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2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展(C. trianaei s/a編)

 2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展の続きです。

今回は特にC. trianaeiの中でも、特にsemialba、特に'Reineckiana'と'Mother Dominican'の実生にフューチャーしてみました。

何故なら私も購入して、気になってウズウズしているからです。



C. trianaei s/a 'Mother Dominican' 
こちらがその片親のマザードミニカンです。P幅が広く、リップの赤が逆ハート型で、黄目が入って美しいセミアルバです。

(*サンシャイン蘭展にて)
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C. trianaei s/a ('Mother Dominican' × 'Reineckiana') 
リップの形や色のバランスが非常に良い個体だと思いました。両親の良いところを合わせたような、理想的な子供じゃないかと思いました。

(*埼玉洋らん展にて)
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C. trianaei s/a ('Mother Dominican' × 'Reineckiana') 
リップのゴジャッとした感じ等、レイネッキアナ寄りの個体なのかなと思いました。黄目とかはマザードミニカンの血を受け継いだのでしょう。リップの色、フリルまで赤くてとても綺麗です。花型も良くて、これもレベルの高い個体だなと思いました。

(*サンシャイン蘭展にて)
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C. trianaei s/a ('Reineckiana' × 'Mother Dominican') 
逆の交配が存在するのか、記載ミスなのか分かりませんが、ここから'Reineckiana' × 'Mother Dominican'になります。私の持っている株も'Reineckiana' × 'Mother Dominican'なので、こちらの方がより気になっています。この個体は上の2つと比べると、派手さがなくおとなしめというか、清楚な色の配置で、個人的にはこちらのタイプの方が好きです。株も小さく見えます。

(*サンシャイン蘭展にて)
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C. trianaei s/a ('Reineckiana' × 'Mother Dominican') 
こちらは更に静寂感があり、ややもすると儚くも感じられる、非常に良いs/aだと思います。

(*サンシャイン蘭展にて)
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C. trianaei s/a 'Toyoda'  
こちらも('Reineckiana' × 'Mother Dominican')から出た個体のようです。個体名が付けてありました。株の状態から予測するに、恐らくもっと良い花型に化けそうです。

(*サンシャイン蘭展にて)
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 そういう訳で、この実生からはやっぱ良い花が咲くなぁーと思ったのでした。

私はこの中では特に@とCが好きですが、他にもs/a splash等も出ているみたいなので、惹かれているのでした。

上記5個体をまとめると、この実生からはスロートは'Reineckiana'に似て細長く、リップは'Reineckiana'寄り、'Mother Dominican'寄り、中間的タイプ、どちらにもあまり似ていないタイプなどバラつき、ペタルとか全体の花型もバラつくようです。


 さて、折角なので他のC. trianaei s/aも特集してみました。

それぞれ違いというか、特徴があるのでこちらも面白かったです。



「第44回 埼玉洋らん展」


C. trianaei s/a 'Angel Lip' 
リップの赤が濃くて、占める面積も広く、orlata状になった良個体でした。

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「第54回 全日本蘭協会 サンシャイン蘭展2015」


C. trianaei s/a 'Actaeon' 
ややオープンリップでしたが、配色のバランスが綺麗な個体でした。

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C. trianaei s/a 'Polilla' 
リップにチョコンと色が載るタイプで、好きなタイプです。

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C. trianaei s/a 'Concordo' 
古い個体なのか、スラーデン系をs/aにしたような、他のs/aとはちょっと雰囲気の異なる個体。ゆったり感がありました。

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 そして、C. trianaei s/a 'Okada'も咲いていたので、撮ってきました。

諸説ありますが、やっぱり花が素敵なんですよね。

そして鉢は小さいのに輪数が多くて、栽培が非常に上手いのだなと感心しました。


C. trianaei s/a 'Okada' 
栽培のお手本にしたいです。

(*サンシャイン蘭展にて)
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C. trianaei s/a 'Okada' 
この美の迫力はやっぱりスゴイと思います。

(*船橋洋らん展)
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2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展(C. percivaliana編)

 2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展の続きです。

今回は、現在私が注目中のC. percivalianaを特集してみました。



「第54回 全日本蘭協会 サンシャイン蘭展 2015」

C. percivaliana
サミット系を使った実生でしょうか。まだ株を作っている最中だと思うのですが、花型が良いと思います。ややオープンリップですが、株が出来てきたらどう変わっていくか楽しみですね。

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C. percivaliana 'Summit' FCC/AOS
花型が良くて、花も大きく、パーシの中ではもはや殿堂入りといっても過言ではないFCC個体。未だに多くの趣味家が、「パーシバリアナの中ではなんだかんだでサミットが1番良い」と評価しています。オーバーラップする性質があります。大株も綺麗でした。MCがあり、更にハイレベルなMC mutant個体まであります。

