坂内製麺から改名してから、初訪問。私も以前書いたと思うけど、喜多方ラーメンの有名店「坂内食堂」とは縁もゆかりもない。こちらは平仮名表記になったように「さかうち」だし、あっちは「ばんない」。でもあっちの方が有名だから、やっぱり「ばんない」と読まれるだろうし、「支店?」と思う人がいても不思議ではない。むしろ、よく今までその店名で営業し続けたなぁ、と感心するくらい。改名して、店主もお客さんもスッキリしたのではないだろうか(笑
オープンからしばらくは「喜多カ」の名前の入った丼を使っていたことからもわかるように、喜多カとはなんらかのつながりがあるお店です。どういうつながりかは、知りませんが(笑
コロナの影響でテイクアウトを行うラーメン店も増えましたが、こちらは母娘二人で営むカウンターだけのラーメン店という事もあってか、テイクアウトには手を出さず、自粛強制期間中は店を閉めて凌いでいました。強制解除になって再開と同時に、限定メニューだった「魚介豚めん」を終日提供、生姜中華そばもレギュラーメニュー化したとの事ですので、応援の意味を込めて久々に訪問してみました。女性が頑張ってると言われれば、応援したくなるじゃん(笑
11時から開いているので早めに行ったのですが、お昼前ですでにほぼ満席。カウンターのみのお店なので他の店みたいに「1席ずつ空けて」なんてやったら全然お客が入らないので、席は詰めて着席。オーダーは魚介豚めん。850円。女性のラオタさんでも「ぺろっと食べれました」なんてtwitterに載せているので、二郎系苦手な私でも美味しくいただけるのではないかと思って、二郎系に久々挑戦。中太麺と太麺から選べるので、太麺で。ニンニクの有無も選べますが、当然「有り」でお願いしました。中太麺は、レギュラーメニューの中華そばに使われている麺と同じもののようです。
着丼。ハート型にくり抜かれた海苔が可愛い。可愛い印象とは裏腹に、盛りはやはり二郎系。え?イメージしていたものよりも全然ボリュームあるんだけど?大丈夫か?オレ(笑
モヤシの下から麺を引っ張り出しつつ、モヤシを麺の下に沈める、いわゆる「天地返し」ってヤツ?をやりつつ、麺をすすります。捻れの入った太麺は、かなり弾力があります。ゴリゴリの固茹で麺ではないので、モキュモキュと咀嚼してゆっくりつきあえばそれほど負担でもありません。スープは意外にもあっさりしたテイスト。名前の通り「魚介」の旨味が前面に出ています。チャーシューは二郎系にしては大人しめですが、炙ってあるので香ばしく、ホロホロで美味しかった。
量的には1.5玉との事で、苦しい、食べきれない、というほどではないのですが、後半、飽きてきます。二郎系って、たいていそうだよなぁ。一方で、二郎系であるにもかかわらず、食べた後の後悔はなかったし、夕方に胃もたれ、胸焼けもなかったし、消化しきれなくて夕ご飯に影響が出るという事もなかった。そういう意味では「優しい二郎系」って感じでしょうか(笑
女性ラオタが言うように「ぺろっと」というわけにはいかないけど、結構食べやすい二郎系でした。ゴテゴテ・ギトギトではなく、美味しかったしね。
twitterでの誤字から名前が付いた「まぜそばばーん」や、生姜中華そばも食べてみたいです。
月曜定休 11:00〜
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