いやいや、久しぶりに覚書の後出し（翌日の朝にアップ）です。（どうもイス＆机がパソコン使用に向いてない感じで、更新がきつめ･･･）

　先日から取り上げてるトンデモ教団（と言うかキテレツ教団）のロマゾフィー協会の続報です。

霊能師「全部でたらめ」＝生活のため演じたと供述―ロマゾフィー協会事件・警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101001-00000161-jij-soci

　いやいや、この手の教団が「でたらめ」と自供するのは珍しい事です。たとえミイラを作ろうと、たとえ教団内で集団暴行が起きようと、宗教儀式と言い張るはずなんですが、これであの恥ずかしい「劣化ハッスル」もやりたいからやっていた悪乗りしたお遊びであることが分かりました。

　では、彼らのバカバカしいお遊びに付き合った信者って、それ以上にバカだったんでしょうか？さすがにリングまで持ち出したあのイベントはいい加減気が付けよ！って気にもなりますが、基本的にはあらゆる「霊能者」に頼る人間は彼ら（ロマゾフィー協会およびその信者）を本当に笑えるか？考えて欲しいものです。

　もちろん、あのキテレツなイベントではなく、その入り口の部分です。

　多くのカルトの特徴は、誰がどう見ても正しい教えを発信します。まぁ、そうでなければ誰も近付きませんから。そしてその教えを守り、傾倒するうちに“絶対善”から“独善”に変っていくのに気付きません。同じく正しい教えから徐々に変な方向に変っていく事に気付きません。

　オウムがいきなりサリンを撒くと言っても、海江田塾がミイラを復活させると頑張っても、ロマゾフィーが「あらびき」なイベントをしても、徐々に慣らされた信者は批判の目を持たないのかもしれません。

　読者層からいって絶対にいるはずは無いですが、今、霊能者などに傾倒している方がいればあなたに問います。外から見た人間は驚いたり笑ったりする事をやってませんか？あなたのやっている事、教えられている事を知人に話し、複雑な表情をされたら･･･

　後は人間としての判断力が試されていると思ってください。

{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_645akba10145}{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_609bcbj2318}{a8.net http://books.livedoor.com/item/611760}