けっこう刺激的な題をつけましたが、私が宗教に対して一番嫌悪する部分が露になった事件が地元の福岡で起きました。

＜殺人容疑＞７カ月の長男受診させず　宗教法人職員夫婦逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000001-mai-soci

　スミマセンが、冒頭の言葉を訂正しましょう。「宗教に対して」と言うところを「妄信に対して」と置き換えてください。さっそくこの事件に関わった宗教団体と言うのが気になりますが、早晩、ワイドショーなどで取り上げられるでしょうが、どうせ「宗教団体・Ｔ」とか言われるんでしょうねぇ。

　そしてまさかとは思いますが、この新興宗教の教祖あたりが「彼らは信仰が足りなかったから…」見たいな事を言い出さないでしょうね。

　以前にも覚書に書いたかと思いますが、知人から聞いた話。ある女性が入院し闘病生活を続けていたところ、ある新興宗教に誘われて現代医療を否定。病院を抜け出して信仰に頼る治療を続けるも、最初は調子がよかったもののその後はご想像通り。最悪の結果が見えてきたとき、その教祖は「最初、私を信じていた時は良好だったのに、疑い始めたからこんな事になった」と言い放ったとか。

　その言葉を聞いて、彼女の魂は誰が救うのでしょうか？

　こちらも前に書きましたが、遠い親戚の男の子の話。母親が病気になり、ある宗教団体の教えに従いそれまで打ち込んでいたサッカーを辞め母の回復を祈りましたが…思いは届きませんでした。その後、その男の子はものの見事に引き篭もってしまいました。


　第三者から見ればこの事件も「バカな親だ！」って事になるかもしれませんが、この両親とて子供の回復を願っての行動でしょう。ただしどんなに思いが強く、努力をしても方向が違ったら…。そしてその思いや努力を違った方向に持って行った人間がいたとしたら。

　あらゆる宗教も妄信になれば危険性が増す。そして妄信の方向に誘導するような宗教があるとすれば、すぐに逃げた方が良いし、友人・知人がそうなっていたら助けられなくとも巻き込まれないように気をつけましょう。

　この様な事件を聞くたび、99%くだらない話しか書いていないこの覚書も、ほんの少しでも警鐘として人の目に触れればと思っています。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/329880}

この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
https://fanblogs.jp/tb/53296

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。