2017年10月03日
(今年も)第3回(2017年)「北海道スイーツライドin北&中そらち」に参加してみた【前編】
近年、全国的に町おこしや地域振興、観光促進、知名度アップなどを狙ったサイクリングイベントを行う市町村が増えている。北海道でもちょくちょく見かけるようになりレース系とサイクリング系を合わせると今年は少なくとも30以上のイベントが開かれる(た)(参考:北海道のイベント一覧)。
このうちサイクリング系は半分程度なのだが特に食べるのをメインとしたイベントも複数あり、このうち管理人は去年参加して好印象だった北中空知のスイーツライドに今年も参加することとした。スイーツライドとはその名のとおりスイーツ(甘いもの)をメインとしたサイクリングイベントで北海道・空知総合振興局(旧空知支庁)の北空知と中空知地域にある有名スイーツを各エイドで食べながらエリア管内をぐるっとまわるもの。管理人の住む旭川市の近くにあり参加もしやすい。
※ルートラボはこちらを参照
今年はショートコース(50km)とロングコース(100km)の2種類が設定され、消費カロリーや体力的なものを考慮し管理人はロングコースにエントリーした。
早速当日、自転車を車に乗せて集合地点に出発。隣町の深川市経済センターが集合地点で移動時間は50分程度とかなり近かった。駐車場は市役所裏側に設定され、会場までは1kmほどだろうか。少し移動しての受付となった。集合地点は深川駅のすぐとなりにあり輪行だとかなり良かったかもしれない。
会場には8:20分程度に到着。受付は8:00から8:30までだったので少しギリギリだった。到着して受付ハガキを提出しゼッケンをもらうとスイーツライド恒例のあれが...
そう、伝説の第0エイドである。なんと走る前からスイーツ攻め。これは昨年も経験したのだが朝ごはんをガッツリ食べてくると出発前から大変なことに... 物自体は「米粉クレープ」というもので深川市のBecoで販売されているもの。普通のクレープと違って米粉を使っている分周囲の生地が非常にモチモチでとても美味しかった。
ゼッケンを簡易バックパックに貼って出発を待つ。今年も協賛は北菓楼のようだ。
受付反対側には深川駅が。
8:45の開会式の時間になると今年のサポートライダーが登場。北海道科学大学(旧北海道工業大学)の自転車部がボランティアとしてサポート。ちなみに女性は一人だけみかけた。主催(北・中空知ツーリズム推進協議会)のひとつである深川観光協会の会長からの挨拶があり続いてサイクルフロンティアの代表、石塚さんからの挨拶と注意事項などの説明があった。
9:00になりロングコースがスタート。ゼッケン番号ごとに1〜26が第1グループ。27〜54までが第2グループなど数チームにわけて出発。第4グループまであったのでロングコースの参加者は少なくとも80名以上は居ただろうか。管理人は32番だったため第2グループでスタート。当日会場入りすると自転車で知り合った人が偶然にも同じグループだっため一緒に走ることにした。スタートは経済センターを出て国道233号をまっすぐ進み高速道路(道央自動車道)方面に進む。街中は信号が多いがすばらく進むと
すぐに郊外っぽくなり路肩の広い道路が続く。先導はサポートライダー(北海道科学大学)の人で最後尾も同じくサポートライダーとではさみ先頭から遅れてしまっても道に迷わない仕組み。写真は旭川に伸びる国道12号と今まで走ってきた国道233号が交差する道の駅深川あたりのもの。
道の駅を過ぎて交差点を抜けると今回のイベントで最初にして最難関の戸外炉(トトロ)峠に入る。最初は割りと緩やかに見えるが
この傾斜が結構続く。
高速道路の入り口を越えても傾斜が続き
ニップン四季の森も越えて
まあぶ公園も突き進み(このあたりで坂慣れしていない人は結構キツくなると思われる)
クラーク記念国際高等学校 北の大地元気の泉キャンパスをも越えてまだまだ登る
最後のカーブを抜けると
ようやく第1エイドに到着。約3.5km程度の坂を初っ端から登るハードコース。
エイド側からさきほどの最後のカーブはこんな感じ。左手にみえるのは廃バスをトトロの猫バス風にペイントしたもの。
第1エイドはトトロ峠の展望台駐車場に設けられ結構ひろく、またそこからの景色もかなりよかった。