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'Summit'の大株も素敵でした。
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C. percivaliana 'Black Fly'
他の個体に比べるとリップが濃く、大きくて迫力があり、非常に良個体です。

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C. percivaliana 'Canaima's Queen' FCC/SVCN
最近のCanaima系は結構叩かれていますが、パーシのCanaima系は個人的には良花満載だと思います。この個体も非常に花型・展開が良く、美しい花です。この個体もMCがあります。

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C. percivaliana 'Hiroko'
まだ株が出来ていない為だとは思いますが、花弁が細くオープンリップになっています。ある意味、特徴的な花なのかもしれません。

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C. percivaliana 'A'
どちらかというとアルバーツ系で、独特の花弁の薄さとリップの黄が多いという色彩が特徴的でした。花型がラビアタ系の、上品で蝶のようにふわっとした印象を受けます。

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C. percivaliana aurea 'Georgina'
こちらはさらに黄色が多くなったアマリロ系。

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C. percivaliana 'M13'
s/aの個体。私もs/a好きなのですが、どの個体も似ていて見分けがつきにくいな、と感じています。もう少し改良が進んで、完全なs/aやs/a splash、P幅の広いs/aとか、リップの大きいs/aとか、特徴をもった個体が色々出てくると良いですね。

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C. percivaliana alba 'Golden Kid'
パーシのアルバの黄色はゴールドがかっているので、個人的には非常に好みです。この個体はスロートまで黄色で染まっているレベルの高い個体だと思います。

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「第44回 埼玉洋らん展」

C. percivaliana 'Alberts'
'Summit'と双璧をなしていた、古くからあるtipoの有名個体。リップのフリル感や弁質など、全体的に女性的な感じ。

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C. percivaliana `Karen Graf'
今回は展開がいまいちですが、リップが濃色でフリルが多い、形の良い個体。

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C. percivaliana 'Sperma'
え!?この個体名、イイの?この花のどこにその要素が?臭い繋がり??カタカナ表記だったのでスペルが合っているかわかりませんが、チャレンジャーな個体名で目が覚めました!素晴らしい!ごちそうさまです!絶対変えないで下さい!

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C. percivaliana 'Canaima's Patricia'
こちらもカナイマのパーシ。これも花型が良くて、かなりの良個体だと思います。パーシバリアナはベネズエラに自生するので、恐らくCanaima's Orchidはpercivalianaに強いのだと思います。

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「第25回 船橋洋らん展」

C. percivaliana
おそらく同じ実生の兄弟だと思うのですが、3個体展示されていました。こちらはその中でも形が良く、pinceladaが入りそうだった個体。

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C. percivaliana
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C. percivaliana
3個体の中で、多分1番形が良く、展開も良かった個体。

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C. percivaliana 'Thiago'
'Summit'のMC変異個体の1つ。花も大きく、形も良くてふくよかにオーバーラップし、完璧な個体。

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C. percivaliana 'Gabriela'
ガブリエラ(ガブリエル)は通常のtipoに比べ、黄色が多い個体。アマレロで流通することもあるくらいなので、アマレロの走り的存在だったのかなと思います。

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C. percivaliana 'Centro Amarille'
辻氏の本に登場する、リップの赤が限りなく少なく、黄が強いアマリロ(アマリージョ)系の上位個体。

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C. percivaliana coerulea 'Ondina'
美しいセルレア個体。'オンディーヌ'と呼ばれていることが多いような気がしたのですが、'オンディーナ'と呼ばれることもあるみたい。この個体にもMCがあります。

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C. percivaliana s/a 'Farah Diba'
こちらも他のs/aとの違いが分かりにくいのですが、''Jewel''よりリップの色が濃いのかもしれません。

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C. percivaliana alba 'A'
'Golden Kid'に比べると、黄色の面積が小さく、ペタルやリップのフリルも少ないようです。黄色すらあまり入っていないアルバを追究している方におススメ。

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 そういう訳でC.percivalianaは、'Summit'が絶対的エース、‘Alberts’、'Black Fly'、`Karen Graf'、'Thiago'、'Canaima'系を押さえて、もしあれなら、これらの実生を求めると面白いものが出るかもしれません。

そして、C. trianaei 'Tinco'以来の流れを汲んだ素晴らしい個体、C.percivaliana 'Sperma’も今回の注目株です。

なんか、ありがたやー。







C.percivaliana ‘Alberts’(Div.)
文中にも出てきたアルバーツのOG分け株。良い花です。

カトレア パーシバリアナ ‘アルバーツ’C.percivaliana ‘Alberts’【花なし株】

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2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展

 今回は、同時期に開催されていた埼玉洋らん展、サンシャイン蘭展、船橋洋らん展にそれぞれイッテきたので、まとめて報告します!

