石原都知事による改正青少年健全育成条例のネタ。確かこの本、トンデモ本として紹介されてた様な気もします（笑）。

都青少年条例：自著で過激本も容認？指摘され石原知事反省
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101218k0000m040101000c.html

>７２年発行の自著「真実の性教育」（光文社）に「いかなる書物も
>子供を犯罪や非行に教唆することはない」などと記述していたことを
>指摘され、「そのころ私は間違っていた」と述べた。「変態を是認
>するような本は、あのころあまりなかった」と釈明し、条例改正の
>正当性を強調した。

　まぁ、時代の違いをある程度容認しますが、次の言葉。

>規制対象となる性的な漫画について「世の中に変態ってやっぱりい
>るからね、気の毒な人でＤＮＡが狂ってて。読んだり、描いたりに
>エクスタシーを感じるのは結構。子供にさらさないように処置した
>だけ」と述べた。

　確かに子供の目に晒さないようにする“だけ”なら賛成ですが、「性的な漫画」と言う点で言えば手塚治虫も書いてますし。当時は表現が大人しかったけど、今の時代にもし手塚治虫にエロを書かせてたらどうなんでしょう？あと、揚げ足を取るようで申し訳ないが、江戸時代の「春画」なんてほかに選択肢がなかったものの、完全に２次元だし、そこで描写されている風景も結構変態です（笑）。

　そんでもって、石原さん。世の中には気の毒な人っているそうですが、石原さんの「完全な遊戯」は小説ならＯＫで漫画化したらアウトって事ですね。

　ネットで調べた範囲ですが…

>「太陽の季節」犯した少女を兄に5千円で売るストーリー
>「処刑の部屋」女学生を薬で昏睡させ輪姦するストーリー
>「完全な遊技」女を拉致監禁、食事もさせず輪姦し続け、 売春させた挙句、崖から突き落として殺し、「今回の遊びはやすくついた」というストーリー
>「聖餐」逮捕された事を逆恨みした男が警察関係者の娘を惨殺する様子を撮影というストーリー

　と言うことで、当時の都知事は変態だったと思われます。表現手段として文章の方が得意だった人は都知事の判断ではセーフ、絵が得意だったらアウト。まずはご自身の強姦小説シリーズを自ら廃刊にし、その誤りを正式に謝罪することが先じゃないかな？（その小説を真似た犯罪が多発した過去もありますし）

　「蟹工船」「罪と罰」、星新一の小説も漫画化されましたが、石原作品はエロ雑誌にしか載せられない（笑）。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/1895387}{a8.net http://books.livedoor.com/item/3574179}

この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
https://fanblogs.jp/tb/53612

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。