地勘もないので結局見つけられず、店に戻ってきたら運良く1台分空いていました。ラッキー。
店の前に待っているお客さんがいましたが、名簿に名前を書くシステムだったので、名前を書いたところで店員さんが現われ、前の客と一緒に私も店内に招かれました。テーブルはいっぱいでしたがカウンターが空いていたのでラッキーでした。
メニューがたくさんあって迷います。メニューを見ても山形麺事情には不慣れなのでイメージできません。事前に調べた時に人気だった舞鶴セットUをオーダー。880円。こちらは肉そばと肉中華の相盛り。冷たいのと暖かいのを選べるので、冷たいので。天ぷらもゲソ天と鶏天を選べるのでゲソ天で。別にゲソ天が好きなわけではなく、山形で天ぷらと言えばゲソ天が有名なので。
店内混み合っていたので、しばらく待って着丼。情報にあったように、双子丼です。面白いけど、丼を煽ることは出来ませんね(笑
麺はハーフサイズといった感じでしょうか、2つで1人前。天ぷらはカボチャとシシトウとゲソ。漬け物とゼリー付。
肉そば、麺は冷たくても細くてしなやかでスルッと入るタイプ。山形の蕎麦というと、太くて固くてゴリゴリが多いイメージがありますが、こちらの蕎麦は私の好きなタイプで安心しました。つゆもあっさりしていますが物足りなさは感じる事なく、麺とも相まって「丁度良い」美味しさ。鶏肉は小さめ、薄くスライスされていてコリコリした食感。これも美味しい。
肉中華は、麺はやっぱりツルンとしたしなやかな細麺。ムニュンとした弾力でそれこそ「冷たいラーメン」。スープもやっぱりあっさりした感じだけど、麺との相性を考えると無難な感じ。暑い時に食べたら、たぶん何も考えずスルスル食べれるんじゃないだろうか。こちらもスライスされた鶏肉が乗っており、食感を楽しめます。
天ぷらはそれぞれ、サクッと揚がっていて歯触りが良いです。天つゆは甘め、あっさり目で素材の味を消さない感じ。カボチャは大きい。ゲソ天は小さいけど、私としてはこれくらいで丁度良い。店によってはすごくデカくて、噛み切れなくて、食べるのに苦労するゲソ天を出してくる事もあるけど、あくまで主役は蕎麦なので、ちょっとつまむ程度で十分です。
確かに麺量は少なめに感じましたが、いろいろ楽しめるので満足です。肉中華の評価はさておき、蕎麦は私の好きなタイプなので満足です。この店は、また来たいですね。メニューが豊富だしお値段も良心的なので、いろいろ食べてみたいです。
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