どれも幸福な時間でした、、、、あー、また余韻に浸ってしまいます!

もう数日間、この調子で幸せに過ごしています、、、




 まず、「第44回 埼玉洋らん展」から。


1つの会で展示株数がかなり集まっており、非常に力のある会だということが分かります。

特に原種カトレアのコレクターが多数いっらしゃって、原種カトレアの展示数が多かったので、個人的には非常に勉強になった蘭展でした。

同行させて頂いたスゴイ方の人柄や話が私はとても好きなので、それもまた嬉しかったです。



L. anceps 'Ducks'
埼玉県議会議長賞を受賞されていた大株の個体。

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 今回印象深かったのは、故稲守氏の写真展も開催されていたこと。

故稲守氏は、ボルネオの蘭の保全等に努めた超偉人です。



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 新種のパフィオ、Paph. inamoriiとその自生状況のパネル。

Paph. inamorii
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 続いて、「第54回全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ世界のらん展2015〜蘭・温故知新〜」


サンシャインと船橋は、埼玉とはまた別の日に改めて伺いました。

さて、このサンシャイン蘭展ですが、趣味家にとってやはり日本一レベルの高い蘭展だと思います。

東京ドームのアミューズメント性というか、お祭り感もやはり日本一なのですが、サンシャインは展示株数が最も多いので、蘭を学ぶ場として優れています。

イッタことがない方は、是非1度足を運んでみて下さい。

5月末~6月初と1月の、年に2回開催されています。




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L. weberbaneriana
今回の最優秀賞。以前はショーンバキア属でしたっけ?ちょっといつもと違うテイストの蘭が最優秀賞で面白かったです。

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 やはりサンシャインのお立ち台は、花ももちろんですが、栽培、仕立て、全てにおいてレベルが高いです。



Onc. maculatum 'Noi'
完璧な栽培と仕立てでした。株も綺麗で、エネルギーに満ちまくっています。

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Masd. tonduzii
珍しくて難しそうなマスデを、このレベルで栽培・展示できるなんて驚愕です。この咲かせ方、見て下さい。グルっと綺麗に咲かせていらっしゃいます。

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Cal. Yamashiro 'Sachiko'
面白いというか、美しい色彩のカランセでした。この花、絶対イイと思います。華やかなので、日本の原種エビネとは別種のように感じてしまいます。

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Blc. Mishima Dynasty 'Spring Grand'
ややもするときつく感じられそうな派手な花を、シュッと都会的にスタイリッシュに仕立ててあって、花の雰囲気を最大限に引き立てたみせ方だなぁと感心しました。こういう計算され尽くしたみせ方は見習いたいです。

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 そして、栽培難易度が高そうな花や、希少な個体がズラーッと並んでいました。



Den. tetragonum album
この花自体が面白くて好きですが、こちらは綺麗なアルバでした。

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Den. bellatulum
暑がりなのかなんなのかちょっと難しいヤツですが、上手に栽培されていました。

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Masd. bennettii
こちらも珍しい原種マスデが高い栽培技術で展示されていました。

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 そうやってみて回っていると、何気なく自分の好きなタイプの花に出会えたりして、改めて自分の現在の趣向に気付かされます。

以下は、今回私が惚れた花達。




Cal.?
これもカランセの1つ。名札が読めず、すいません。先日の新宿御苑のときから感じていたのですが、カランセってとても綺麗で、私もちょっと手を出そうかなと思い始めました。ね?綺麗ですよね。

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Phaius Ashuworthianus 'Golden Pagota'
ガンセキランとカクチョウランの交配種とのことですが、非常に魅力的な色彩でした。

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Ida Mrtill?
名札が読めず、すいません。私はイダのことは全くもって無知ですが、美しかったのです。

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Solenidiopsis tigroides
バナナとみかんを合わせたような良い香りでした!

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C. Button Top 'Hohoemi'
C. Angelwalker × C. lundiiとのこと。ルンディを使う辺りがセンス良い!

