一日遅れてしまいましたが、小沢昭一さんが亡くなりました。83歳という年齢を考えると無い話ではありませんが、残念です。

　平日の夕方に放送されていた「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は録音してまで聞くほどではないものの、それでもタイミングがあえば必ず聞いていた「いつまでも終わらない」と言う認識の番組でした。クスクスっと笑う事もあれば感心する話、勉強になる話に趣のある話、そしてこの番組を聴く場合、ほとんどが車の運転をしている場合が多いのですが、危うく事故を起こすのではないかと危機を感じるほどの爆笑してしまう事も。

　本当に「敬愛すべきスケベじじぃ」であり、それでいてモラルをしっかりと持っているように見えた。例えば若い女の子に気軽に声を掛けたくせに、相手がその気になったらたじろいてしまうような感じに憧れていました。

　歳をとったら小沢昭一さんの様な年寄になりたい。

　そう感じさせる方でした。


　「小沢昭一の小沢昭一的こころ」、この微妙に語呂の悪い番組名が耳に残りますし、ある程度の年齢以上でこの番組名を知らない人は居ないでしょう。また、爆笑したこの番組の内容を他人に話してもその面白さは半分も伝わらない。ひとえに小沢さんの話術のなせる業でしょう。

　熊本時代、新聞社主催のチャリティーで出品された小沢さんの色紙が欲しく、有料の抽選券を大量に買った覚えがあります。他の色紙が当たりましたが、結局手に入らなかったなぁ･･･。


　また一人、昭和を感じる愛すべき大人がいなくなりました。心よりご冥福をお祈りします。



{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_605pibd1250}{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item4683961.html?lid=af0501}

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