ニュージーに　移住目指して　うほとほ日記　

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こんにちは。今大阪の自宅。
今までNZにいて全てが夢のような不思議な感覚にとらわれてる。空港バスから見えた元気な鯉のぼりを見て、そうか今はそんな季節なんやなって思った。

子連れで経由便というのはツラかった。もうやるもんちゃうね。子どもの年齢にもよるけどね。若いときはちょくちょく東南アジアとか行った際、よく経由だったから「店みまくるぞー」とか元気にはりきってたけど、今回はそうはいかなかった。あたりまえやけどね。

シンガポールに着いて６時間ほど待ち。病み上がり直後のわたしもちょっとつらくどこかでゆっくり座るor横になりたいってな気持ちやった。店なんて興味ない。ゆっくり寝よーよって。

シンガポール時間の深夜1時25分発なので、次女は待ち時間の間から寝ていた。ゲートが開くころになって長女も就眠。ええーっ
起きてくれんと手荷物検査までたどりつけない。起こして機嫌が悪くならないほうを起こして歩かせ検査終了。

機内もそう混んでおらず他の乗客の人も乗り込んだらすぐ寝てはった。夜中、機内で何やらアレ？っていう、通常とは違う何かが起こった気がして起きたら、長女のおもらし...。あー調子に乗って水分とらせたのがまずかった。

すでにオムツははずれてはいたものの機内でのこういったインシデントは想定外やったけど、とりあえず着替えは持ってたのでまあ、OK。ほんでも寝静まって真っ暗な機内、ごそごそするのは気が引けた。着替えはかばんの底やったしね。

ほんでも汚れたシートの上で寝るの？？　
機内に入る前もらった新聞ひいてセーフ。二人の娘は目を覚まさず機内食（朝食）までずっと寝とった。

予定より早く着いて、スーツケースも早く出てきて、「出るでー、お父ちゃんと息子待ってるでー」ってわくわくして出た。「おかえりー！！」っていう出迎えを期待してたのに、いっつもボーっとしてる我が夫はカートで面前数メートルまで気がつかず、息子はそこらへんウロウロしてていなくて、久々の家族の対面というドラマチックな場面とはなりえなかった。
うちの母も迎えに来てたはずなのにいない。しばらくして待つこと15分。なんかおかしいなって表情しながら母登場。なんでもウイングを間違えてたようで。
出迎えられるほうやのになんでこっちから見つけなあかんかなあ。

なんでこうなるんいっつも。

まったく。簡単にいうと家族わたし以外全員B型。あーいやだっ！！

ほんでも娘がいろいろしゃべって笑わせてほっとしてるだんなや元気な息子の顔みれてホンマよかった。母も帰国後元気にしてるようやったし。

でももう何もできずお昼食べてそれから寝っぱなし。ゆっくお風呂入って（一人で入った〜極楽〜）何もせんと寝た。ときどき話し声が聞こえてた。寝ながら、今はみーんな集合してんねんなーと思った。

帰国一日目は寝て終了。



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体調が芳しくない。

リンパ腺がぐりぐり。眠っても熟睡できなくていっつも緊張してる感じ。長女も次女も咳き込んだりで、家族全員体調不良だ。ちーこなんか今日は朝から「お腹がイタイ」と言い出し、どうも覇気がなく休ませた。そんで嘔吐。

わたしものどがイタイ。ゆっくり寝たい。

これまで仕事も不定期ではいってたし、いまいち生活のリズムができてないんよな。きっと。

そんでちょっと夜寒かったりして、疲れてるからすぐ風邪引いたんやろーって思う。

ちょっとゆっくり寝ます。体がぼんやりします。

みなまさまもお体ご自愛くださいませ。


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こっちはもうすぐ午後7時になろうとするとこ。今、日本は午後3時ってとこやね。終業式を迎えてるはずの息子の通知表はどやったかな？　

こないだ電話したらお父さんに怒られた直後だったみたいでしょぼくれてたけど、割と話してくれた。

「学校どやのん？」　

「めっちゃ楽しいで。」

「いじめられてへんか？」（これってどこ行っても親が気になることやと思う）

「誰がいじめられてるて？　おらが？　まさか。」（ナンセーンスって感じの返答）

4月からはまたクラス編成があるようで（うちの小学校は毎年ある）、それもまた楽しみなようす。てか、生まれてからずっとそこで育ってるもんな。保育所からずーっと同じコが10人いるし、学童のメンバーもそのうち数人いてるしみんな仲いいわな、確かに。