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 普段は食事に無頓着でどうしようもないくらい味音痴の私ですが、この日はグルメな方々と一緒だったので、ちょっと美味しいものを食べに行きました。

こちらはサンシャインの目の前のビルに入っている「サフラン」のチキンバターカレー。

野菜とバターの甘みに加え、パクチー等の香草の風味が豊かなカレーでした。

カレーもナンも甘めで、なんというか女性向けの上品な味でした。

個人的には、カレーはお茶の水界隈の「ボンディ」や「マンダラ」の方が断然美味しいと思います。



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 最後は、「第25回 船橋洋らん展」

こちらもレベルの高い個体がありました。


デンドロの大株。花が個性的で面白いです。名札が読めず、すいません。

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Catt. Chocolate Drop 'Clifton Yellow'
'Kodama'以外の個体があることに驚きました。良い艶と色で大株なので、インパクトがありました。

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Blc. Keowee 'Wings of Fire'
これも個性的な花の大株だったので、これもインパクトがありました。この3つは同じ方が出展されていて、この方が持っていらっしゃる花はどれもセンスが良かったです。

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 船橋で印象深かったのは、カトレアの自生地のパネルが展示されていたこと。

普段なかなか見る機会のない写真と、その説明書きを目に焼き付けてきたのでした。




C. coccineaの自生地のパネル写真。
もっとジトジトのところに咲いているのかと思いきや、でした。

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C. violaceaの自生地のパネル写真。
川の上に張り出した枝の上?こんなとこに咲いてるんですね。

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 夕食は、船橋駅からちょっと歩いて「2代目 やっこ」というお店で新年会。

関サバの棒寿司は、臭みがないので、酢で〆る必要がなく、そうすると肉が柔らかくならないので食感がきちんと残り、今まで食べたことないような肉厚の食感が楽しめました。

関アジや関サバの刺身、アジフライ等どれも素材のもつポテンシャルを最大限に活かした調理がなされていて、完璧な職人技に久々に感動したのでした。

私もこういう仕事ができる人になりたいです。

てか、蘭でもこういう風に、こだわり職人のように栽培してみたいと思ったのでした。




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 明日から、また納豆や食パンの生活に戻るのがとても怖いと思ってしまった蘭展でした!ガクガク、、、次号へ続く







サルメンエビネ
名前もみてくれもかわいいヤツ。

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葉も花も美しいエビネ。ちょっとこれは写真だけでもみて頂きたい。

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キリシマエビネ
シンプルで清楚な日本のエビネ。

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独花蘭
チャンニエニア属のちょっと珍しい蘭。

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C. trianaei (coerulea 'Fusa'×'Pompen')

C. trianaei (coerulea 'Fusa'×'Pompen')(カトレア トリアネ)が咲きました。
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 株ができていないことが影響していると思いますが、抱え気味です、、、

本来は、もっと展開の良い個体でした。


 'Fusa'は流通量の少ないcoeruleaの有名な個体で、展開はこの個体ほど悪くはなかったと思います。

'Pompen'は確かcoeruleaの高価なレア個体だったと思うのですが、私は写真もナマも見たことがないので詳細がわかりません。

'Pompen'について調べたところ、やはりcoerulea個体のようなのですが、それ以上の情報はわかりませんでした。

他にも'Pompeo'や'Pompeu'といったcoerulea個体もあるようで、これらが別ものなのか、同一個体でただのスペルミスなのか、それも何だかよくわかりませんでした。


 そういう訳で、この交配はcoeruleaのハイレベルな個体を狙った実生だったのではないか、と予測しています。

その視点でみると、この個体はcoeruleaではないので狙いを外しているようです。

しかし、ほぼs/aで形が良く、しかもtipoの中でもcoeruleaがかった甘美なtipoをしており、ある意味coeruleaより当たりではないかと思います。




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今回、この個体は7.8×10.0cmでした。

trianaeiの花の大きさは、ヨコ11.41±1.71cm、タテ12.30±1.81cmです。

これを元に考えると、この個体はtrianaeiにしてはちょっと小さいです。

ちなみに、quadricolorの花の大きさは、ヨコ7.92±1.24cm、タテ8.22±1.54cmです。

花型や花弁の色彩、色の配置、そして大きさを加味して評価すると、もしかしたらquadricolorの血が混じっている可能性も否定できません。

しかし、我が家に来てから初花で、まだ株ができていないので、この状態では評価できないと思います。


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 どういう訳か、結構オーバーポットで植えていました。

確か植え替えの際、生きている根を切り詰めるのが怖くて、鉢を大きくした記憶があります。

もう一回り小さい鉢を使用していれば、もっと生育が良かったはずなのに、判断ミスをしたことが悔やまれます。

今後順調に生育すれば、今回より花のレベルは上がる可能性が高いので、今後の変化が楽しみな個体です。



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 元の持ち主の方に似て、エレガントで優しい花なので、大切に育てています。


