こもれ美で限定メニューの背脂豚塩そばを始めたと言うのは知っていました。
が、紆余曲折あって、現在はこれのみの提供。出来が良かったらしく店主がいたくお気に入りらしいというのは良いことなのですが、一方でコロナウイルスのせいで行政からは外出自粛要請はでるし、地元の感染者は増える一方だし、それぞれに気が気じゃない。飲食店も小売店も、店を閉めれば売り上げが下がるだけだし、店を開けても売り上げは伸びない、挙げ句に感染者が出たら大変だ、と四苦八苦しているのは痛いほどわかります。こもれ美もそんな状況下で、苦肉の策。メニューを1本に絞ることで回転をよくして感染リスクを避けたいという狙い。
事情はさておき、今回の作品は「引き算」で完成させた一品で、調味料は塩と砂糖のみとのこと。店主のセンスが問われるラーメンです。レギュラーメニュー時代の豚そばも美味しかったので、期待しています。
到着は11時過ぎ。土曜日であるにもかかわらず駐車場には空きが。やはりみんな出かけないのかな。でも店内は満席とのことで、外のベンチでちょっとだけ待ちます。麺メニューは背脂塩そばのみで、トッピングで価格に差が付きます。背脂の量を選べるので「小」でいただきました。それと茶碗カレー。780円と250円。普段はサイドメニューをオーダーしませんが、カレーなら食べたい。
店主の狙い通り、回転は速いようで、それほど待たずに着生、着丼。卓上調味料が充実しており、カスタマイズしてどうぞ、とのこと。
スープは、これが豚出汁の旨味なのかわかりませんが、確かに以前食べた豚そばを思い出させます。調味料が塩と砂糖だけとは思えないほど、旨味がしっかり出ています。
トッピングはチャーシュー、メンマ、刻みタマネギ、背脂。メンマは細目のが多めに入っています。チャーシューはホロホロで美味い。刻みタマネギは背脂との相性を考慮してチョイスしたのかな?確かに長葱よりも合うかもしれません。
麺は白いストレートの中太麺。ムニュンとした食感。麺量は普通かな。スープとの相性も良いです。
茶碗カレーは、まさに日本のカレーライス。ご飯が結構しっかり盛っているので、カレーは少な目に感じました。私的にはもうちょっとご飯少な目・カレールー多めの方が良いんだけどな。辛さはホドホド、万人向けの仕上がりです。
こもれ美らしいこだわりが表現されていて美味しかったけど、スープはちょっとしょっぱめかな。あくまで背脂に負けないようにってバランスかもしれないけど。
とにもかくにも早くコロナ騒動が落ち着くことを祈ります。
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