今月もファーストデーで映画を見に行けるタイミングだったので、「今年、最高の感動作」との呼び声の高い「最強のふたり」を見てきました。まぁ、私のキャラから言って感動作をチョイスするってのはあまりない事。「ル・アーヴルの靴みがき」も結局見ませんでしたが（笑）。



　この映画、オープニングが最低、最悪で嫌悪を感じるくらいでしたが、倒置的な表現でストーリーが展開し、終盤にこのシーンに続くと印象はまったく違っていました。なかなか表現し難いものの･･･

　それでは今回も恒例の【感想：Start】〜【感想：End】で。この間にネタバレの可能性があります。

【感想：Start】

　この映画を評価することで「映画通」ぶっているように思われるのは心外なので最初に断っておきますが、上手く表現する言葉が浮かびません･･･って言葉も鼻を突くセリフに聞こえそうですねぇ（笑）。

　フランス映画の感動作、しかも実話を基にしているとなると、（逆の立場として考えると）この映画に好意的な感想を書いてるようなヤツを見たとしたら「カッコつけてんじゃねぇ！」とか「ハイハイ、アンタは映画通ですね（笑）」って言いそうな私ですが、確かに良い映画でした。

　ただ、知る人ぞ知るというタイプの映画も含め、もっと感動し映画通ぶれる映画はいくつもありますが、感動を押し売りするわけでもなく、お涙頂戴でもなく、そして程ほどに笑わせてくれるか割った雰囲気の映画です。

　予告編を見てもらえば分かるよう、素養もないような黒人青年ドリスがなぜ介護者に選ばれたのか。そもそも不採用になることを望み、それが前提だったドリスが体の動かない資産家フィリップの介護を続けた理由は。二人が歩み寄りながら隠れた一面を引き出しあうストーリーにのめり込みます。

　そして冒頭の説明にもあったオープニングシーン。これが最初と終盤に出てきますが、その感じ方のギャップにグッと来てしまいました。

　「今年最高の感動作」との表現は妙にハードルを上げるだけ。そんな陳腐なキャッチフレーズを抜きにし、素のままでこの映画を見るのが正解だと思います。

【感想：End】

　最後に。明日は当面の運命を左右する新プロジェクトに向けての面接があります。これ次第で福岡常駐か、またまたドサ周りかが決まりますが･･･どうも要件が厳しい感じがするなぁ。

　とは言え、九州の（今回担当の）営業さんはかなり鼻息が荒い。と言うのも、広島の（ここ２年ほど私を担当していた）営業さんが私を引っ張りたいとの打診があったため、ちょっとした支店間の代理戦争っぽくなってきまして。

　そのクセ、午前中で用事が終わるんで、また映画でも見るかな（笑）？

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