C. trianaei (R)

C. trianaei (R)(カトレア トリアネ)が咲きました。
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 非常に美しい個体だと思います。

形も色も申し分なく、aquiniiといってもいいくらい、綺麗にsplashが入りました。

今回、9.0×12.1cmでした。

s/aのようにも見えますが、花弁にはごく淡く色素がノッテいます。



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 親はamesiana select x s/a 'Mother Dominican'だそうです、、、、、

この交配からは幅広いformaが出ることが予想され、狙いは多分albescensやamesiana等の淡い色、(quasi)semialba等で、それらが出れば当たりではないかと思います。

albaやs/aは劣性遺伝が関与するので、この交配から純粋なalbaやs/aは出ないはずで、むしろtipo系の方が出やすいのではないかと思います。

'Mother Dominican'を親に使った別の実生からはs/a splashも出ており、splashは出てもおかしくはないと思います。


 、、、、随分回りくどい言い方をしましたが、私が言いたいことは、、、

 この両親からsplashがでることは有り得るかもしれないが、このようなsplashの入り方をする子供が生まれる確率は存在するのか、ということです、、、

細い筋が出る程度なら分かるのですが、ここまでしっかり出るとなると、確率はかなり低いのではないかと。

 実生した業者が別の個体を親に使って、名札だけ書き変えた(もしくは書き間違った?もしくは名札を挿し間違った?もしくは親がそもそも偽物だったとか?)、というバックグランドをつい想像してしまいます、、、、

まあamesiana selectの方に、例えばそのおじいちゃんとかに、このようなsplashの入り方をする遺伝的な性質を持った個体が使われていたのかもしれないので、何とも言えません。

そういう訳で、この実生から本当にこの子供が出たのなら大当たりではないかと思います。


 多分、この個体、5弁に筋が入る素質を持っています。




(カールしているので分かりにくいですが、うっすらとスジが、、、、)
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 「いやらしい目でジロジロ見ないでよ!」「変な想像してんじゃないわよ!」とよく言われるド変態な私なので、間違っていたら本当に申し訳ないです。

その時は縛って、鞭とかローソクとかそういうのを、たくさんお願いします(笑)

 ハイレベルな個体が咲いたので、急に疑心暗鬼に陥った小心者で豚野郎の私ですが、それだけこの個体のことを美しいと思っているし、もっとレベルが上がりそうな個体故、様々な可能性を厳しい目で評価したのでした。

気にいっている個体なので、今後も経過を追ってみたいと思います。




C.trianaei ‘Passos Silva’
こちらは原種カトレア全書に掲載された、流通数が少ない銘品トリアネ

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C.(旧Slc.) Hawaiian Splash 'Lea' BM/JGP

C.(旧Slc.) Hawaiian Splash 'Lea' BM/JGP(カトレア ハワイアン スプラッシュ 'レア')が咲きました。
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 3Lipの可愛いミニカトです。

きちんと咲かせると、赤と青と黄が入って信号機みたいに綺麗(?)なのですが、カラーブレイクし易く、今回は青が弱めです。

 C. Hawaiian Splashは、以前はSlc.でした。

L. cinnabarina(25%)、 Soph. coccinea(25%)、L. pumila(25%)、C. amethystoglossa(12.5%)、 C. intermedia(12.5%)で構成されています。

小さめの花から作出された交配種なので、やはりこの花も小さく、今回4.4×5.9cmでした。



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 いつからか、我が家のミニカト達は咲かなくなってしまいました、、、

どんどん待遇が酷くなっていることを敏感に感じているようです。

2輪咲く予定だったのですが、水切れさせてしまい、1輪シケさせました、、、



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 栽培は他のミニカト同様に容易で、水を辛めにすれば最低気温5℃かそれ以下でも大丈夫だと思います。

当然のことですが、出来るだけ日光に当ててあげた方が株がしっかりするし、花付きも良くなると思います。

我が家の株は日照不足で葉がヨレヨレ、、、

これじゃいかんと、今年からちょっと良い場所に置いたところ、いくらか持ち直し始めたようです。



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この花は、以前思いっきりカラーブレイクさせてしまった時があって、その時の花がどういう訳か今までで1番美しかったように思います(笑)

確か蕾の時期に寒い部屋の中で、全く日光に当てなかったらそうなったような、、、、

今後も、遠慮なく思いっきりカラーブレイクしてほしいです。


(以前思いっきりカラーブレイクした時の花)
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 世界らん展日本大賞でブロンズメダルを獲った個体。

やはりこの花が好きな人も多いのか、次回開催される第69回 JOGA洋らん展のポスターでセンターを飾っています!

