2008年03月01日
山月記的忙殺
いやいやいや、もちろん明日も出勤。またもや「山月記」状態になりつつあります。
と、ここで“「山月記」状態”って以前に覚書で書いたと思ったらなかったんで、どういう話か説明しますと・・・当然、中島敦の作である「山月記」の話です。
山月記
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%88%E8%A8%98
この物語の中で旅の途中の主人公を襲うトラがかつての友人の成れの果てだったと言うくだりで、気がふれて人の心を失ったためにトラになった友人の「今までは、どうして虎などになったかと怪しんでいたのに、この間ひょいと気がついてみたら、おれはどうして以前、人間だったのかと考えていた」と言うセリフがあります。
これと同じく「今までは、どうしてこんなに忙しくなったのかと怪しんでいたのに、この間ひょいと気がついてみたら、おれはどうして以前、暇だったのかと考えていた」って感じ。
敦 atsushi−山月記・名人伝−/野村萬斎
中国小説集
そんなこんなの今日この頃、後輩君の苛烈な負荷を軽減すべく、ようやくフォローが実を結びかけた矢先。メンバーの一人が昨日は定時帰宅、今日は有休を取りました。当然、土曜の出勤も無いようですが、先ほどの「実を結びかけた」だけで、総力戦には変わりありません。そんな状況で・・・
ただ、「2008年02月16日 馴れない事は疲れる・・・」で後輩を上手く指導できないことを書きましたが、残念ながら前述のメンバー氏を反面教師として話をしましたところ、十分伝わった様子。
私はいろんな会社のいろんなプロジェクトに参加しているので、いろんなグループ(チーム)の特徴を多く見てきています。そしてメンバーにはいろんなキャラクターがいて、その組み合わせがグループの色になってきます。しかし、ほとんどのグループで必ずと言っていいほど一人はいるのが「リーダー」「ムードメーカー」そして「いじられ役」です。
少々問題のある言い回しですが、逆を言えば誰が「いじられ役」かを見抜き、自分がそこに追いやられない様にする事が「処世術」の一つでもあります。更にえげつない言い方をすると「避雷針」と言うか・・・。もちろん、その様な役回りナシでも順調に進むプロジェクトもありますが、私の場合はある程度「いじられ役」に回りながらも逆にムードメーカーも兼任してどうにかしのいでます(笑)。
が、今回は後輩君と件のメンバー氏。今後どうなるか?
りはめより100倍恐ろしい
と、ここで“「山月記」状態”って以前に覚書で書いたと思ったらなかったんで、どういう話か説明しますと・・・当然、中島敦の作である「山月記」の話です。
山月記
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%88%E8%A8%98
この物語の中で旅の途中の主人公を襲うトラがかつての友人の成れの果てだったと言うくだりで、気がふれて人の心を失ったためにトラになった友人の「今までは、どうして虎などになったかと怪しんでいたのに、この間ひょいと気がついてみたら、おれはどうして以前、人間だったのかと考えていた」と言うセリフがあります。
これと同じく「今までは、どうしてこんなに忙しくなったのかと怪しんでいたのに、この間ひょいと気がついてみたら、おれはどうして以前、暇だったのかと考えていた」って感じ。
敦 atsushi−山月記・名人伝−/野村萬斎
中国小説集
そんなこんなの今日この頃、後輩君の苛烈な負荷を軽減すべく、ようやくフォローが実を結びかけた矢先。メンバーの一人が昨日は定時帰宅、今日は有休を取りました。当然、土曜の出勤も無いようですが、先ほどの「実を結びかけた」だけで、総力戦には変わりありません。そんな状況で・・・
ただ、「2008年02月16日 馴れない事は疲れる・・・」で後輩を上手く指導できないことを書きましたが、残念ながら前述のメンバー氏を反面教師として話をしましたところ、十分伝わった様子。
私はいろんな会社のいろんなプロジェクトに参加しているので、いろんなグループ(チーム)の特徴を多く見てきています。そしてメンバーにはいろんなキャラクターがいて、その組み合わせがグループの色になってきます。しかし、ほとんどのグループで必ずと言っていいほど一人はいるのが「リーダー」「ムードメーカー」そして「いじられ役」です。
少々問題のある言い回しですが、逆を言えば誰が「いじられ役」かを見抜き、自分がそこに追いやられない様にする事が「処世術」の一つでもあります。更にえげつない言い方をすると「避雷針」と言うか・・・。もちろん、その様な役回りナシでも順調に進むプロジェクトもありますが、私の場合はある程度「いじられ役」に回りながらも逆にムードメーカーも兼任してどうにかしのいでます(笑)。
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