Elwood覚書（ブログ版）

　今回、mixiでマイミクさんが取り上げたネタを拡散の意味も含めて紹介します。

「ハンド・パワーあるように誤信させた」と提訴
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120427-OYT1T00977.htm

　この「アースハート」と言う会社、ちょっとググってみるとその問題を指摘しているスレッドが「したらば掲示板」にもありました。

詐欺集団・株式会社アースハート（つくしの会）
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/3132/1266717441/

　まぁ、この世に訴訟を起こされた会社ですが、ＨＰも健在。スタッフのブログもありましたが、本当に罪作りな話だと思います。

　記事のポイントは「（原告の）７人は自分や子供に持病などがあり」と「中には正式な治療を受けられずに病状が悪化したケースもあったという」の２つ。何かにすがる思いと、その思いが招いた悲しい結果としか言いようがありませんが、マスコミもこの行く末をしっかり報道して欲しいと願っています。

　ただ、この記事を書くのにイロイロとニュースサイトを見ていると、その記事の下に「Ads by Google」としてある気功を使った治療を行なう会社の宣伝がありました。この会社も十分怪しいのですが、その広告を某大手新聞社が載せちゃってます（笑）。

　で、今のところ大きな問題を起こしていないので社名は伏せますが、今度はその会社でググると「教えて！goo」に同社の気功治療にはまった友人がいるとの相談を見つけました。怪しいところではないか？と心配するも、１回あたりの治療費は良心的だから大丈夫との返答。しかし、自分も氣が出せるようになるセミナーに19万円を払って参加するとの事で、大丈夫だろうか？との相談。

　それに対するベストアンサーに選ばれた回答が「『ガンを治す大事典』にも載っている」「ある程度歴史も実績もある」との事で、回答者のご主人が入院中にボランティアで現れたこの会の人たちは勧誘を無理強いしていなかったし…と、毎度お馴染みの手口を気付いていない様子。

　無償のボランティアで多数の病人を相手にし、そのうち（偶然の産物で）奇跡的な回復をしたカモをおいしく頂く…と言う常套手段。

　騙される人がいる限り、騙す人たちは消えません。ただ、くどいようですが「心の免疫力」が低下している時はバカバカしいと思うような話にも感染してしまうと言うことを考えると、騙された人を悪く言う気にもなれないなぁ。