今日、マイミクの方の日記で知りましたが、往年の名レスラーで「プロレスバカ」としてプロレスファンに親しまれていた剛竜馬氏が亡くなりました。

wiki：剛竜馬
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%9B%E7%AB%9C%E9%A6%AC

>2009年10月18日午前1時11分、神奈川県内の病院で敗血症のため死去

　ウィキペディアでも書かれているように、かなりアップダウンの激しい人生でした。わずか15歳でプロレスデビューし、アイドル的なポジションも与えられましたが所属団体を飛び出し、当時のポジション的に似ていた、そして所属団体の大きさで大きく差のついていた藤波辰巳をその後もライバルとして標的にし、名勝負を繰り広げましたが、何がきっかけか完全な前座レスラーに落ち着いてしまいました。

　その後、リストラの対象になったり、悪役レスラーに甘んじたり、そして自分の理想とする団体を立ち上げるなどをしました。プロレスファンのみならずプロレスで“独立団体”とか“インディー”などの元祖が大仁田厚の様に思われますが、日本初の独立団体「パイオニア戦志」を立ち上げた一人が剛でした。

　しかしこれも上手く行かず、デビュー当時の輝きからは想像もつかないほどの迷走を繰り返し、最後はウィキにもある通り、一時は「プロレスの面汚し」とまで言われ叩かれまくったビデオ出演やひったくり事件で完全にレスラーとしての地位を失ってしまいました。

　かつてのネームバリューをもっと有効に生かせば別の行き方も出来たのではないか？と思う反面、逆に妙なプライドが邪魔をして不器用な生き方しか出来なかったのかもしれない･･･と思うと、彼の人生の紹介をしている部分で自分の人生に重なる部分があるような気がして･･･。

　所属する日本人レスラーが飽和状態だった時代にリストラ対象に上がり続けた剛。藤波との名勝負が真っ先に上げられながらも、それ以外に語られる試合がなかったと言う事はレスラーとしてもやはり限界があったのかもしれません。

　今となってはどこがターニングポイントだったのかを考えても結果論でしかありません。されに厳しい言葉ですが、レスラーとしても「惜しい人」とは言い難い部分も有りますが、人生としてあまりにも早すぎる。心からご冥福をお祈りします。

{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/neowing/item2343888.html?lid=af0501}{a8.net http://books.livedoor.com/item/354100}{a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=901101&GOODS_SORT_CD=103}

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