2016年11月14日
「ミュージアム」見てきました
何度も書きますが、漫画・アニメの実写化は失敗すると言う人が多いですが、成功した場合は原作がそれらと言う事が忘れられただけ。そしてこの映画も原作は漫画ですが、漫画を実写で再現できているかどうか以前に面白いかどうかが問題ですが…良い映画ではありましたが、ある意味、邦画の限界を感じる所でもありました。
で、今あらためて予告動画を見ましたが、未見の人は絶対に予告は見ちゃダメ!編集が下手でネタバレしてるし。(幸い、私は原作のさわりの部分しか知らず、予告もしっかりとは見ていなかったんでセーフでした(笑))
雨の日だけに現れる謎の連続猟奇殺人犯とそれを追う刑事。やがて職業としての追跡から家族をが巻き込まれることにより夫として、父として犯人と対峙するも、ことごとく裏をかかれて窮地に追い込まれる。内容として「PG12」か「R15」かと思いますが「G」指定ってのが不思議。グロに弱い人はちょっとヤバいかもしれません。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますし、他の映画との比較の流れでそっちのネタバレもあるのでご注意を。
【感想:Start】
まず冒頭に書いた「邦画の限界」と言うか…ぶっちゃけ、映画のキャッチコピーで「あなたは最悪のラストを期待する」ってありますが、これから期待する結末はこちらの想像を超えるか、ちょっと胸糞悪いエンディングが用意されていると思ってましたが…これはガッカリ。前回見た「ザ・ギフト」の「胸糞悪い爽快感」の方が私好みでした。
で、改めてこの映画に話を戻すと、やっぱり「映画から心が離れる」(矛盾してたり、あり得なかったりする)シーンがイロイロありました。映画の冒頭で後輩と事件(しかも殺害内容)について大衆食堂で会話するシーン。やらないでしょ?プロなんだから。殺害現場である冷蔵庫に入るシーンも雨に濡れたコートの上から防寒具を来てましたが、水滴が凍ることを考えると「着替え」のが当たり前。ってか、事件が起きてたのは「梅雨前線が…」って時期なのに、みんなコートを着てるんですが。最初に奥さんと子供を拉致されて車を追いかけるシーンもちょっと釈然としなかったし、捜査情報を持ち出す後輩と犯人を見つけてそれらを置いて飛び出すって、刑事としてあり得る行動なの?
まぁ、その後にも「?」なシーンがありましたが、きちんと理由が補償するところがあり、ストーリー展開で重要な個所でそれらがつじつまの合うものになっていたので妙なシーンを相殺してるかな。容疑者の個人情報を主人公に流してしまった、そのくせ警察には黙っていたのはなぜか。パズルを解いて監禁場所から抜ける時に拳銃があったのはなぜか。すぐに理由が分かりますが、なるほどって感じでした。
さて、どうしてもバッドエンド好きに私としては監禁中の食事でハンバーガーが出た時にすぐに「あれ」である可能性に気付いたので「スウィーニー・トッド」の流れを思い浮かべ、同時に廊下に立つ蛙男に拳銃を向けた時に"最悪の結末"を期待し、それを見抜く切り返しに「おっ!」っときたものの…このエンディング。
死体の状況や映像の色合いでは「SAW」を思い浮かべますし、ホント、もっとドロドロした最後を想像したんですが、ちょっと残念。
あと、妻夫木聡の演技も良かったのですが、どうしても小峠に見えてしまって(笑)。
ちょっと辛口の部分もありましたが、終盤までで90点。エンディングで40点。総合で75点ぐらいかな?
