2020年01月13日
「屍人荘の殺人」見てきました
題名やキャストからしてお手軽でコミカルな推理モノと思いちょっと気にしていた程度の作品でしたが、姪っ子シスターズの要望とも合い見に行きました。結果、面白かったかどうかで言えばまずまず面白かったものの、正直言って内容としては予告とは大幅に違い、ちょっと詐欺っぽい感じがしましたねぇ。
何が?って、予告編や映画紹介サイトのストーリー説明でもその「重要なファクター」について全く触れていないので、ここで以下の【感想:Start】〜【感想:End】以外では伏せておきましょう。
ミステリー・オタクの大学生、葉村譲はミステリー愛好会会長の明智恭介に目を付けられ体の良い助手にされ、大学内の有象無象の事件に首を突っ込んでは「学園内のホームズとワトソン」と呼ばれていたが、ある日、同じ大学の美少女探偵である剣崎比留子に事件が起きると目されるロックフェス研究会の合宿への参加を誘われる。
その合宿では昨年、行方不明になった女学生が居たり、合宿で新たな事件を匂わせる予告場が届いたり…と。果たしてどんな事件が起きるのか、事件を解決し犯人を突き止めるのは明智か比留子か、葉村は事件解決に貢献できるのか…など、映画を見てから書くのは白々しいですが(笑)。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
昨今のマンガやアニメ、そして小説もなのかもしれませんが、最近の設定は入り口だけ興味を引く設定で途中から「その設定、この時点で生きてる?」って言いたくなるものが非常に多い。例えば「異世界転生モノ」なんかも入り口でいろいろと個性を持たせていても、途中から見分けのつかないモノばかり。この映画で言えば「二人のホームズに一人のワトソン」って設定、要らないでしょ?ってのが正直な感想。
そしてもう一つ、以前に覚書に書いたと思いますが(マジなネタバレですが)ゾンビって気軽な設定ですよねぇ。細かい設定を説明しなくても特徴や弱点なんかはご存知の通り…ですから。そしてそのお手軽設定に乗っかった推理モノって事で、ゾンビが殺人の凶器ってのは斬新かもしれませんが推理にゾンビを乗っけたらの話で、ゾンビものの中に入り込んだ推理ではありがちな内容。
で、映画の中には映像オタクでゾンビものが好きなキャラクターが居ましたが、彼が居ながらゾンビ対策が甘すぎて見るに堪えなかった。例えばゾンビの侵入を防ぐバリケードなら見張りを立てておくとか、突破の危険性のある場所は守りを固める。特に女性などは2階に固め、1階は安全性の高い部屋から使用する部屋割りにする…などの考慮をするなどがなく、命の危機にさらされているという認識が薄い点がちょっと冷めた。
それから犯人も被害者も読みやすかったのはありましたが、最初の事件で犯人がメモを残したってのも犯罪予告を知らないはずの犯人がとっさにできるか?とか、予告を書いた人間もあらぬ疑いを掛けられる前に自供するんじゃない?とかいろいろと引っかかったなぁ。
まぁ、コメディとしてある程度評価しますが、予告編からして神木隆之介演じるワトソン君が二人のホームズの意見の間に板挟みにあい、それでいてちょっと推理に口を挟むと総攻撃。しかしちょっとした視点の変更から二人のホームズの推理を一人のワトソンの推理が繋ぎ合わせたら全ての点が一つの線になり…ってのを期待したんですが、そんなところも含めて肩透かし。
総じてイロイロと酷い映画でした。特に姪っ子(末)の意見としては中村倫也が目当ての人は怒るんじゃない?殺害された遺体があるのは覚悟してたけど、ゾンビシーンは苦手なのに!って。いや、映画の指標としてエロ、グロ、バイオレンスなども数値化して表示する義務が必要かな(笑)。
【感想:End】
最後に。姪っ子(末)は完全に神木君のファンで神木君目当てだったようですが、同様にキャスト目当ての中高生と思われる観客が多かったなぁ。で、ホント鑑賞マナーが悪すぎる。ってか、基本的なマナーがなってないのか、既に人が座っている席の前を通るときに前の席を思いっきり蹴ってたり、暗くなってからガヤガヤと喋りながら入ってくるグループなど。
