2013年02月04日
「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨(R18+版)」見てきました
本日、なんと福岡から東京に移動した当日でありながら新宿バルト9にて問題の18禁版ベルセルクを見てきました。で、一言でこの映画を表すと「やる気があるのか!?」って言いたくなる作品。いや、手を抜いていると言う意味だけではありません。理由はどうしても【感想:Start】〜【感想:End】の間に入ってしまいますが・・・
鷹の団を離れたガッツ、その間に謀反の罪を着せられて逃亡生活を続けるキャスカら鷹の団の残党と合流するところから物語が始まりますが・・・以前にも書きましたがこの作品、当初は過激な内容のため18禁だったものを再編集し、「R15+」にしています。ただし、全国で2箇所だけオリジナルR18+版で上映されていて、そのうちの新宿での上映を見てきましたが・・・会場は超満員。上映40分前には最前列の席を取るのがやっと。ちょっと甘かったか。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレがありますんでご注意を。
【感想:Start】
まずは待望の作品ですので長くなりそうですが、冒頭の「やる気が・・・」と言うポイントが3つほど。
まず一つ目「R18+」指定の内容。自覚はしていますがエロとグロのリミッターが振り切れている私から見て、どこが18禁?って感じ。エロシーンは冒頭でガッツが、「蝕」でグリフィスが転生したフェムトが、それぞれキャスカと・・・ですが、ストーリーの中で必要な範囲での行為で、それほど執拗な表現でもなかったのでは?
グロの部分では「SAW」シリーズがR15+なのを考えると、これもさほどR18+の要因にはならない様な気もして・・・。もっと濃厚なエロティック&引くぐらい陰惨なグロでも良かったのでは無いか?はっきり言って物足りない。
次のポイントは「蝕」までの詰め込み具合。ガッツが鷹の団を離れた間のストーリーはゼロ、キャスカのガッツに対する愛憎はかなりアッサリ描かれていて、その後のグリフィス救出から彼の状態を知った鷹の団の残党の絶望までがあっと言う間。
まぁ、「蝕」をカットされるよりかは良かったのですが、それでもジュドーの名セリフ「けっこうよく泣くよな・・・」が無かったのは残念。
そして最後の「やる気が・・・」と言うのがオープニングのバックに出てきたファルネーゼやイシドロ、本編で出てきたパック。これ、続きをやるつもりがあるのか?現在もダラダラと結末を先延ばしにしている原作の12冊分ぐらいを1年で映画化したペースを考えると追い付きそうだし、他のエピソードは黄金時代篇みたいに引っ張れるほど魅力があるか・・・
で、ストーリー自体は既に有名なお話ですし、原作ありきって感じなので、若干納得の行かない縮小版。それでいて、原作を知らない人にはちょっと付いていけないかもしれないのが残念です。
あと、今回は残念ながら席が取れずに最前列でしたが、逆に「城を見上げて夢を抱く」少年グリフィスの、そして「ゴッドハンドの登場に戸惑い恐怖する」鷹の団の目線で見られたのはポイントですね。ただし、もう一度見るとして、この位置は二度と選びませんが(笑)。
【感想:End】
最後に。本来なら東京への移動などと言う大きなイベントをテーマにすべきですが、それは個人的なトレンド。それよりも世間的なトレンドを優先しての映画の感想となりましたが、明日も平日の休みなんで何か見に行くかな?
鷹の団を離れたガッツ、その間に謀反の罪を着せられて逃亡生活を続けるキャスカら鷹の団の残党と合流するところから物語が始まりますが・・・以前にも書きましたがこの作品、当初は過激な内容のため18禁だったものを再編集し、「R15+」にしています。ただし、全国で2箇所だけオリジナルR18+版で上映されていて、そのうちの新宿での上映を見てきましたが・・・会場は超満員。上映40分前には最前列の席を取るのがやっと。ちょっと甘かったか。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレがありますんでご注意を。
【感想:Start】
まずは待望の作品ですので長くなりそうですが、冒頭の「やる気が・・・」と言うポイントが3つほど。
まず一つ目「R18+」指定の内容。自覚はしていますがエロとグロのリミッターが振り切れている私から見て、どこが18禁?って感じ。エロシーンは冒頭でガッツが、「蝕」でグリフィスが転生したフェムトが、それぞれキャスカと・・・ですが、ストーリーの中で必要な範囲での行為で、それほど執拗な表現でもなかったのでは?
グロの部分では「SAW」シリーズがR15+なのを考えると、これもさほどR18+の要因にはならない様な気もして・・・。もっと濃厚なエロティック&引くぐらい陰惨なグロでも良かったのでは無いか?はっきり言って物足りない。
次のポイントは「蝕」までの詰め込み具合。ガッツが鷹の団を離れた間のストーリーはゼロ、キャスカのガッツに対する愛憎はかなりアッサリ描かれていて、その後のグリフィス救出から彼の状態を知った鷹の団の残党の絶望までがあっと言う間。
まぁ、「蝕」をカットされるよりかは良かったのですが、それでもジュドーの名セリフ「けっこうよく泣くよな・・・」が無かったのは残念。
そして最後の「やる気が・・・」と言うのがオープニングのバックに出てきたファルネーゼやイシドロ、本編で出てきたパック。これ、続きをやるつもりがあるのか?現在もダラダラと結末を先延ばしにしている原作の12冊分ぐらいを1年で映画化したペースを考えると追い付きそうだし、他のエピソードは黄金時代篇みたいに引っ張れるほど魅力があるか・・・
で、ストーリー自体は既に有名なお話ですし、原作ありきって感じなので、若干納得の行かない縮小版。それでいて、原作を知らない人にはちょっと付いていけないかもしれないのが残念です。
あと、今回は残念ながら席が取れずに最前列でしたが、逆に「城を見上げて夢を抱く」少年グリフィスの、そして「ゴッドハンドの登場に戸惑い恐怖する」鷹の団の目線で見られたのはポイントですね。ただし、もう一度見るとして、この位置は二度と選びませんが(笑)。
【感想:End】
最後に。本来なら東京への移動などと言う大きなイベントをテーマにすべきですが、それは個人的なトレンド。それよりも世間的なトレンドを優先しての映画の感想となりましたが、明日も平日の休みなんで何か見に行くかな?