2013年02月19日
「レッド・ライト」見てきました
昨日の日曜、期待の「レッド・ライト」を見てきましたが、私的にはかなりの大当たり。いわゆる「名作」や「傑作」ってものがありますが、これは「好きな映画」。万人にすすめられるかどうかは別ですが、「超常現象」「懐疑」などの言葉に反応してしまう人は必見の作品です。
超常現象の謎解きをしている二人の物理学者、マーガレットとトム。日々、インチキ霊能者や伝道師のウソを暴いていたが、30年の沈黙を破り表舞台に現れたサイモン・シルバー。彼に挑もうとするトムに対し、かつての因縁のあるマーガレットはそれを止める。はたしてシルバーはホンモノか?トムは彼に挑みマーガレットは無視する、その理由は?
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレに可能性がありますが、今回は更にガチのネタバレ部分を用意していますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、超常現象に対する考え方で大きく印象が違うでしょうし、結末の衝撃もまったく違ってきます。
私の持論で何度も描いていますが、見る側は映画に限らずあらゆるストーリーにおいて、それが現実世界の延長なのかファンタジーなのか、明確に示されない限り“探り探り”読み解いていきます。そしてファンタジーを容認した世界かどうか。
そしてこの映画はズバリ、シルバーがホンモノかどうか。
オカルトを容認する人間は悪役であってもホンモノ、否定的な考えの持ち主はペテン師をつるし上げる展開を想定するのではないでしょうか。
はたしてどちらに転ぶか?本当に最後まで目が離せませんが・・・更に【ガチネタバレ:Start】〜【ガチネタバレ:End】の間に結末まで書いています!
【ガチネタバレ:Start】
さて、異例の感想ですが・・・このオチ、私は完全に裏切られました。はっきり言って釈然としないものがありますが、エンターテイメントとしては納得せざるを得ない見事な裏切りと言っていいでしょう。
結局マーガレットに止められながらもシルバーに挑むトム。彼の本心を考えるとその行動も理解できますが、同時にマーガレットを欺きながらの(特に彼女の息子に対する思いなどを知った上での)日々を考えると・・・。
しかし、超能力をアリと考えている人には案外、予想の範囲のオチだったかも。ゆえに超常現象に対する主義主張で・・・(さすがにモロの核心は書きませんが)
【ガチネタバレ:End】
それにしてもシガニーの存在感!完全にデ・ニーロの向こうを張っていますが、ココのところちょい役でも主役クラスを食ってる彼女が(中盤でいなくなるものの)しっかり出ているんだからたまりません。
【感想:End】
最後に。
冒頭の言葉をくり返しますが、「超常現象」に反応する人はぜひ見に行ってください。私もネット上でニセ超能力者を叩いていますが、それに対する批判や疑問をよく目にします。その様な批判や疑問を投げかける人はこの映画に出てくるセリフを噛みしめて欲しいものです。
とにかく懐疑論における名言が目白押し。DVDでも手に入れ、それらを書き出したいくらいです。
時間があれば、もっとももっと書きたいことがありますが…残念!
超常現象の謎解きをしている二人の物理学者、マーガレットとトム。日々、インチキ霊能者や伝道師のウソを暴いていたが、30年の沈黙を破り表舞台に現れたサイモン・シルバー。彼に挑もうとするトムに対し、かつての因縁のあるマーガレットはそれを止める。はたしてシルバーはホンモノか?トムは彼に挑みマーガレットは無視する、その理由は?
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレに可能性がありますが、今回は更にガチのネタバレ部分を用意していますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、超常現象に対する考え方で大きく印象が違うでしょうし、結末の衝撃もまったく違ってきます。
私の持論で何度も描いていますが、見る側は映画に限らずあらゆるストーリーにおいて、それが現実世界の延長なのかファンタジーなのか、明確に示されない限り“探り探り”読み解いていきます。そしてファンタジーを容認した世界かどうか。
そしてこの映画はズバリ、シルバーがホンモノかどうか。
オカルトを容認する人間は悪役であってもホンモノ、否定的な考えの持ち主はペテン師をつるし上げる展開を想定するのではないでしょうか。
はたしてどちらに転ぶか?本当に最後まで目が離せませんが・・・更に【ガチネタバレ:Start】〜【ガチネタバレ:End】の間に結末まで書いています!
【ガチネタバレ:Start】
さて、異例の感想ですが・・・このオチ、私は完全に裏切られました。はっきり言って釈然としないものがありますが、エンターテイメントとしては納得せざるを得ない見事な裏切りと言っていいでしょう。
結局マーガレットに止められながらもシルバーに挑むトム。彼の本心を考えるとその行動も理解できますが、同時にマーガレットを欺きながらの(特に彼女の息子に対する思いなどを知った上での)日々を考えると・・・。
しかし、超能力をアリと考えている人には案外、予想の範囲のオチだったかも。ゆえに超常現象に対する主義主張で・・・(さすがにモロの核心は書きませんが)
【ガチネタバレ:End】
それにしてもシガニーの存在感!完全にデ・ニーロの向こうを張っていますが、ココのところちょい役でも主役クラスを食ってる彼女が(中盤でいなくなるものの)しっかり出ているんだからたまりません。
【感想:End】
最後に。
冒頭の言葉をくり返しますが、「超常現象」に反応する人はぜひ見に行ってください。私もネット上でニセ超能力者を叩いていますが、それに対する批判や疑問をよく目にします。その様な批判や疑問を投げかける人はこの映画に出てくるセリフを噛みしめて欲しいものです。
とにかく懐疑論における名言が目白押し。DVDでも手に入れ、それらを書き出したいくらいです。
時間があれば、もっとももっと書きたいことがありますが…残念!