今日も思慮の浅い文章でスミマセン。

橋下市長、入れ墨・地下鉄喫煙で調査指示
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120321-OYT1T01218.htm

　面白いことに、このニュースがmixiで取り上げられていて、刺青は怪しからん！調査は当然、もっとやれ！と言う意見に対し、普段見せない隠れたところでのファッションじゃないか、とか刺青を入れててもマジメに仕事をしてれば良いじゃん、とか言う意見もあった。

　もちろん、私の意見は刺青は容認していませんし、“堅気”の人間がやるものとも思っていません。ファッションとしても、それをお洒落と感じる感覚は理解できません。

　通常、服装なりヘアスタイルなりで人は他人から判断されるものですし、偏見が無いと言い張る人でも、白いスーツに紫のシャツ、茶髪にピアスの人間が銀行員として集金に来たらお金を渡すでしょうか？もちろん、ちゃんとした行員で勤続５年、一度も遅刻も無ければお金に関する間違いも起こした事が無い行員だとしても。

　私もプロジェクトとしていろんな企業にお世話になりますが、銀行の仕事の場合はスーツはもちろん、ネクタイの色まで指示されます。そこにはファッションとか自己主張だとか、甘っちょろいことは言っていられません。逆にクールビズの期間は回りにあわせてネクタイはしないように心掛けたりと、注意を払います。

　まぁ、雇われＳＥにとってみれば、プロジェクトで一緒に仕事をするメンバーは仲間でもありますが、プロパーはお客さんでもあります。お客さんに不快な思いをさせては仕事になりません。

　やっぱりファッションと職業ってのは、かなり相性があります。スキンヘッドで髭面の会社員や公務員はダメでしょうが、料理人なら許されそうです。まぁ、これ以上例をあげても文章の羅列になるんでこの辺で打ち切りますか。


　で、くり返しますが刺青をファッションとして考えている人の感覚は、一般的な人が公務員に求めている感覚とはズレがあると思います。とりあえずきちんとした調査を一度しておかないと、大阪の市役所は風紀が乱れていていい加減な奴らばかりと思われかねないのでは？記事にもある橋下さんの「ダメなものはダメという雰囲気が欠けている」って言葉が全て。

　ちなみに「見えないところのファッションを取り締まるのはおかしい」って言ってる人。それじゃ、見せたらアウトでＯＫ？（「児童福祉施設職員が子どもに入れ墨を見せて停職処分」ってのは納得行ってるのかな？）それじゃ、刺青を自慢げに見せてるところを目撃したとして…注意できる人、いるかなぁ。刺青がファッションって言うけど、それって他人を威圧するファッションであり、ファッションである以上、どこかで必ず見せるもの。それがひいてはその人に対する評価につながり…ってことだと思うんですが。


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