今日は日本から小包が届いたで！　配達してくれる人はだいたい同じ人。なので先日ビザ兼パスポートを届けてくれた人やったから、「今日は別のプレゼントだよ」って言ってた。

中身は娘へのバースデーギフト。よかったねー。わたしへのものもあったよーん。わたしにはトトロのハンカチ。息子の最近の写真もあったよーー。



絵本やらノートやらそれからのりとねんど。いろいろくっつけるのが好きなので一個ずつ。

むるこ、「お父ちゃん、ここに届けてくれたん？」と言ってた（笑）。ちーこはほ本の包みを開けるのに悪戦苦闘してた。

うれしーねー。ホカホカするねー。

今朝、またハケン元からＴＥＬがあって「行ける？」って。

行けるよ！って返事して時間がちょっと長い時間帯で言われたから保育所にも電話して「今日は延長していい？」って聞いて、すぐ出かけた。娘たちを保育所に送り届けてから「おっしゃーっ。仕事！」って車にエンジンかけたらＴＥＬ。

「先方からキャンセルって言われた。ごめんなさいね！」

「.....。」　

てか保育料の延長料金分見越して返事したんすけどね。結局、自己持ち出し。

ま、そんなことがあったから余計にうれしかったよー。

一日にいっこ、いいことないとやってられへーんって感じ。

皆様、よい週末をお迎えくださいね。


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今月は娘たちの4歳の誕生月。

今日は誕生日のお祝いをした。ケーキ、ケーキというテンションなので買いに行く。ホントはあまり甘くないお気に入りのケーキ屋さんで買いたかったのだけど予算の関係上、ＣＤという名の知れたスーパーマーケットに行く。うちにオーブンなくて焼けないの。オーブンあれば焼くんやけどな。

買ったのはコレ。



じゃーん。$3.5。大きさといい（直径15ｃｍもない）、厚さといい手ごろ。それでチョコレートケーキという要望もあったからバッチシちゃう？　甘すぎなければねー。いいんやけど。そんでわたしは呑み助さんなのであまり甘いものは食べないしね。

ほんでプレートつきもあるでーって3人で大喜びした。Happyとか見えたから誕生日用やん！と思って帰ってみたら、うさぎがついてる。レジで並んでたら、後ろの順番のkiwiのおばちゃんに「お誕生日なの？　おめでとう」って言われて世間話してたちーこ。英語で聞かれてちゃんと答えてましたよ。前だったらはずかしいのか「フォローして！」って感じでわたしにすがってきてたけど。少しずつ成長してるねんね。

帰宅してふた開けたらこのケーキ、イースター用というのが判明。ごめーん、あんまり娘たちはわかっておらず、それでもすごくうれしそうやった。これにクリームのホイップしてデコレーションして完成！

完成したやつはあわててて写真撮れず。

そんでまたどんくさいわたしは、直前に写真奥に見えるふくろうのキャンドルで「ふーっ」ってやる予定が自宅にチャッカマンとかライターがないことに気づいた。（それで写真撮れず）　どっかあったっけ？　記憶をたどっても買ったこともないのでやっぱないわってなって。

ちーこが「ふーっは？」って。「ごめーん。火つけるやつ、家にないねん。ごめんな」

上に住んでおられる大家さんに走って借りに行くこともちらりと考えたけど、すでにパジャマを着てるわたしは娘たちの期待を裏切って、着替えるのめんどくさいとか思ってしまった。

あーごめん。そんでもハッピーバースデーの歌を歌ってふーっのマネだけやったよ。

大満足の顔。

　左ちーこ　　　　　　　　右むるこ










夕食はちらし寿司と唐揚げと大好きなチップス（いわゆるフライドポテトね）。
こないだやったひなまつりとかぶらないようにって思ってけど、うちの母（彼女たちのおばあちゃん）が日本から用意してくれた備品でリクエストがあったのでそのメニュー。