義務教育で映画鑑賞マナーを教えたうえで免許制度を導入しろ!(嘘)
何が?って、予告編や映画紹介サイトのストーリー説明でもその「重要なファクター」について全く触れていないので、ここで以下の【感想:Start】〜【感想:End】以外では伏せておきましょう。
ミステリー・オタクの大学生、葉村譲はミステリー愛好会会長の明智恭介に目を付けられ体の良い助手にされ、大学内の有象無象の事件に首を突っ込んでは「学園内のホームズとワトソン」と呼ばれていたが、ある日、同じ大学の美少女探偵である剣崎比留子に事件が起きると目されるロックフェス研究会の合宿への参加を誘われる。
その合宿では昨年、行方不明になった女学生が居たり、合宿で新たな事件を匂わせる予告場が届いたり…と。果たしてどんな事件が起きるのか、事件を解決し犯人を突き止めるのは明智か比留子か、葉村は事件解決に貢献できるのか…など、映画を見てから書くのは白々しいですが(笑)。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
昨今のマンガやアニメ、そして小説もなのかもしれませんが、最近の設定は入り口だけ興味を引く設定で途中から「その設定、この時点で生きてる?」って言いたくなるものが非常に多い。例えば「異世界転生モノ」なんかも入り口でいろいろと個性を持たせていても、途中から見分けのつかないモノばかり。この映画で言えば「二人のホームズに一人のワトソン」って設定、要らないでしょ?ってのが正直な感想。
そしてもう一つ、以前に覚書に書いたと思いますが(マジなネタバレですが)ゾンビって気軽な設定ですよねぇ。細かい設定を説明しなくても特徴や弱点なんかはご存知の通り…ですから。そしてそのお手軽設定に乗っかった推理モノって事で、ゾンビが殺人の凶器ってのは斬新かもしれませんが推理にゾンビを乗っけたらの話で、ゾンビものの中に入り込んだ推理ではありがちな内容。
で、映画の中には映像オタクでゾンビものが好きなキャラクターが居ましたが、彼が居ながらゾンビ対策が甘すぎて見るに堪えなかった。例えばゾンビの侵入を防ぐバリケードなら見張りを立てておくとか、突破の危険性のある場所は守りを固める。特に女性などは2階に固め、1階は安全性の高い部屋から使用する部屋割りにする…などの考慮をするなどがなく、命の危機にさらされているという認識が薄い点がちょっと冷めた。
それから犯人も被害者も読みやすかったのはありましたが、最初の事件で犯人がメモを残したってのも犯罪予告を知らないはずの犯人がとっさにできるか?とか、予告を書いた人間もあらぬ疑いを掛けられる前に自供するんじゃない?とかいろいろと引っかかったなぁ。
まぁ、コメディとしてある程度評価しますが、予告編からして神木隆之介演じるワトソン君が二人のホームズの意見の間に板挟みにあい、それでいてちょっと推理に口を挟むと総攻撃。しかしちょっとした視点の変更から二人のホームズの推理を一人のワトソンの推理が繋ぎ合わせたら全ての点が一つの線になり…ってのを期待したんですが、そんなところも含めて肩透かし。
総じてイロイロと酷い映画でした。特に姪っ子(末)の意見としては中村倫也が目当ての人は怒るんじゃない?殺害された遺体があるのは覚悟してたけど、ゾンビシーンは苦手なのに!って。いや、映画の指標としてエロ、グロ、バイオレンスなども数値化して表示する義務が必要かな(笑)。
【感想:End】
最後に。姪っ子(末)は完全に神木君のファンで神木君目当てだったようですが、同様にキャスト目当ての中高生と思われる観客が多かったなぁ。で、ホント鑑賞マナーが悪すぎる。ってか、基本的なマナーがなってないのか、既に人が座っている席の前を通るときに前の席を思いっきり蹴ってたり、暗くなってからガヤガヤと喋りながら入ってくるグループなど。
義務教育で映画鑑賞マナーを教えたうえで免許制度を導入しろ!(嘘)
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