今日は本当に久々、ちょっと本の紹介を。いや、今日買ったばっかりなんでもちろん全部は読んでいませんが、この手のホンにしては珍しいつくりだったんで、衝動買いしました。

21世紀の大予言 ジョン・タイターvsジュセリーノ2大予言対決！ 本体価格 476円 (税込 499 円)

　よくコンビニに置いてある1冊500円ポッキリのお手軽本、内容はチープで暇つぶし程度にしかならない本です。最近、あまりに安いんでこの手の本を資料として購入する事がありますが、多くの場合、しょーもない作り話を伝説に仕上げて超能力者や超常現象をあたかも事実の様に描いたり、ネットから拾ってきたネタで文章を書いてるんじゃないか？ってものばかり。

　そしてこの本もご多聞に漏れず、参考文献として書かれた本の中から拾い上げた予言を並べてるだけにも思えますが、その年表はお手軽＆早見表として使えそう。そしてこの手の本には珍しく、予言者に対する疑問を並べたコーナーが用意されています。

　順序が逆になりましたが、この本で紹介されている「2大予言」、ジュセリーノは説明の必要がないでしょうが、ジョン・タイターって人物はこちらをご覧ください。私も良く知りませんでしたが、なかなか楽しげなキャラクターです。

　で、「ジュセリーノにまつわる１０の疑問」「ジョン・タイターにまつわる１０の疑問」として、予言に対する基本的な「突っ込み」を用意しています。ざっと紹介するとジュセリーノに対しては「的中率水増し疑惑」「証明文書の正当性」「具体性に乏しい未来像」など。そしてタイターには「映画盗用説」「予言の偏り」など、単純な予言妄信者（って言葉あるの？）には一度本当に頭の中身をニュートラルにして目を通して欲しいと思うなぁ（笑）。

　他にもマクモニーグルなどを取り上げた章「『ＦＢＩ超能力捜査官』ＴＶの中の予言者たち」、ファティマの預言などの古典を取り上げた章「あの予言の真相！」など、（予言ネタは本を買い込むほどじゃないんで･･･）予言検証では本来はやっとかないといけない本の収集をしてない私にはお得な本かな？