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2016年11月07日
「ザ・ギフト」見てきました
 この週末、題名とあらすじだけで"これだ!"と言う嗅覚が働き見に行ったこの映画。一言で感想を述べただけでもネタバレになりそうなので後に回しますが、今の私の心境から言って心に刺さる映画でした。名作とは言い難いものの、その薄暗い雰囲気は(以前に見た)「真夜中のゆりかご」に似て、それでいてそれと比べて「救いが無い」感じの私のごみの映画です。

 個人的な意見ですが、もし見に行く気のある方は予告編の動画すら見ない事をオススメします。





 転職で故郷に帰って来たサイモンとその妻、ロビン。買い物中にサイモンの同級生、ゴートが声を掛けてくる。彼は旧交を温めるべく"贈り物"を送ってくるが、どこか不気味さのたたようゴートと彼をどことなく避けるサイモン。

 やがてゴートの二人への付きまといはエスカレートしていく…。

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入りますが、今回はどうしてもガチなネタバレになります。この映画を未見の人は飛ばし読みを推奨します。

【感想:Start】

 この映画、本当にあらすじと題名だけで選んだ映画でしたが、予告編すら見なかったのは正解でした。不気味な存在であるゴートがなぜ贈り物を送ったか、なぜ二人につきまとったか、その原因が分かってからはこの映画の視点が大きく変わり、彼への印象が変わってきます。(ゆえに、このシフトを楽しむためにも未見者はマジでこの先を読むな!)

 その上で前半の行動を見ると…サイモンが高校時代にゴートに対して行った、取り返しのつかないイジメ(仕打ち)に対し、それを謝るチャンスを与えていたのだと考えると、つじつまが合うシーンがいくつもあります。同時に、その気になればいつでもその思考を「復讐」に変更できるのに、それをやらなかったゴートと彼とその過去を無視するサイモン。

 その後、事実を聞き半信半疑のロビンも出産後、サイモンの人間性を知った後の場面で唇へのキスを避けるシーンが印象的です。同様に映画の冒頭、隣人が(ちょっとの間ですが)赤ん坊を車に置きっぱなしにし、それに過剰反応するロビンも、作品の中では明言されてはいませんが過去に子供を亡くしてしまった経験があったであろうことが伺えるなど、思った以上に細やかな演出がなされています。


 そんなわけで当初、敵認定すべきゴートが実は同情すべき対象であり、被害者のサイモンが極悪人、そして視点がロビンに移って最後はサイモンに戻ると同時に胸糞悪くもゴート視線ではどす黒い爽快感が残る秀逸な作品。純粋なサイコホラーと思いきや、復讐のテーストが加わり実に私好みの映画でした。(そう、一言で言えば「胸糞悪い爽快感のある復讐劇」って感じですが、この一言でネタバレですもんねぇ(笑))

 そして作中で引用された聖書の一文、「君が"過去"を忘れても、"過去"は君を忘れていない」は今の私の心境に刺さりました。

 過去が私を忘れてくれない限り、私も過去を忘れず、少なくともその過去に追い回されることなく清算していきたいものです。(理想ですが)

【感想:End】

 最後に。11月からのプロジェクトでかなりインパクトの強い出来事があったものの、覚書を更新してませんでした。実は【感想:Start】〜【感想:End】を読んでない人もいるかと思いますが、これまた映画とリンクする様なお話で(笑)。

 それはまた後日。


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