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2011年10月25日
「カウボーイ&エイリアン」見てきました
 この映画、情報を仕入れたのが今年の初めのころ。当時は題名しか知らなかったので、3流映画っぽい雰囲気がプンプンで、松山で見られるか?と思っていましたが、ダニエル・クレイグにハリソン・フォードが出るとなると、やっぱり全国ロードショークラスの映画ですねぇ。

 宇宙の長い時間のスパンで、何でエイリアンは現代の地球ばかり侵略して来るんだ?ってツッコミに答えるようなこの作品。現代社会から言えば戦力がはるかに劣る西部開拓時代で、宇宙を越えてやってきたエイリアン相手にどう戦うのか?



 まぁ、映画の評価としてはある意味「酷評」になってしまうのかもしれませんが、この映画はおススメかどうかで言うと「評価に値せず」です。見たい人は見れば良いし、見たくない人は見なくて良い。特に押すわけでもけなすわけでもありません。

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレがあります。

【感想:Start】

 さて、映画の評価で言うと「毒にも薬にもならない」って感じの作品。馬に跨り拳銃ぶっ放してもエイリアンの操る戦闘機を打ち落とせるわけもなく、一方的にやられるばかり。これを解消するためにダニエル・クレイグだけには特別に武器を持ち合わせていてる。エイリアンにさらわれた人を救い出すために人類は結束し、未知の敵に立ち向かう・・・となれば、ストーリーも予想できるでしょうし、その予想通りです。

 で、この手の映画に欠かせない「男へと成長する少年」「妻を取りもどすため強くなる亭主」「主人に仕え殉職する奉公人」「過去の因縁を越え、力を合わせる人々」などなど、定番のエピソードをちりばめていますが、どれも定番過ぎてあまり心に残るほどでもなかったなぁ。

 ただし、やっぱりテンガロンハットに馬とエイリアンの組み合わせはなかなか斬新な映像。エイリアンがどの程度の割合で関わっているかで、SF映画の雰囲気と西部劇の雰囲気を行ったり来たりと不思議な感覚になれます(笑)。

 そしてラスト。これは西部劇のお約束と言うか、こうでなくっちゃって終わり方。これをもって、SF映画ではなく西部劇と認定!


 で、どうしても触れなくてはならないのはエイリアンの造形と行動パターン。映画の設定では過去に「水」が欲しかったり、食料として人間を捕獲したりと、地球侵略の理由はイロイロとありましたが、今回はちょっと変わってた。ただし、知性を感じられないエイリアンは毎度の事でしたねぇ。

 それから主人公が偶然手に入れた兵器がエイリアンに全滅させられるほどのモノってのも・・・何となく「仮面ライダー」のイメージもあるなぁ(笑)。

【感想:End】

 最後に。東京行きが少し伸びそう。まぁ、それならそれで来週公開の映画をまた何本か見に行こうか。松山では最近公開になった「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」を見に行くのを忘れてたし、「ミッション:8ミニッツ」も気になる。あと、三谷作品には拒絶反応があるが「ステキな金縛り」にも若干興味が・・・

「カウボーイ&エイリアン」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

カウボーイ&エイリアン@ぴあ映画生活




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