以前は赤い看板でいかにも「町の中華料理店」って感じだったけど、今度は黒い看板でいかにも「今時のラーメン店」って感じになりました。それにしても、近所に「最上」という会津ラーメンの老舗店があるのに、なんで「MOGAMI」なんて名前にしたんだろうね。駐車場にはしっかり「麺煌最上」と漢字で書かれているし。
ネットで事前に情報を仕入れて行こうと思ったんだけど、「行った」「美味しかった」「鶏出汁」「麺組のお弟子さん?」「いや、渓流・天狗山の関係?」といった情報は見かけるものの、開店時間と定休日は誰も記録してくれていない。仕方がないのでイチかバチかで行ってみました。
お昼の忙しい時間帯は過ぎた頃の到着でしたが、店内はほぼ満席。駐車場は5台分あり、余裕があったのですが。近所の方かな?券売機制。メニューはよく覚えていませんが、醤油・塩・味噌・煮干しがあったような気がします。今回は初訪問なので醤油を。770円。
カウンター8席程度、テーブルは3卓だったかな?なかなか繁盛しています。しばらく待って着丼。第一印象は「丼、小っさ!」でした。田中そば店方式ですね、小さめの丼に麺とスープがぎゅうぎゅうに詰め込まれている感じ。丼が小さいだけで、麺量が少ないわけではありません。丼が小さくてスープが少ないので、スープを飲み干すにも抵抗がありません(笑
スープは鶏出汁が濃いですね。過日の煖々は貝出汁が濃かったですが、こちらは鶏出汁がギュッと詰まった感じ。鶏ラーメンのお店はいろいろありますが、これほど鶏出汁の主張が強いのは珍しい。麺は四角い断面のストレートの細麺。固めのツルモチ系で、スープとの相性も悪くありません。麺量は普通。丼が小さいだけです(笑
トッピングはネギ、メンマ、鶏チャーシュー、鶏つくね。メンマは味付けメンマになっているのかな。鶏チャーシューとつくねは餡かけみたいにベールをまとっていますね。チャーシューは親鳥と言うほど固くもなく、若鶏と言うほど柔らかくもなく。適度な噛み応えがあり、美味しいです。つくねもしっとり柔らかくて食べやすい。
総じて、なかなか優秀なラーメンだと思いました。ただ、通いたくなるラーメンかというと話しは別。煖々もそうなんだけど、確かに美味しいんだけど毎日食べたいかというと、そうは思わない。普段使いと言うよりも、特別な日のラーメンって感じ。それは味もそうなんだけど、値段の問題もある。もちろん店のコンセプトをどこに持ってくるかは店主のプラン次第なんだろうけど。
鶏出汁ラーメンが好きな友人には勧めたいとは思うな。
11:30〜 月曜・第三火曜定休
仙台市若林区中倉3-16-19
クリックお願いします m(_ _)m
【このカテゴリーの最新記事】