多分この花ですよね、、、?



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 そういう訳で、「第69回 JOGA洋らん展」が以下の日程で開催されるようです。


 「第69回 JOGA洋らん展」

次項有日時: 3月13日〜3月15日(10:00〜17:00 *最終日は16:00まで)

次項有場所: 国営昭和記念公園(花みどり文化センター)

    東京都立川市緑町3173

   →JR中央線「立川駅」より徒歩約10分、
     または多摩都市モノレール「立川北駅」より徒歩8分とのこと


 入場無料とのこと。、、、てか、69回ってすごくないですか?

継続は力なり、て言いますけど、大きな蘭展をストイックに継続することがどれ程大変なことか、、、

私には何もできませんが、しばらく咲かなかったこの花が応援するかのようなタイミングで咲いたので、宣伝だけさせてもらいました。

これからサンシャインや世界らん展をはじめ大きな蘭展が続きますが、どの蘭展も無事に成功することを願うばかりです。


C. quadricolor(T)

C. quadricolor(T)(カトレア クアドリカラー)が咲きました。
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 皆様明けましておめでとうございます。

本年もどうか何卒よろしくお願い致します。

今日は正月ですが、私は極めていつも通りの生活をしているので、極めていつも通りブログを書かせて頂きます。



 さて、今回の花の大きさは、5.1×5.6cmでした。

近年のquadricolorの花の大きさは、ヨコ7.92±1.24cm、タテ8.22±1.54cmです。

 ところで先日より突然出現しているこの不思議な数値についてですが、これは平均±標準偏差です。

これは便利な表記の仕方で、難しい話は省略しますが、この表記で記載すると、quadricolorの約7割の花がヨコ7.92±1.24cm、タテ8.22±1.54cmの間にあるということを表すことができます。

つまりquadricolor全体の約7割が、ヨコ6.68〜9.16cmの間、タテ6.68〜9.76cmの間にある、ということですね。

(*標本平均と標本標準偏差を使用しているので厳密ではないですが、話がややこしくなるし、おそらく母平均と母標準偏差もこの数値と似たりよったりになるのではないかと思うので、敢えてこのように記載しています)


なので、今回のこの花はその標準的な大きさに入れなかった、かなり小さい方(こんな小さい花は全体の約15%のみ)だということが分かります。

逆に9.16cmより大きい花は、quadricolor全体の約15%にしか存在しない大きさということになるので、大きさだけでいえば賞を狙っていけるような花に値するということになるのではないかと思います。

ただし、quadricolorにはやけに展開が良くて、NS(Natural Spred)が10cm程度まで開くものも有りますが、本来quadricolorは抱え咲きなので、展開が良過ぎるものは他種との混血の可能性も考えられ、個人的にはやはり大きさよりもquadricolorらしさを残した花の方が好ましいのではないかと思っています。



P1180229.jpg



  ちょっと発展させて計算すると(平均±2SD)、これ程小さいquadricolorは全体の約3%になります。

そういう訳でこの花はかなり小さい部類ですが、小さ過ぎるというのも立派な個性だと思います。

quadricolorにも当てはまるか分かりませんが、trianaeiにはpequena(小さい)という変種名すら存在します。

花もアソコも、デカけりゃ良いってもんじゃなくて、大切なのは大きさと形と色と技を含めた総合点ということです。

まあ、硬さや角度や持久力も重要かもしれませんけどね!

この花も、来年以降も恒常的に小さく咲いてくれたらpequenaでしょう。

自信を持ってイキましょうよ!




