それがこの日は珍しく駐車場に空きを発見。迷わず車を入れて店内へ。
券売機制。ご無沙汰しているうちにお値段が変わったような。以前は醤油と塩で価格差があったけど、どちらも800円になっています。醤油か塩か、一瞬迷って今回は塩にしました。
和え玉のボタンが気になったのですが、とりあえず保留。荒町の「ふじやま」のような味付け替え玉でしょうか。
久々にいただいた塩そばは、以前のイメージ通り、濃いね。貝出汁が凄い。エグミ一歩手前くらいまで旨味を凝縮している感じ。ただ、これはやっぱり「貝出汁」であって「貝」じゃない。そこがいい。「だし廊」「58」の貝出汁ラーメンは、「貝出汁」というよりも「貝」そのものって感じで、個人的には「これじゃない」感を拭えない。個人的には、この違いは決定的と言うほど大切な違いだ。私はラーメンが食いたいのであって、貝が食べたいわけじゃない、そんな違い。
チャーシューも鶏と豚の2種類。これも以前と変わらず。鶏チャーシュー、ふっくら。どうしたらこんなにふっくら鶏に火を通せるのか師事したいくらい。豚も味の入り方も申し分なくホロホロで美味しい。違った食感と違った味が楽しめるのは嬉しい。メンマは穂先メンマで柔らかい。ネギ2種類も良い仕事してます。麺は、いわゆるパッツン系のストレートの細麺。最近流行りのラーメン店が好きなタイプの麺だね。個人的にはツルモチ系が好きだけど、これだけスープに個性と力強さがあると、麺も歯応えのあったほうがいいのかな。
美味しかった。あまりにも美味しくて、つい欲が出てしまい、和え玉を追加してしまった。250円。小腹な私、大丈夫か?フルに2玉だよ、細麺とはいえ。和え玉は「生姜」に×が付いていて、この日は「山葵」だけでした。和え玉には端切れチャーシュー、海苔、ネギ、魚粉が載っています。これで250円なら妥当か。「和え玉のみのオーダーは不可」と注意書きがあったけど、当たり前と言えば当たり前だけど、これだけでも十分にメニューとして成立しそうなのが怖い(笑
タレが底に沈んでいるので、まずはかき混ぜてまぜそばのようにいただきます。が、まぜそばのようにスス−っとすすったらワサビの風味がダイレクトに気管を刺激してむせそうになった(笑
あぶねぇな、この和え玉。しかも美味い。こりゃ和え玉だけ頼みたくなる気持ちもわからなくもない。なんか塩中華に残ったスープに浸してつけ麺にするのももったいなくて、和え玉だけ食べました。レンゲに乗せて、すすらないように注意して(笑
ちょっとだけレンゲにスープをすくって和え玉の麺と和えてみたけど、これはこれで美味しい。でも最後に貝出汁のスープを完飲したかったので、やっぱりスープは温存。
塩中華も和え玉も美味しかった。しめて1050円は痛かったけど、それだけの価値はあると思う。あると思うけど値段との兼ね合いで、やっぱりしょっちゅうは来れないな。
店舗からちょっと離れたところに3台分の駐車場が増設されたようです。ちゃんと「煖々」って札でも出てないと見つけられなさそうだけど・・・。
11:00〜 水曜定休
仙台市若林区六丁目字左近掘2−25
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