2017年02月10日
生前の母の想い・・・約3年の時を越えて届いた一通の通知はがき
一通の通知はがき
それは、満期のお知らせだった。
互助会の払い込みが満了した。
払い込み開始日は2013年の8月27日と記されていた。
満了日は2017年1月26日。
その通知が今日届いた。
互助会に加入していたことは知っていた。
父の預金通帳から引き落とされていることも知っていた。
ただ、いつまでの払い込みなのか・・・等、
細かいことは頭に入っていなかった。
改めて通知として届くと、いろんな思いが・・・。
思わず涙が滲んだ。
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危機感
母が何かを感じ取っていた。
以前にも記事にしたが、2012年の手帳にこう記してあった。
食事が美味しくない
だるい
誰にでもあるような症状ではあるかもしれない。
しかし、母のそれは違っていた・・・結果論だが・・・。
その頃から・・・いや・・・もっと前から、
母の身体は癌に侵され始めていただろう。
そして、母は何かを感じ取っていたのかもしれない。
その頃だった・・・母がお墓の話を持ち出してきたのも・・・。
私はそんな母をさりげなくあしらった。
そうだね・・・の一言で、話をそれ以上発展させなかった。
まだまだ先の事・・・そういった気持ちが強くあった。
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母の想い
自分に何かあったら・・・そう思ったことがあったのだろう。
まだ自分の病気が発覚する一年以上前に・・・。
隠れ脳梗塞と診断された母は、脳外科に通っていた。
毎年一般健康診断も受けていた。
血圧とコレステロールの治療も続けていた。
母は自分の身体の異常には気付いていた。
母の名義と父の名義でそれぞれ互助会に入っていた。
時を越えて届いた手紙のようだった・・・。
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