P1180230.jpg



 何故だか随分アツく語ってしまいました。

決して私のが小さいから、弁解しようとしてムキになった訳ではないですよ、私のは、、、まあまあです(笑)


 さて、大半のquadricolorは、12月〜1月に咲きますが、稀に11月や3、4月に咲く場合もあるようです。

この花は今回初花なので、今後どのようになるのかまだ分かりません。

株姿も小さく、quadricolorの割に随分コンパクトに咲いてくれたので助かっています。

そういう訳で私はこの個体が気にいっているし、今後も小さく咲いてくれることを望みます。






C.chocoensis (=C.quadoricolor)
C. candidaやC. chocoensisはC. quadricolorの以前の呼び名です。この個体は色素が薄い系統のようです。

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C. quadricolor orlata '88'

C. quadricolor orlata '88'(カトレア クアドリカラー オルラータ 'エイティエイト')が咲きました。
P1180123.jpg


 
 皆様今年も1年間お付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。

未熟者の私なので、不愉快な思いをさせたこともたくさんあったと思いますが、皆様のお陰で今年も無事にブログを綴り続けることができました。

文章を書くことは、自分を見つめる作業で、それはつまり私にとって自分と戦い続ける作業なので、仕事やプライベートがクソ忙しい時などは、正直逃げ出したくなることもあります。

くじけそうなとき、私を支えてくれるのは読者の皆様です。

画面越しに1人1人の顔を見てコミュニケーションをとることはできませんが、ブログを通じて商品を購入して下さったり、定期的にアクセスして下さるので、その応援に背中を押してもらっています。

どのような方がどのような経緯でこのブログを見て下さっているのだろう、と想像する時間は楽しいひと時です。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。




P1180125.jpg


 さて、今回の花はalba×orlataから出た個体です。

大きさは、7.2×6.9cmでやや小さい方だと思います。

やや小さいですが、初花の時から羽衣のように美しい個体だったので、88 collectionの2番にしました。



P1180124.jpg



 この株は小さな実生苗から育てていたのですが、ある時スゴイ栽培家にアドバイスを頂いて、小さいバックバルブを全て外しました。

やはり1年間は開花せずブランクがありましたが、今回リードが増えて、現在3バルブにシースが付いています。

他のシース内にも蕾が見えているので、全輪咲いてくれれば嬉しいです。

全て開花するか分かりませんが、3号鉢でモリモリ育っているので、あの時のアドバイスの的確さに驚いています。




P1180127.jpg



 根が伸長中であることに加え、お隣の株からも根が侵入してきているので、今回は刺激を最小限にする為にトレーから抜かず、トレーごと撮影したのでした。



 さて、いよいよ今年もあと約26時間で終わりですね。

来年も皆様のお宅で、たくさんの幸せの花が咲きますように。

C. percivaliana semialba 'Jewel'

C. percivaliana semialba 'Jewel'(カトレア パーシバリアナ セミアルバ 'ジュエル')が咲きました。
P1180131.jpg



 今年もいくつかのpercivalianaのsemialbaを見る機会がありましたが、純粋なセミアルバには出会えませんでした。

'Jewel'もフォルマはsemialbaですが、良く見ると花弁に僅かに色素がノリ、厳密にはセミアルバとは言えないと思います。


 今回'Jewel'のNSは9.4×11.4cm。

パーシバリアナは原種カトレアの中では中輪で、ヨコ10.33±1.25cm、タテ11.72±1.18cm。

パーシの花は大きくても12.3cmくらいで、日本人の平均的なアレと同じくらい。

私も、、、まぁそんなもんです、、、(汗)

やはり'Summit'系が良くできた時などに見られる数値で、'Kenboh'や'Thiago'は良くできるとさらに一回り上回るかも知れません。



P1180132.jpg




 昨年と比較して、セパルが広くなり、なんとなく丸くふくよかになったように思います。

ただし写真を撮った時の花の角度等も影響するので、一概には言いにくいです。

 リップの色は今年の方が濃く見えますが、カトレアの花は開花直後が色が濃くて、経日とともに薄くなっていくので、開花後何日目かということが影響します。

またその時の光の明るさや花の角度等も影響すると思うので、単純には比較できません。

昨年は開花して結構時間がタッテから撮影したので薄く、今年は5日目くらいで撮影したので濃く見えます。

色が濃いうちに撮っておきたいところですが、開花直後は花が十分に展開していなかったり、2、3輪目の開花を待たなければいけなかったり、天気が悪かったり、寝坊したり、せっかく撮ったのにピンボケしていたりと様々な影響を受けて、タイミング良く撮影できないのであります。