明日は保育所でお祝い会らしいのでしばらく誕生日モードが続きそうな二人。ここまで無事に大きくなってくれてありがとうね。生まれたときはちっちゃかったからね。

そんでも子どもの成長にいっつも遅れを感じるわたし。オトナの変化ってないもんね。そんな大きくはね。


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こないだだんなからメール。こっちでのvisa申請に必要な書類の件と息子のこと。

ついこないだ11歳になった息子は4月から小６になる。

ええーって感じ。ホンマにこないだ保育所に通ってた感覚やけどなんかだんだん少年になってってるので正直さみしい。

娘たちが兄の誕生日用に作った王冠を郵送したやつ被ってる写真を送ってくれた。ほんでこのコ、理科と社会で95点取ったらしい。快挙や！！　「こんなに取れると思わんかった」本人談。ようやったでー。あんまし普段から取ってない点数取るとうれしいよりオドロキが先やもんな。お母ちゃんのＯＭ（2013/1月のブログ参照）よりずっといい。

うるさい母ちゃんおらんでさみしいのかどうなのか。いまいちわからん。電話してもそっけない。


ほんなら今日こんなこと言い出した。


「離れてたら信頼薄れるねん」


なんやとー。そんなセリフ、10年後遠距離恋愛する彼女に取っとけ。

バカヤロー。しくしく。

Ｂｕｔ！　息子にそんなこと言われたくらいでへたばれへんで。

「信頼ってなんや！　お母ちゃんが信頼でけへんのか。こっちでがんばってんのや。あんたかって手紙よこすって約束、いっこも守らんと何が信頼や！！　よう考えてモノ言い、あんたっ」


今でもムカムカするけどこれから思春期を迎える男の子ともちゃんと向き合わんとあかんね。ちょっと落ち着いてまた考えよっと。

お父ちゃんへ。そんな心配せんでだいじょーぶ！　


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疲れてたのか、昨夜は8時間以上寝てた。ぐっすり。

そんで見た夢でげんなり。こっちに来る直前に退職したとこに再就職した夢。

「おかえり〓」とか言われてた。

円満退職というか、辞めるときそりゃ賛否両論あったけど...。残した仕事もあったりやりたかった仕事もあって半年以上迷いに迷ったあげくこっちに来ることを決めたので、今さらそれはないやろうって思った。ナサケナイね。そんだけまいってるのかな。

それから今朝保育所へ連れて行く際、長女むるこが外でちーこもわたしも待ってるのに出てくるの遅いから「早くしなさい、みんな待ってんのに！」って言うたら、

「もう、おかあちゃんははやくしなさいっていわへんの！　はやくばっかりいわんといて！　もう、おかあちゃんはうちでずっとまっとり（待ってて）！」って言った。

人を待たせているのはあなたなんですけど。

そんなに「早く」って言ってるかな。

保育所まで徒歩10分ほどなので3人で手をつないで歩いていってる。その途中でセミのぬけがらを拾った。大阪におるのと違ってセミはほんとに小さい。2.5から3センチってとこかな。

土の中にずっとおってね、こうやってでてくるねんでって教えた。ちーこは保育所にそれを持ってて「みんなに見せるねん」って言うてた。

こないだ、『八日目の蝉』を見たとこやったから、ぬけがらに反応したわたしやった。

ある女性が不倫相手の男性の妻が産んだ子を誘拐して5年間逃亡しながらその子どもを育てる話がメイン。

ラストで彼女が誘拐犯として捕まるとこなんか泣けた。もうすでに彼女は「母親」やったもんなあ。

ここで踏ん張れるのも子どもたちがおってくれてるからだし、毎日成長している娘、そして日本でさびしい思いをしている息子のためにもがんばんないとね。

まあ落ち込んでもいいやん。這い上がれば。



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むるちゃんの咳が改善されたと思ったら、今年1番最初にCV提出した先から返信メールが...。

文面にまず“we wish” というのが目に飛び込んできて、速攻、あーぁ。

ちゅーかねー、別にあんたに次の心配してくれんでええから、あかん理由を述べて、理由を。次に策を練るのにそれがkeyなのよ、それがっ。めげずにダメな理由をゆうてくださいとメールした。例えば、こっちでのキャリアが足りんとかどうとかそんなことを言うてくださいって。

