本当は、こもれ美が監修した味噌ラーメンを提供するラーメン店「347」に行く予定でした。大和町まで仕事で行ったので、ちょっと足を伸ばそうかな、と。こもれ美はこの前、鶏塩を食べたし。
ところがtwitterでカレーをアレンジした限定を出すと知ったので、あっさり心変わりしてこもれ美へ(笑
カレーには勝てません(笑
情報によると、夏に提供した薬膳担々麺のスパイスを使って、店主が他の店で食べて感動したカレーラーメン風に、しかしスープオフのまぜそばにアレンジしたとか。
カレーまぜそばってイメージで行ったんだけど、正式名称は「自家製スパイスカレーの室蘭カレー混ぜそば」だそうです。長いよ(笑
券売機制で1000円。タイミング良く、待たずに入店できました。オーダーを聞いていると8〜9割りがカレー混ぜそば。カレーもラーメンも日本人の国民食ですからね、そのコラボとなるとやはり見逃せない、聞き逃せない、食べ逃せないのでしょうか(笑
先に食券を渡してあるので、それほど待たずに着丼。正直「え?」と思いました。カレー混ぜそばとしてイメージしたビジュアルとは、だいぶかけ離れていました。これ、カレー?モヤシ?何故モヤシ?野菜炒め乗ってるけど?カレー?レモンも添えられてるよ、大丈夫か、これ?
混ぜそばという割りにはスープが多めなのも気になりました。とりあえず、よく混ぜていただきます。一口食べてみると、確かにカレーです。ただし、前述の通りスパイスを調合した薬膳風。いわゆる、私がイメージするドロドロの日本風のカレーライスではなく、本場のカレー。
おぉ、こういうアプローチで来たか。確かに「カレーラーメン」と言うと、私がイメージするようなラーメンにカレールーをかけたものが多いのですが、スパイスを調合したカレーラーメンという手法も、当然あるわけですよね。辛さは主張せず、本当に香ばしくてエスニック。薬膳を実感します。
麺は平打ちの縮れ太麺。モチモチとした弾力のある麺で、タレとの絡みもいいし食べ応えもあります。
途中でレモンを搾ると、柑橘系の香りと酸味がプラスされ、サッパリした印象に。
混ぜそばにしてはタレが多めで、麺を食べ終わるとやっぱりタレが余っています。ミニライスが付くのは嬉しいですね。ミニライスを残ったタレにダイブ。タレ多めなのでカレーライスと言うよりも、カレーリゾット風。余さず最後までいただきました。まさに堪能。こもれ美らしい逸品で、唯一無二のアイディアを言っても良いでしょう。
食べている間は辛さはほとんど感じないので、カレー=辛さが正義と思っている私みたいな人には物足りないというか、拍子抜けかもしれませんが、食後にジワジワ汗が滲んでくるところをみると、内側から効いてくる辛さなのかな。そこも含めてスパイス系のカレー、薬膳カレーなのかもしれません。
もう「流石」としか言いようがない。本当に美味しかった。
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