第1エイドでは深川名物「ウロコダンゴ」と同じく深川のボーダから「黒米むらさきロール」の2種類。特にウロコダンゴは100年前からある老舗銘菓らしくほどよい甘さにモチモチが魅力的なあっさり系スイーツだった。
エイドでは15分程度滞在して出発。トトロ峠はこの駐車場を越えても同じ程度の距離で傾斜が続く。
さらにどんどん進み
進み進み
気が遠くなりつつ、それでもひたすら進む
まだまだ登る
最後の緩やかなカーブを抜けるとようやく下り坂へ。ここからは快速コース。今まで時速10km程度だったのがここからは40〜50kmで下った。下りの途中、T字路を右折し道道79号を進む。いざ芦別方面へ。途中、更科墓地あたりで道道79号から道道4号へ。旭川市のカントリーサインを見たのが記憶に残っているのだがどうやら旭川の端っこを走ってたようで、車で芦別に行くならこの道という道路(北海道道4号旭川芦別線)だった。
道中はゆるやかな下りだったり
平地をひたすら進む。
第2エイドの新城峠にさしかかると上り坂に。ただ、先程のトトロ峠に比べるとかなり楽な坂で割りと走りやすかった。そんなこんなで第2エイドに到着。
エイドは新城峠駐車公園に設けられていた。
第2エイドでは砂川で有名なナカヤ菓子のアップルパイが振る舞われた。このアップルパイ、甘さが絶妙で多分万人が美味しいといえる完成されたアップルパイだった。一日2000個も売れるそうでその理由も納得。なお、8月に放送された「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の『絶景富良野から小樽!行くぞ“夏の北海道”』回に出演以降はお店が激混みらしい。
ここでもエイドでは15分程度だっただろうか。休憩後すぐに出発。第3エイドのスタープラザ芦別を目指す。
第2エイド後も基本はフラットな道が続いた。交通量も少なく非常に走りやすかった。
峠とはいかないが、若干の上り坂を越えると道道224号との合流点となるT字路にぶつかった。あとは国道38号の芦別国道に向かって進み道なりに国道を走ると第3エイドの道の駅「スタープラザ芦別」に到着した。
このエイドも駐車場が広くかつ施設そのものもいい感じのところだった。
自転車のラックは無いためこのように芝生へ。さすがにロングコースの100kmとあってロードバイクがほとんど。クロスが少しとファットバイクを1台だけみかけた。
第3エイドでは芦別市のよねた製菓から「モカ大福」、同じく芦別市のゴトウハウスめるもから「シフォンケーキ」、日本酵素産業より「タングロン」が振る舞われた。このうちモカ大福とタングロンを頂いたが、モカ大福は名前の通り中身にモカコーヒーを練り込んだアンコを用いた大福で内側には生クリームが入る。いつものイメージで大福を食べると良い意味で裏切られる不思議な一品。和と洋の合体といったところ。リピートしたい美味しい一品だった。もうひとつ、牛乳パックに入った「タングロン」は昆布酵素エキスを用いた健康保険飲料でイメージ的には昆布とリンゴ入りの清涼飲料水のようなもの。芦別市周辺の学校給食で出ていたらしい。
と、とりあえず写真が多くて長くなりそうなので前編として今回はここまで、第4エイドからゴールまでは次回の後編に続くことにする。
このうちサイクリング系は半分程度なのだが特に食べるのをメインとしたイベントも複数あり、このうち管理人は去年参加して好印象だった北中空知のスイーツライドに今年も参加することとした。スイーツライドとはその名のとおりスイーツ(甘いもの)をメインとしたサイクリングイベントで北海道・空知総合振興局(旧空知支庁)の北空知と中空知地域にある有名スイーツを各エイドで食べながらエリア管内をぐるっとまわるもの。管理人の住む旭川市の近くにあり参加もしやすい。
※ルートラボはこちらを参照
今年はショートコース(50km)とロングコース(100km)の2種類が設定され、消費カロリーや体力的なものを考慮し管理人はロングコースにエントリーした。
早速当日、自転車を車に乗せて集合地点に出発。隣町の深川市経済センターが集合地点で移動時間は50分程度とかなり近かった。駐車場は市役所裏側に設定され、会場までは1kmほどだろうか。少し移動しての受付となった。集合地点は深川駅のすぐとなりにあり輪行だとかなり良かったかもしれない。
会場には8:20分程度に到着。受付は8:00から8:30までだったので少しギリギリだった。到着して受付ハガキを提出しゼッケンをもらうとスイーツライド恒例のあれが...
