シングルマザー始めました。

前回、なかなか学校に顔を出さない長男にしびれを切らして家庭訪問にきた担任の先生。

前回の記事「中１不登校長男、カツを入れられる。」はこちらから

「来週はちゃんと来るように」と約束をした日がやってきました。

先生の家庭訪問で、さすがに最低限のことはしなきゃと自覚したのでしょう。
朝から、何かを覚悟したような雰囲気。
学校へ近寄ることも負担になってしまった心では、私には理解しがたい覚悟がいるのだと思います。

でも、家庭訪問の時に先生に言われたある言葉が、響いているような気が・・・

「行きたくないという気持ちを、表現することまでお母さんにやらせるのは甘え過ぎだ」

布団に潜り込んで、何言わずにやり過ごす手段を取っていた長男に対しての言葉でした。

自分の父親に対して不満に感じていたこと。
それは、未だになんでも親任せにして、自分は自信のないことは絶対にしないという逃げの考え。

それを、子供ながらに目の当たりにして、父親に幻滅している長男にとって、
父親と同じようなことを、自分もやっていると指摘されたことがひっかかったようです。

もう少し心が強くなっていれば、学校を休み続けること自体が同じことをしていると気づくんでしょうが・・・
そこに至るのはいつになるのか・・・

夕方、担任の先生から電話が来ました。

この日は、きちんと電話に出てしっかりとした口調で、いく約束をしていました。

これが、少しの成長に繋がることを期待しています。