2009年06月08日
帰福(「新・世界の七不思議」書評)
今日はホテルを遅めにチェックアウトし、東京滞在最終日をゆっくりと楽しみたかったのですが、明日の事も考えて帰りは夕方の便を準備しました。そしてちょっと短めの一日を新宿や秋葉原へも行きましたが・・・明日の6月8日はあの秋葉原の惨劇から一年となる日です。
未だに釈然としない犯行動機と理不尽な形で多くに命が奪われた事を思い浮かべながら、それでも今日も、そして多分明日も異常に高いディーバッグ率とキャップ着用率の人たちで賑わうんでしょう。(って、私もディーバッグを担いでましたが(笑))
そして夕方。帰りの飛行機は少し気流の関係で揺れましたが、着陸は非常にスムーズでこれほど静かなランディングは初めてでした。
と、変な事に感心してしまいましたが、今回の旅行の旅行の移動時間に読もうと思って本棚の死蔵本(笑)の一冊を持っていきました。小説「新・世界の七不思議」です。
こちら、「邪馬台国はどこですか?」の続編で、「邪馬台国・・・」では日本史をテーマにしていましたが、今回は世界史をテーマにしています。
ただ、前回と大きく違うのは登場人物の宮田が「邪馬台国・・・」では豊富な知識を見せ付けていましたが、「新・世界の・・・」では一般教養程度の知識から、その場で語られる各テーマ(アトランティスやナスカの地上絵など)の通説や時代背景、資料に文献などの情報を元にその謎を解き明かします。が・・・
テーマの選び方も結論も若干強引な所もありますし、語られる説の中には少々作者の見解の偏りがないかな?って点もありました。
その点では「邪馬台国・・・」ほどのインパクトはありませんでしたが、少なくとも「アトランティスの不思議」の章での「一夜にして沈んだ大陸」の正体については納得してしまった自分がいました。
まぁ、小説を読まない私にしては結構好んで読む作家が鯨統一郎氏ですが、あらためて確認すると結構本を出してますねぇ(笑)。
と言うわけで「邪馬台国・・・」の続編を期待したらダメ、だけど決して駄作ではない微妙な評価の一冊。不思議好きで気楽に読むにはオススメかもしれません。
未だに釈然としない犯行動機と理不尽な形で多くに命が奪われた事を思い浮かべながら、それでも今日も、そして多分明日も異常に高いディーバッグ率とキャップ着用率の人たちで賑わうんでしょう。(って、私もディーバッグを担いでましたが(笑))
そして夕方。帰りの飛行機は少し気流の関係で揺れましたが、着陸は非常にスムーズでこれほど静かなランディングは初めてでした。
と、変な事に感心してしまいましたが、今回の旅行の旅行の移動時間に読もうと思って本棚の死蔵本(笑)の一冊を持っていきました。小説「新・世界の七不思議」です。
こちら、「邪馬台国はどこですか?」の続編で、「邪馬台国・・・」では日本史をテーマにしていましたが、今回は世界史をテーマにしています。
ただ、前回と大きく違うのは登場人物の宮田が「邪馬台国・・・」では豊富な知識を見せ付けていましたが、「新・世界の・・・」では一般教養程度の知識から、その場で語られる各テーマ(アトランティスやナスカの地上絵など)の通説や時代背景、資料に文献などの情報を元にその謎を解き明かします。が・・・
テーマの選び方も結論も若干強引な所もありますし、語られる説の中には少々作者の見解の偏りがないかな?って点もありました。
その点では「邪馬台国・・・」ほどのインパクトはありませんでしたが、少なくとも「アトランティスの不思議」の章での「一夜にして沈んだ大陸」の正体については納得してしまった自分がいました。
まぁ、小説を読まない私にしては結構好んで読む作家が鯨統一郎氏ですが、あらためて確認すると結構本を出してますねぇ(笑)。
と言うわけで「邪馬台国・・・」の続編を期待したらダメ、だけど決して駄作ではない微妙な評価の一冊。不思議好きで気楽に読むにはオススメかもしれません。
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