そう、伝説の第0エイドである。なんと走る前からスイーツ攻め。これは昨年も経験したのだが朝ごはんをガッツリ食べてくると出発前から大変なことに... 物自体は「米粉クレープ」というもので深川市のBecoで販売されているもの。普通のクレープと違って米粉を使っている分周囲の生地が非常にモチモチでとても美味しかった。
ゼッケンを簡易バックパックに貼って出発を待つ。今年も協賛は北菓楼のようだ。
受付反対側には深川駅が。
8:45の開会式の時間になると今年のサポートライダーが登場。北海道科学大学(旧北海道工業大学)の自転車部がボランティアとしてサポート。ちなみに女性は一人だけみかけた。主催(北・中空知ツーリズム推進協議会)のひとつである深川観光協会の会長からの挨拶があり続いてサイクルフロンティアの代表、石塚さんからの挨拶と注意事項などの説明があった。
9:00になりロングコースがスタート。ゼッケン番号ごとに1〜26が第1グループ。27〜54までが第2グループなど数チームにわけて出発。第4グループまであったのでロングコースの参加者は少なくとも80名以上は居ただろうか。管理人は32番だったため第2グループでスタート。当日会場入りすると自転車で知り合った人が偶然にも同じグループだっため一緒に走ることにした。スタートは経済センターを出て国道233号をまっすぐ進み高速道路(道央自動車道)方面に進む。街中は信号が多いがすばらく進むと
すぐに郊外っぽくなり路肩の広い道路が続く。先導はサポートライダー(北海道科学大学)の人で最後尾も同じくサポートライダーとではさみ先頭から遅れてしまっても道に迷わない仕組み。写真は旭川に伸びる国道12号と今まで走ってきた国道233号が交差する道の駅深川あたりのもの。
道の駅を過ぎて交差点を抜けると今回のイベントで最初にして最難関の戸外炉(トトロ)峠に入る。最初は割りと緩やかに見えるが
この傾斜が結構続く。
高速道路の入り口を越えても傾斜が続き
ニップン四季の森も越えて
まあぶ公園も突き進み(このあたりで坂慣れしていない人は結構キツくなると思われる)
クラーク記念国際高等学校 北の大地元気の泉キャンパスをも越えてまだまだ登る
最後のカーブを抜けると
ようやく第1エイドに到着。約3.5km程度の坂を初っ端から登るハードコース。
エイド側からさきほどの最後のカーブはこんな感じ。左手にみえるのは廃バスをトトロの猫バス風にペイントしたもの。
第1エイドはトトロ峠の展望台駐車場に設けられ結構ひろく、またそこからの景色もかなりよかった。
第1エイドでは深川名物「ウロコダンゴ」と同じく深川のボーダから「黒米むらさきロール」の2種類。特にウロコダンゴは100年前からある老舗銘菓らしくほどよい甘さにモチモチが魅力的なあっさり系スイーツだった。
エイドでは15分程度滞在して出発。トトロ峠はこの駐車場を越えても同じ程度の距離で傾斜が続く。
さらにどんどん進み
進み進み
気が遠くなりつつ、それでもひたすら進む
まだまだ登る
最後の緩やかなカーブを抜けるとようやく下り坂へ。ここからは快速コース。今まで時速10km程度だったのがここからは40〜50kmで下った。下りの途中、T字路を右折し道道79号を進む。いざ芦別方面へ。途中、更科墓地あたりで道道79号から道道4号へ。旭川市のカントリーサインを見たのが記憶に残っているのだがどうやら旭川の端っこを走ってたようで、車で芦別に行くならこの道という道路(北海道道4号旭川芦別線)だった。
