近年まれに見る接戦を制し、今日、福岡ソフトバンクホークスが７年ぶり１４度目、そしてソフトバンクとしては初の優勝を成し遂げました。

　ファンとしては嬉しい限り。今、祝勝会のビールかけの中継を見ながら書いています。

　今年一年の戦いを振り返ると、とにかく中継ぎ＆抑えの投手陣の強力さもありますが、杉内・和田の両輪の活躍も素晴らしいものがありました。しかし何と言っても多村が一年を通じて活躍したのは驚きでした。

　これは他のファンの方からは怒られるかもしれませんが、個人的な感想です。ホークスには一つのタブーがありました。それは小久保、松中の２人のスラッガーがいるので大砲の補強は必要ないという風潮がありました。そのため過去にはホークスで育ったズレータぐらいでクリーンナップを固めることができませんでした。

　さらに小久保、松中の２人がフルシーズン出場できる状態ではなかったので、昨年などは（今年、下位打線をを打っている）長谷川や松田、田上がクリーンナップを任されていたくらいでしたから、昨年加入したオーティスに加えロートルと揶揄されたもののペタジーニが活躍、そして何と言っても多村のフルシーズン出場は年間を通じて得点の取れるチームとなりました。

　実際、松中がフルシーズン出場とは行きませんでした。その点、「スペランカー」と言うありがたくないあだ名をつけられていた多村のガンバリは本当に驚きでした。（実際、全力疾走している時とか、デッドボールを喰らった時には「終わったかな？」と冷や冷やしながら見ることも）

　生え抜きの選手への思い入れは当然ですが、故障続きで評価が低く、優勝の美酒を味わうことがないままここまできた多村選手には、今ひと時、優勝の喜びを味わって欲しいと思います。


　さてさて、とは言うもののこれからクライマックスシリーズ、そしてそれに勝利したら日本シリーズが待っています。残念ながら、その間は福岡を離れていますが、経済効果も含め、是が非でもホークスに日本一になって欲しいと願っています。

　おめでとう、ホークス！

　がんばれ、ホークス！

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