本当なら既に夏休み突入だったんですが･･･明日は出勤です。この調子だと夏らしい行事もイベントの参加だけで、自発的に何かをするってのがないと。こりゃ、プールとか海水浴、あと温泉旅行なんかも良いけど･･･どうしてもインドアになっちゃうんだろうなぁ。

　そうなると･･･怪談物ですかねぇ（笑）。子供の頃、夏休みの楽しみと言えば「あなたの知らない世界」なんかを楽しみにしてみていました。そういえば昔、付き合ってた彼女がオバケ屋敷が好きで行きたいと言った時の話。

「霊の存在とか否定的なのに、何でオバケ屋敷が苦手なの？

　とか言われてしまいました（汗）。いや、そんな風に人為的に怖がらせよう（ってか、驚かせよう）とする存在が確実にいる場所は苦手です。が、真夜中の墓地なんかは平気ですよ（笑）。

　さてさて、私はそれほど怪談を語るほどの含蓄もありませんし、都市伝説という切り口でも知識が少ないのである程度聞き流して欲しいのですが、こと怪談の怖さ、面白さには虚実の割合について古典と新作とで大きな違いがあるように思えます。

　古典は虚実はほとんど関係ないかな？小泉八雲の小説なんて、文章で読むとオチの数行で背筋に寒いものが走ります。しかし、新作の怪談に限り、ほとんどの場合は「都市伝説」と同義語になってしまったために「ありえない設定」が分かると興醒めです。

　しかし！ココは一つ、その内容を吟味し、検証するような野暮な真似をせずに受け入れて怖がりましょう！


　ただし、場合によってはその限りではありません。例えば「○○って踏み切りは事故が多い」「××って地区は自殺者が多い」「･･･って時期（季節や時間帯）には変死者が出やすい」などなど、これらの都市伝説っぽい怪談の信憑性を高めるサイドストーリーとしてくっついて来ると、（内容が具体的であればあるほど）妙に説得力があったりして性質が悪い。

　いや、怪談にくっついてくるヨタ話をマジで検証するのも無粋、かと言っ信じ込むのも･･･ねぇ（笑）。（たいてい私が「･･･」を使って言葉を濁す場合、結構強めで否定的な発言を控えるときに使ってます）きちんとした検証がなきゃ、前述の「○○って踏み切りは･･･」などのするなって言ってるわけじゃなでもないけど、そんな「ふんわりとした」感覚も含めて怪談を楽しみたい、そんな季節です（笑）。

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