私が血液型を取り上げる時、文章の引用以外では「血液型性格診断」という言い方はほとんどせず、まず間違いなく「占い」って表現をします。実際、その程度のものとおもっていますから。

　しかし今日、こんな興味深い記事を目にしました。

「血液型番組は差別」に反発、血液型人間学研究家がＢＰＯを提訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110808-00000644-san-soci

　記憶に頼りますが、かつてこんな裁判がありました。

　勤怠の悪さから会社を解雇された人間が、解雇不当を訴えて裁判を起こしました。然るに裁判の結果、解雇は妥当との判決が出ました。確かに裁判で明らかになった勤怠を見る限り、解雇も妥当と思える内容でした。で、極論を言えば、法廷が認めた「怠け者」との烙印を押されてしまった印象を受けましたが…

　この騒動、成り行きがとても楽しみ。

　訴えを起こした血液型人間学研究家の岡野誠氏いわく「血液型人間学は占いまがいのものではなく、学術的なものだ」とのことですが、やっぱり法廷はその“学術的”な統計結果などを提出し、「占いまがい」のものとは違うということを訴えるんでしょうか？

　それに対し、相手側はＢＰＯ？

　争点からして、もしかしたら血液型性格占いは学術的にも意味なし！って判決が出て、これが広まったら…う〜ん、岡野氏、下手したら完全にテレビ出演などの機会を失うどころか、彼の著書もやばい事にならないか？


　最後に。コメの先物取引が72年ぶりに復活しました。実は先物取引の歴史をたどると、近代的な先物取引の発祥の地は江戸時代の日本で、取引の対象はコメでした。まぁ、コメの先物復活は何年も前から言われていたことですが、この時期に、しかもあまり話題にならずに復活ってのもどうかなぁ？

　ちなみに金の先物市場は先週からトンデモない高騰で、死人が出るんじゃないか？ってくらい。世界同時株安もあり、金の投機に資金が流れたんでしょうが、今週末当たりから大暴落…に賭けて見るか（笑）？

{a8.net http://books.livedoor.com/item/3562644}{a8.net http://books.livedoor.com/item/1930027}

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