道中はゆるやかな下りだったり
平地をひたすら進む。
第2エイドの新城峠にさしかかると上り坂に。ただ、先程のトトロ峠に比べるとかなり楽な坂で割りと走りやすかった。そんなこんなで第2エイドに到着。
エイドは新城峠駐車公園に設けられていた。
※一口かじってから写真を思い出しました ごめんなさい
第2エイドでは砂川で有名なナカヤ菓子のアップルパイが振る舞われた。このアップルパイ、甘さが絶妙で多分万人が美味しいといえる完成されたアップルパイだった。一日2000個も売れるそうでその理由も納得。なお、8月に放送された「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の『絶景富良野から小樽!行くぞ“夏の北海道”』回に出演以降はお店が激混みらしい。
ここでもエイドでは15分程度だっただろうか。休憩後すぐに出発。第3エイドのスタープラザ芦別を目指す。
第2エイド後も基本はフラットな道が続いた。交通量も少なく非常に走りやすかった。
峠とはいかないが、若干の上り坂を越えると道道224号との合流点となるT字路にぶつかった。あとは国道38号の芦別国道に向かって進み道なりに国道を走ると第3エイドの道の駅「スタープラザ芦別」に到着した。
このエイドも駐車場が広くかつ施設そのものもいい感じのところだった。
自転車のラックは無いためこのように芝生へ。さすがにロングコースの100kmとあってロードバイクがほとんど。クロスが少しとファットバイクを1台だけみかけた。
第3エイドでは芦別市のよねた製菓から「モカ大福」、同じく芦別市のゴトウハウスめるもから「シフォンケーキ」、日本酵素産業より「タングロン」が振る舞われた。このうちモカ大福とタングロンを頂いたが、モカ大福は名前の通り中身にモカコーヒーを練り込んだアンコを用いた大福で内側には生クリームが入る。いつものイメージで大福を食べると良い意味で裏切られる不思議な一品。和と洋の合体といったところ。リピートしたい美味しい一品だった。もうひとつ、牛乳パックに入った「タングロン」は昆布酵素エキスを用いた健康保険飲料でイメージ的には昆布とリンゴ入りの清涼飲料水のようなもの。芦別市周辺の学校給食で出ていたらしい。
と、とりあえず写真が多くて長くなりそうなので前編として今回はここまで、第4エイドからゴールまでは次回の後編に続くことにする。
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ファットバイクは僕が見た限りでは1名でしたが意外と軽快に坂を登っていました。でも100kmのコースをファットバイクで挑戦するのはすごいと思いました。
スイーツライドはご指摘のとおり出て来るエイド食がほぼ糖分で、プラス昼食もちゃんとありました。なので全部食べると消費カロリーよりも摂取カロリーが多いという危険なライドです(*´∀`)
僕自身もあまり食べないようにセーブしつつイベントを終えたのですが、夕食で疲れた分結構食べてしまったので、体重は結構増えてしまいました…(*_*)
つわものですね。
さすらいのクラ吹きさん100km走っても、スイーツの食べすぎで、走り終わったら体重が増えているんじゃない。
(*^ω^*)