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2009年12月19日
トリノ聖骸布の真偽ネタ、入りました
 今日はこのネタで行きましょう。

キリスト時代の埋葬布発見 トリノ聖骸布の真偽に結論?
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200912170017.html

新発見の埋葬布、トリノ聖骸布は不利に
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=48139270&expand&source=gnews

 これはなかなか面白いお話ですねぇ。記事のポイントとなる「埋葬布の織り方は非常に単純で、より複雑なトリノの聖骸布とは異なる」と言うところ。

 トリノ聖骸布は以前からニセモノと言われ、放射性炭素年代測定法でトリノ聖骸布の亜麻布のカレンダー年代範囲はAD1260-1390(信頼率95%)だとか。これはトリノ聖骸布が文献に取り上げられ始めた年代とも一致し、いよいよもってその頃に“作られたモノ”と言う疑惑がますます深まりました。

 ただ、聖骸布は一度火災に見舞われ、その時の影響で「炭素」での年代測定は当てにならない(私からしたら往生際が悪い言い訳の様に感じますが)との意見もありますが、その素材そのものである布の織り方という視点での指摘は、トリノ聖骸布の真贋論争にかなり強烈な一撃になりそう。

 ただ、キリストと言う「尊き方の亡骸」を包む布なら特別な布で、いくら「エルサレムの富裕層の男性」とは言え、その辺の平民を包んだ布が単純だからといってトリノ聖骸布がニセモノだと言う証拠にはならない!って言い出しそう。これも苦しい言い訳になりそうですが。


 ついでにこんな記事も見つけました。

◆イタリアの科学者が「トリノ聖骸布」の複製に成功
http://10e.org/mt2/archives/200910/070311.php


 最後に。片山右京さんの富士山での遭難で犠牲者も出たようですが、この影響で「世界の果てまでイッテQ!」の冬の富士山登山企画(多分、既に撮影済み)の放送は自粛されそうですねぇ。

 思いっきりインドア派の私は冬山登山で遭難する人ってのは理解できないし、捜索に労力が払われるのも如何なものかと考えてる人間ですが、やはり遭難事件があるたびに無事下山する人がいれば安心するし、不幸な結果になれば気が重くなる。

 さっそくネット上では片山氏に対するバッシングが始まっていますが、3人の中でたまたま彼が生き残っただけの話ではないか。そして生き残ったから叩かれる…と言うのも悲しい話のように思えます。

{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/0118093700/item5747250.html?lid=af0501}{a8.net http://books.livedoor.com/item/586337}


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