ズサンな捜査や取り調べで無実の罪を負わされ、何年も自由を奪われた末に冤罪と認められた人物が刑事補償としてお金が支払われたと言うニュースを何年かに１度、耳にします。

　失った時間をお金に換算するしかない状況は同情せざるを得ませんし、その保証は当然だと思いますが…これって税金なんですよねぇ。言い換えると警察の仕事の失敗のツケを国民が薄く広く負担するわけです。


　そして今回の逃走劇。4000人も動員されているようです。

逃走容疑者を手配、県警が４０００人態勢に増員／川崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140108-00000040-kana-l14

　この人件費、ほんの不注意から発生したものです。もちろん、この様な事件があろうとなかろうと発生する人件費もあるでしょうが、少なくとも必要のない経費がかかったのは確かでしょう。

　もちろん、単純に他の仕事に置き換えて考えるわけにはいきませんが、システム開発では何らかの失敗で数十人がリカバリーに入らなければならない様な事件があったら、本人はもちろん所属する組織はどんな目に合うか。私なら簡単にクビが飛びますねぇ（笑）。


　まぁ、素人の考えなんで杞憂だとは思いますが、犯人が警察署内で凶器になる様なモノ（言ってしまえば拳銃など）を盗んだりする事が可能はなかったのかと心配になります。もちろん、そんな重要なものは厳重に保管されているでしょうが、こんな事件が起きるとそんな基本的な事まで疑ってしまいます（笑）。


　何はともあれ、サッサと犯人を捕まえてほしいところですが…なんかネット上では犯人の逃走を幇助するような情報も飛び交っている様な印象を受けます。大丈夫かなぁ？

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