ムカムカしたので、事務所まで理由聞きに行こうかと思ったわ。家から近かったしそこ。

ま、こんなもんでしょ。最初は。いや、最初でもないんですがね。

次、行こ、次。ご縁がなかったということで。

土曜日、日本の家族にTELした。ほんならだんながでて、「おー。久しぶり。ブログ毎日読んでるでー」と間の抜けた第一声。

そんなもん、わかってるわ。読んでもらわんと困るねん。家族への報告がまず開設した理由やわ。ブログ始めてからあんまし電話もスカイプもないし、「電話たまにはちょーだいやっ！」って文句言うたわ、ホンマに。

息子としゃべったら「明日はなーヨッシーらとなあ、ユニバ行くねん」とうれしそう。ユニバ？　
なんですかソレ？　ユニバーシティ？　

どうも関西人はヘンなとこで略していうからわかりづらい。USJ（ユニバーサルスタジオ）のことらしい。USJでええやん。よく銀行と間違うけどさ。

彼は彼でインフルエンザにもならんと毎日を楽しんでるようでよかったわ。

最近のというか、前からもそやけどどうも大阪市はキナくさい。そんな話をだんなとしてて。学校が6日制に変わるような案がでてるらしい。
わたしが小学生の頃は確かに土曜日も学校に行っとったけど、気になるのは6日制に変わることじゃなくて、思いつきででたような政策が充分な議論なく施行されることだ。これはデモクラシーとは言えない。

情勢を案じつつ、息子がこれから受ける教育についても、就活がうまくいくのかも含めていろんな思いが交錯して混乱気味だ。

展望を抱かねば...。


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土曜の夜ぐらいから、長女のむるこが咳をし出した。この子は日本にいたときに喘息で２回入院したことがあって、こっちにくるときも吸入器とその薬を大量に持参してきてて、何かあったら対応できるようにしてて。そんで、小児喘息やから、大きくなるにつれて改善してくるとのことで、３歳をすぎてからは何も薬も飲んでおらず普段は元気なのである。よく食べるし。

季節の変わり目とか、気温の上がり下がりで調子が変わるのだが、吸入をすればたいてい治まってくれてひどくならない。今は喘息特有のヒューヒューっていう音も聞こえないし、咳だけだから診察にも行かなくても全然問題ない。そんで今回も寝る前に吸入したらぐっすり眠れていたようだ。

夜中、なんか肩が冷たいことに気づいた。もしかして寝てるあいだに嘔吐したん！？　どおしょーって思っておろおろしながら電気つけた。

入院する前なんかすごく吐いて苦しそうやった記憶あるし、それも明け方とかヘンな時間やったし「あんた、大丈夫かあ？？」って不安げに聞いたら、すっかりぐあーって気持ちよさそうに大の字に寝てた。

なんやねんもうって思った。ほな、なんで濡れてんのこのへん....って思って、気いつくまでにすぐやったけど、ボーゼンとした。
久々のお漏らしやー、あんた、はよーパジャマ脱ぎや！って慌てて脱がせて着替えさせた。起こされて、グズグズ言うてたけど、もう、わたしのパジャマまで濡れてるやーんっ。

夜中バタバタと着替えさせて自分も着替えて、ベッドの冷たいシーツ半分剥いで、はあーあ。眠いわもう..って思って、なんで寝る前トイレに行かさんかってんやろーって自分に腹が立ってきた。も一人はバタバタしてんのに、クースカ幸せそうに寝てるし。

そんでまた寝て、今度はホンマの咳で起こされた。朝６時、吸入しても止まらへん。あーどーしょー。

食欲はあって、ジャムのついた食パンを食べたら「もう１枚ちょーだーい」って機嫌もいいし。そんで間をおいて吸入してプレスクールに連れてった。着く頃には治まっとった。一応、先生に週末のことを伝えておいた。

小さいコの病気は気が気でないな...。ダイジョーブかな、この先。

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10日の夕方学校の事務担当（中国人）からメールをもらった。それには、最後のアサイメント（いわゆる課題）の結果についてで、『以下の二人以外は再提出』とあった。

