2016年06月29日
「毒父家族」心理カウンセラー・井上秀人さんの著書から思うこと@
運命の出会いを感じた本
価格:1,512円 |
心理カウンセラー・井上秀人さんの著書。
「親支配からの旅立ち 毒父家族」
ブログの中でも何度か紹介していますし、私自身も毒父の言葉を使わせていただいています。
子育てにおいて「母から受ける影響」の良し悪しは、古くから語られてきましたし、「愛情不足の子供は・・・」なんて非難されるときに、その対象となるのはいつも母親でした。
でも、この「毒父」という言葉。
私の中では、いままでの心の引っ掛かりの原因が、すべてとれたような開放のキーワードだったんです。
※この記事は、15年の結婚生活を終わらせる決心をする最大の原因に触れる話です。
ちょっと長くなりますので、心の整理のつもりで何回かに分けて書かせていただきます。
異常な支配関係の違和感
「毒父」
それは、ずっと結婚してから感じていた違和感を解決する言葉。
旦那と義父の間の力関係、支配関係が私たち夫婦の関係を悪くする原因でした。
何においても義父の言葉を鵜呑みにして、当たり前のように従おうとする旦那。
それが、それぞれの事情も考えない勝手な意見だったとしてもです。
旦那は私や子供のことを考えたら絶対出てこない考え方をするので、一緒に暮らしている人とは思えないようでした。
そんな現状にそぐわないことは出来ないと思い、従えない理由をきちんと説明しましたが・・・
「父ちゃんの言うとおりにしとけばいいんだ。」の一言しか反論は帰ってきません。
なんの根拠もなくただ従わなきゃならない理由もないので、あちらにとっては反抗的な嫁だったでしょう。
義父にしても、頼り切っている息子にアドバイスしたのに、嫁のせいでそうならないことにイライラするようでした。
究極のファザコン
そんな感じで全てゆだねきって、いいなりになることで満足している旦那。
義父の機嫌をとり喜ばせること、言うことを聞いて実行することを使命とでもいうかのような態度を、私は「究極のファザコン」と思っていました。
そんな言葉しかあてはまるものはなかったんです。
実家に家族で訪ねるときは、必ず自分がどれだけ子供の面倒を見たか、子供をどこに連れて行ったやったとかなど、さもいつもしていることのように報告します。
いつも言われなきゃ動かない何もしない受け身の旦那でしたが、その口ぶりはいつも自分で考えて、家族に時間を費やしているいい父親を演出していました。
そんな違和感しかない自慢話を一生懸命に話すんです。
でも、ちょっとしたことで旦那の褒めてもらいたい気持ちに水を差すような、義父の指摘が必ず入ります。
「これはこうした方がよかったんだ。おれに相談してたらうまくいったのに。」
「まだまだ、俺が言わないとダメだな。言うとおりにやっとけば間違いないんだ。」と。
必ず、最後はダメ出しで終わる会話で、悦に入った義父が一人で高笑いしている、そんなおかしな団らんがいつものことでした。
心理カウンセラー・井上秀人さんの「親支配からの旅立ち 毒父家族」は、
井上さん自身の体験である実父(ここでは毒父)の支配との葛藤と、その支配がどれだけ人生を生きにくくするものかを書いています。
自分を客観的に見ることの出来る著者は、毒父の支配から解放されましたが、その支配にどっぷり浸かって安住の地にしている人もいるんです。
それを、家族も強要される。
実父ではない私にとって、その支配が子供にまで及ぼうとしていることは阻止したかった。
選ぶ道の選択肢はいくつもはありませんでした。
つづきは次回の記事で。
あなたの生きにくさはどこからきているのかわかっていますか?
親からの行き過ぎた干渉、支配だったかもしれません。
価格:1,512円 |
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