今日、日テレ系19時放送の「スーパーサプライズ（木曜日）怒っとＪＡＰＡＮ」にて「ニセ占い師の仰天(秘)だましテクニックを暴露」という特集がありました。

　解説は「なぜ、占い師は信用されるのか？」や「あるニセ占い師の告白」の著者、石井裕之氏。この覚書をご覧の方ならある程度ご存知の内容でしたが、いわゆる「誰にでも当てはまり、YESと言う回答が帰ってくる事を言う」「NOが返ってきてもやり過ごすテクニックを使う」って内容。

　例えば「以前は親しかったけど、最近連絡が取れなくなった人がいますね」「やりたいけど、やれずにいる事がありますね」など、まずYESという回答が返ってきそうな質問を投げかける。仮にNOが返ってきても「いや、それは良かった」と言う言い回しで逃げる…など。

　あと、「反証不能」な事も例に挙げてましたねぇ。「○○すれば××でしょう」ってヤツで、××が起きなくても○○が成立しなかっただけと言うもので、番組では「相手に勇気があれば、クリスマスに貴方に告白したいと言う人がいます」と言うもので、告白があれば占いが当たりで、告白がなければ相手に勇気がなかったのかな？と思わせる。

　最後にNOと言われても「自分で分かっていないだけ」と言う。実はコレが一番やっかいで…（笑）。


　その手の話を頭に入れている私が以前に「すぴこん」に物見遊山で行った時のこと。話のタネに並ばずにすむ占い師の前に座って診て貰ったのですが、まさに上記の様な話をされました。こっちはすぐに気が付き、思いっきり冷めたまま占い師とやり取りをしたんですが…最後の決め手は「貴方は○○な人です！」との断定。これに反論しても「自分で分かってないだけ」と。

　まぁ、敵地に乗り込んで自分から占い師の前に行った手前、喧嘩するわけにも行かずに黙って聞いていましたが…金を払って説教を受けるってのが嬉しい人じゃないと占いにははまらないんでしょうねぇ。


　以前にも書きましたが、占い師ってのは未来を語るものではなく、相手の話をじっくり聞く＆肯定と否定を巧みに使い分けて相手の気持を良くさせる…って所ですかねぇ。まぁ、褒めたりするだけでなく、けなされて気持いい「精神的マゾヒスト」の場合を見抜くなどの技量も必要だから、簡単とは言えないんですけどねぇ。

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