やはり予想どおり再提出組で。まあ、指示が適切やったらしゃーないけど。

それはいいねんけど、なんで合格組に、ヤツ（韓国出身の男の子）が入ってんのん？　
でも儒教を重んじる国出身の彼は、わたしにいっつも深々とあいさつをしてくれるカワイイやつだ。推定24歳くらい。それこそ中学んのときの後輩のよう。ペコリ、ペコリって。

なんでわたしが礼儀正しい彼をぶちぶち言うてるのかというと、彼は提出時に「〇〇のを半分以上写した」とか言うてたからである。（礼儀以前の問題やな）

あわてて学校に取りに行ったんやけど、結果見てまたブチギレ。

なんやねんこれ、最後まで読んどらんやん。それで　"not done" （関西弁訳：やったはりません）ってどうゆうこと？　ちゃんとやってるし。それに、ぜんっぜん、読んだ形跡なし。そんで「やったはりません」のコメントって何よ！？　　納得できんわっ。　
チェックはえんぴつでされてるし、なめてんのか。holiday中でまだhead teacherもおらん。ってか仕事せーよー、はよー。学生来とんねん。ここにぃー。

混乱と怒りがおさまらず、収拾つかないので話題を変えたい。この話題のつづきはまた来週ということで。気品のある関西人をつらぬかねば。

そんで何書こう？

なんで息子は日本なの？　

聞かれないですが、答えましょう。

息子は今小学校５年の近々11歳。今年の春（こっちの秋、ややこしなあ）に６年生となる。

だんなと息子がこの年末年始こっちに来た。この子です。↓　↓　


７歳違いなのですが、こうやって妹のおもちゃ（もともと彼のですが）を奪う幼いやつ。

NZ（ニュージーランドの略）の永住権（市民権保持者と同等の権利を有する居住者）や市民権（いわゆるNZ国籍保持者）を持たない学生がこっちで勉強する場合、international student、留学生となり学費がものすごく高いんやね。おそらく年間100万円以上はかかるかと。

息子は、わたしがこっちに来るとき、「オラはぁ（自分のことをオラという）、小学校までは日本にいたい。友達と離れたないから」ときっぱり言った。そのとき９歳後半。さみしいなあと思いつつ、お金もかかるしまあええっかと思ったのも事実だ。だんな＝父ちゃんも、いっぺんに子どもたちがおらんくなるのは、堪え難いやろしな。

結果的としては「彼の意思で日本におる」ということ。

「お母ちゃんいらん子やからなあ..」って皮肉めいたことを言うと、「そんなんちゃうねん。おかあ（お母ちゃん）いるねんけどなぁ、でもこっち（日本）にいたいねん」と言われた。

確かに英語も満足に話せないですしね。でも、１年生から英会話の先生をつけてたんやけど。そんで今もメルボルン出身のオージーに習ってんねんけど。

私としては、NZに来てこっちも知ってて、そんで日本も知っててっていうのは貴重やと思ってて。きっとモノゴトを広い範囲で考えたり決めたり、それからもちろん交友関係とか広がるんちゃうかと思って。それと、狭いとこおるだけじゃなくって、いろんなこと知っておいてほしいなっていう願いも子どもたちにあって。

「中学に入るとき（小学校卒業したら）、こっちおいでや。絶対。あんたの将来、あんたが決めることやけど、お母ちゃんはできる限りの選択肢を用意してあげたいし」と言うた。

「オラはなあ、オラのこと自分で決めるねん！　NZなんか行きたない」

うっ..ときた一言やった。

そんで、こっちに来たいって初めてだんなに相談したとき、逆上して「一人で行け」とも言われたで。「俺がこの子ら３人みるわ」って。「あんただけやで。この家族でNZに行きたいって言うてんのん。仕事もないしどやって生活するねん」と。

いやね、結婚前から「海外移住が夢や」って言うてたはずですが？　結婚するときも「いずれは海外いくで」って宣言したはずですが？
夫には負けてない　狂？強？恐？妻。

渡航前の家族会議は１年に及んだわけですが...

ごめんな。お母ちゃんの強い願望でここまできて。

このお正月、彼は「どうせ来年からこっちにおるんやから今年の夏はずっと日本で
過ごすで」と言った。これまた、理にかなったことを...。

待ってるで〜。就活がんばるわなー。


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