シングルマザー始めました。

若い時からの考え方のクセでしょうか？

一つのことに挫折したり、見切りをつけようと決めた時の自分の行動。

例えば、転職の時、恋人と別れた時・・・

これは、若い時から同じ行動、考え方をしてしまっている自分がいます。
すっかり、今までのことがなかったようにリセットしてしまうんです。
仕事も全く別の業種に転職してしまったり・・・
住む場所を変えてしまったり・・・

思い起こせば、結婚のときもそうでした。
普通の主婦、普通の母親になりたくて、自分の好きなこと全部、止めてしまった、なくしてしまった。

自分の給料はそのためにあるというぐらいに好きだったことも、すっかり止めてしまいました。
専業主婦になって、自由に使えるお金が無くなってしまったのも、止めてしまった理由の一つではあるけど・・・
今思えば、専業主婦ってお金を使っちゃいけないって、必要以上に思ったせいで、旦那も私がお金を使わないことが当たり前のようになってしまって、ちょっとの趣味も許さないようなことになってしまったのかもしれません。

好きなものは好きなままで、無理してまで自分を変える必要はなかったのにと思います。

今だってそう・・・シングルマザーになったのだからと、好きなもの、打ち込んでいたこと、全てなかったことにしてしまった。
そして、仕事までも生きていくため、子供を養うために必要な挑戦なんて思い、全く畑違いの分野に飛び込んでしまった。
私って、結局自分で自分の首を絞めているのかも・・・
必要以上に自分で自分に足かせをつけて、重いものを引きずらせて生きにくくしている。
今の苦しい状態も自分で蒔いた種・・・そう思えてきた。

リセットするって意味、ちょっと違っているのではと、最近思い始めている。

今までの人生で積み重ねてきたものを無くすことはないのに、またリセットしてしまった私。
何もかも新しくやり直すような年齢でもないのに・・・

これが自分の悪いくせ。

じゃあ、経験に上乗せしていく人生にしていけばいいのだ。
そんな簡単なこと、なぜ今までしなかったのだろう・・・

どれもこれも中途半端で自信がないから、新しいことに挑戦することで中途半端から逃げていたのかな？

もうすぐ５０代。
経験に上乗せする人生にしなきゃ、何も残らない人生になると真剣に思う。
じゃあ、私の経験って何？
子供が自立した後の６０代の自分に繋げることのできる何か・・・

漠然とではあるが、一筋の光は見えている気がする。
これからどう生きるかは、その弱い光に目を凝らして、光の正体を確かめていきたい。