鶏出汁魚介醤油らーめんを出すというので行ってみました。
現在のメニュー構成は、濃厚=鶏白湯、淡麗=鯛出汁となっていますが、以前は淡麗に鶏出汁もありました。紆余曲折あってメニューが整理され、現在のラインナップになったんだけど、淡麗鶏出汁も結構美味しかっただけに残念でなりません。そんなわけで、限定とは言え淡麗系の鶏出汁らーめんが食べられるのは嬉しい。
店主一人のワンオペ営業。そんなにお客さんが押し寄せる店ではないとは言え、お客さんが重なったら大変だよなぁ、と思いつつ、私が在店時は5人の注文を難なく捌いていました。
それほど待たずに着丼。見た目は、どのメニューもほとんど同じです。ですがスープは、鶏の旨味と魚介の旨味が合体した、優しい味わい。鶏出汁と魚介出汁の合わせスープはそれほど珍しくはないのですが、どの店にも似ていない独特の味わいで、形容のしようがありません。重層で複雑なのか、シンプルに素材の旨味を出しているのか、それさえも判別不能。唯一無二の美味しさです。
麺は全粒粉入りの茶色いストレート麺。小麦粉を変えたとか?ツルモチ系ではありますが弾力が強いです。噛み応えがあって美味しい。スープとの相性も良いです。
丼を覆い尽くすチャーシューは、厚みこそないけど食べ応えは十分。肩ロースだそうで、ほどほどの硬さとほどほどの柔らかさ。メンマもサクッとした食感で美味しい。葱は2種類、他にナルト。
難を言うなら、スープが少ない。もっと飲みたい!という衝動に駆られる美味しいラーメンでした。
メニュー表を見ると、ナルト以外は全て自家製とのこと。無化調とは書いていないけど、今までの経緯からして無化調に近いラーメンなんじゃないのかなぁ。ここはもっと評価されてもいい店だと思うんだけど、現在ワンオペだし、あまり混雑するのも困るというのがファンの本音だったりする(笑
11:30〜 日曜定休
仙台市宮城野区栄2丁目2−27
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