【感想:End】
最後に。こっちにいるうちに「ジャック・リーチャー」も気になるんで見に行きたいけど、「この世界の片隅に」も捨てがたい。まぁ、行けるかどうかは仕事の状況次第だけど。
それから事後報告ですが、土曜に大学時代の後輩と飲みました。とは言え、あくまでも個人的な感想ではありますが、名古屋の居酒屋のメニューが少ない気がする。いや、私の財力にも問題がありますが(笑)。
で、今あらためて予告動画を見ましたが、未見の人は絶対に予告は見ちゃダメ!編集が下手でネタバレしてるし。(幸い、私は原作のさわりの部分しか知らず、予告もしっかりとは見ていなかったんでセーフでした(笑))
雨の日だけに現れる謎の連続猟奇殺人犯とそれを追う刑事。やがて職業としての追跡から家族をが巻き込まれることにより夫として、父として犯人と対峙するも、ことごとく裏をかかれて窮地に追い込まれる。内容として「PG12」か「R15」かと思いますが「G」指定ってのが不思議。グロに弱い人はちょっとヤバいかもしれません。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますし、他の映画との比較の流れでそっちのネタバレもあるのでご注意を。
【感想:Start】
まず冒頭に書いた「邦画の限界」と言うか…ぶっちゃけ、映画のキャッチコピーで「あなたは最悪のラストを期待する」ってありますが、これから期待する結末はこちらの想像を超えるか、ちょっと胸糞悪いエンディングが用意されていると思ってましたが…これはガッカリ。前回見た「ザ・ギフト」の「胸糞悪い爽快感」の方が私好みでした。
で、改めてこの映画に話を戻すと、やっぱり「映画から心が離れる」(矛盾してたり、あり得なかったりする)シーンがイロイロありました。映画の冒頭で後輩と事件(しかも殺害内容)について大衆食堂で会話するシーン。やらないでしょ?プロなんだから。殺害現場である冷蔵庫に入るシーンも雨に濡れたコートの上から防寒具を来てましたが、水滴が凍ることを考えると「着替え」のが当たり前。ってか、事件が起きてたのは「梅雨前線が…」って時期なのに、みんなコートを着てるんですが。最初に奥さんと子供を拉致されて車を追いかけるシーンもちょっと釈然としなかったし、捜査情報を持ち出す後輩と犯人を見つけてそれらを置いて飛び出すって、刑事としてあり得る行動なの?
まぁ、その後にも「?」なシーンがありましたが、きちんと理由が補償するところがあり、ストーリー展開で重要な個所でそれらがつじつまの合うものになっていたので妙なシーンを相殺してるかな。容疑者の個人情報を主人公に流してしまった、そのくせ警察には黙っていたのはなぜか。パズルを解いて監禁場所から抜ける時に拳銃があったのはなぜか。すぐに理由が分かりますが、なるほどって感じでした。
さて、どうしてもバッドエンド好きに私としては監禁中の食事でハンバーガーが出た時にすぐに「あれ」である可能性に気付いたので「スウィーニー・トッド」の流れを思い浮かべ、同時に廊下に立つ蛙男に拳銃を向けた時に"最悪の結末"を期待し、それを見抜く切り返しに「おっ!」っときたものの…このエンディング。
死体の状況や映像の色合いでは「SAW」を思い浮かべますし、ホント、もっとドロドロした最後を想像したんですが、ちょっと残念。
あと、妻夫木聡の演技も良かったのですが、どうしても小峠に見えてしまって(笑)。
ちょっと辛口の部分もありましたが、終盤までで90点。エンディングで40点。総合で75点ぐらいかな?
【感想:End】
最後に。こっちにいるうちに「ジャック・リーチャー」も気になるんで見に行きたいけど、「この世界の片隅に」も捨てがたい。まぁ、行けるかどうかは仕事の状況次第だけど。
それから事後報告ですが、土曜に大学時代の後輩と飲みました。とは言え、あくまでも個人的な感想ではありますが、名古屋の居酒屋のメニューが少ない気がする。いや、私の財力にも問題がありますが(笑)。
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SAW、セブン、羊たちの沈黙などを見慣れてる映画ファンなら「もうちょっと…」なんでしょうが、邦画で快楽殺人ものとしては充分な出来だったと思いますよ。上映時間がちょっと長いかな?
で「この世界の片隅に」はヲタ仲間で結構な高評価で、8日に有志8名ほどで鑑賞会(小生は二度目)もする予定です。悲劇というより「大戦を舞台とした人情話」といった感じかな。長編落語の様でもありました。
12/1映画の日に『この世界の片隅に』観に行ってきたです。
戦前戦中日本の倫理観・死生観・結婚観・庶民生活風俗などがこれでもか!と詰め込まれた、掛け値無しによい作品ですた。
時代背景的に避けられないとは言え、一部きつ目のゴア表現があるので、向後の地上波放送は微妙かなあ。
#実写版も製作中みたいですけど何か出来に対するハードル上がったような?(笑)