Elwood覚書（ブログ版）

　今ならコンビニとか書店でも手に入るんじゃないかな？この本はオススメです。

　内容は超盛りだくさん！実際にこの文章を書くために記事を掻い摘んで紹介しようと思ってななめ読みしてたら･･･また読みふけってしまった（笑）。

　改めてざっと紹介すると終末予言にUMA、オーパーツ、UFO、猟奇事件、さらには歴史ミステリーに超過額、怪事件などなど。さらにはインタビューで“あの”ベンジャミン・フルフォードによる陰謀論もありましたし、もちろんジュセリーノもマンガで紹介されています。（あと、阿倍晴明もマンガになってた）

　さらには昭和の臭いがプンプンする「史上最強のUMA決定戦『U-1グランプリ』実況中継」とした記事では、かなり稚拙な文章で架空の怪物たちがバトルを繰り広げる様子を空想で実況していますが、その選手（？）の選定がなかなか秀逸です。

　また、不思議系とはちょっと趣を変えた「まだ間に合う秋のにっぽん奇祭カレンダー」とか、『「驚異のスーパーロボット」最前線』なるちょっとした科学記事もありましたが･･･実は驚くべきはこの手の雑誌にあるまじき文章が散見されます。

　例えば『知らない人でも一目で分かる「UFO論争60年史」』で「エリア51の暴露」の説明でボブ・ラザーの証言について「しかし、彼の経歴など今では信憑性はかなり疑わしいとされる」とか、「ミステリーサークル」で「英国人の製作者が名乗りを上げたことなどで、現在は悪戯説が主流となっている」など、この手の雑誌にありがちな否定的意見の切捨てが少ないのに驚きでした。

　あとこれだけ。「禁断の封印映像秘宝館」と題した袋とじにはYouTubeのURL付きで紹介されているのはなかなか斬新（笑）。

　オススメの一冊です！