コロナ不況で飲食店が大打撃を受けているにもかかわらず、このタイミングで新しいラーメン店が続々オープンしています。正直、やっていけるんだろうか?長続きするんだろうか?と心配にもなりますが、そこは勝算があってこそのオープンなのでしょうから見守るしかありません。
そんな中、一風変わったラーメン店がこちら、SNSで見かけたのですが、スープにレンゲが刺さっています(笑
それくらいスープの濃度が濃いって事。しかも1月オープンなんだけど現在、プレオープン中で500円で提供とのこと。話しの種になる事だし、仕事も忙しくないので行ってみました。
プレオープン中は12:30〜1:30までの営業とのことで、12:40分頃に着いたら大行列になっていました。こちらのお店、もともとカウンターのみ7〜8席程度の狭いラーメン店でした。そのせいもあって、回転が悪いのは仕方がない。並び始めてから店を出るまで1時間近くかかりました。店に入ってから知ったのですが、回転が悪いのは食べ終えた後にアンケートに記入しているからってのもあるみたい。まぁアンケートに答える代わりに500円で提供ってのがタテマエだから、そりゃ書くわな。
席が空く毎に店員さんが並んでいるお客さんに声を掛けて店内に入ってもらうシステム。券売機制で、レギュラーメニューが全部500円。迷ったんだけど、旨辛豚骨にしました。が、これが失敗でした。レンゲがスープに刺さるパフォーマンスを見たかったのに、これができるのはドロそばだけらしい。旨辛豚骨は普通のスープでした。残念。
プレオープン中はミニライスサービスとのこと。グランドオープン後もランチタイムはこのサービス、続けて欲しいな。鷹の爪が載っています。スープも赤い。でも、ビックリするほど辛くはない。豚骨臭さもクドサもなく、普通に美味しく楽しめるスープ。正直、マタオマ系のスープを予想してたんだけど、マタオマよりもクセがないしあっさりしているかもしれません。
トッピングはバラ巻チャーシュー、細割きメンマ、ホウレンソウ、刻みネギ、海苔。ホウレンソウと海苔ってあたりがマタオマ系や家系を連想させます。
麺は断面の丸いストレートの太麺。モッチリした食感でスープに合っています。ただ麺量は普通〜ちょい少なめな印象。ミニライスがあって良かった、って感じかな。
スープは底の方をすくうとザラザラした沈殿物があります。粉砕した骨でしょうか?これを醍醐味と感じるか、異物と感じるかは評価が分かれそう。私は旨味を余すことなくスープに投入していると評価したいですね。
店員さん同士も狭い厨房で声を掛け合っていて好感度高い。親方と思われる年配の男性が主に声出ししてるんだけど、気遣いがあって気持ちよく食事ができました。これならグランドオープン後にドロそばを食べに来てもいいかなぁ、と思いました。
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