(昨年の様子)
P1120274.jpg

P1120277.jpg





今年の年末はちょっと忙しくて、開花期に水遣り程度の世話をするだけで精一杯でした。

細かな観察や仕立てを怠っていたら、蕾がシースを破りきれず、シース内で開花した花もあり、ステムが曲がっています。

慌てて修正したのですが、やっぱり蕾の段階から目をかけて仕立てていかないと、花の向きも位置もバラバラになってしまいますね。



P1180134.jpg



 パーシバリアナは逞しくて根も良く張るので、低温でも日中は可能な限り屋外に出して、直射で栽培しています。

この株は、夏の栽培環境、温度と光線と風のバランスが悪かったのか、ちょっと葉焼けさせてしまったところがあり、悔やまれます。

他のpercivalianaのtipo系統は、同様の条件でも葉焼けしていないので、もしかしたらこの株が鉢が大きくなって根が傷んでいるだけなのか、semialbaだから強光に向いていないだけなのかもしれません。


 ところで、パーシバリアナは花も小さいですが、株も小さくコンパクトです。

香りはカメムシに腐った柑橘系を足して、エスニック風にしたような、複雑な臭い香りです。

そして面白いことに、開花期がずれることが少なく、日本ではほぼ100%、12月から1月にかけて咲いているようです。


 パーシバリアナはトリアネやルデやラビアタ等に比べるとやや人気が薄い特徴的な花なので、改良等があまり進んでいないのか、他の原種の混血が少ない原種カトレアの1つです。

ただし、開花期が常にずれているものや、花型、花色、株姿があやしいものは注意した方が良いと思います。

不審な個体は少ないですが、ラビアタが混じったようなセルレアや、最近はモシェ系と交配されたような花を見かけることもあります。



P1180135.jpg



 私はパーシバリアナが特別好きという訳ではないので、数個体しか栽培していません。

他の個体は、あと2作くらいの苗からNBS、BSサイズのものまで。

NBS、BSはそろそろ咲いても良さそうなのに、なかなか咲かず、そういう訳でパーシは株がしっかり充実しないと咲きにくい性質があるのではないかと考えています。

もちろん個体によって、咲きやすい個体や咲きにくい個体等、個体差はあると思いますが、、、、


 花型(特にセパルが広めなので全体が貧相にみえにくい)やリップの色彩は非常に優れている原種カトレアの1つなので、もう少しパーシに力を入れて収集してみようと思います。





C.percivaliana ‘Alberts’
我が家でも栽培中の、アルバーツOGの分け株。

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C.percivalliana var. coerulea ‘Ondina’(MC)
こちらはセルレアの中でも美しい個体。

カトレア パーシバリアナ セルレア ‘オンディーヌ’C.percivalliana var. coerulea ‘Ondina’【花なし株】

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Ztrphn. atropurpureum

Ztrphn. atropurpureum(ズートロフィオン アトロパープレウム)が咲きました。
P1170823.jpg




 発見された当初はCryptophoranthus(クリプトフォランサス)属と分類されていたため、現在もCryp. とされることもあります。

その後も、Masdevallia属、Pleurothallis属等に分類され、ようやくZootrophion属で落ち着いたようです。

 種名も、以前はatropurpurea(アトロパープレア)とされていたときもあったようで、ちょっとややこしいです。



P1170824.jpg



 Zootrophion atropurpureumは、ジャマイカ、キューバ、ハイチ、ドミニカ共和国、コロンビア、エクアドル、コスタリカの400〜2000mに自生します。


P1170817.jpg



 栽培はマスデバリアに準じるとされますが、マスデより暑さや乾燥に強く強健といえます。

 我が家は、マスデは栽培していた株は全て(10株くらい?)枯らしていますが、このズートロフィオンだけはどうにか生き残っています。



P1170820.jpg



 このように正面、横、斜め、上のどこから見ても可愛いです。

色も赤と紫に黒を足したような邪悪色で、爬虫類のような、鳥のような、仮面のような、、、、しばらく眺めていても飽きません。



P1170826.jpg




 この株は蘭を始めた初期に購入したようですが、多分初めて咲きました。

前述したとおり、私はマスデを全て枯らしているので、この蘭もきっと枯らしてしまうのだろうと半ば諦めて、適当に栽培していました。

そしたら、いつの間にか咲いていたのでびっくり!




P1170829.jpg




 そういう訳で生育のサイクルも良く分かりません!

おや、なんだか新芽が出ているみたい。

今頃新芽が出て生育するんですかね、、、、

 水が好きそうにみえる割に、あげ忘れて何回もカラッカラにしていますが、大丈夫みたいです。

 良く分かりませんが、そんな適当な栽培でも育つというくらい強健で栽培しやすいということだけは分かりました!

咲いてくれると急に可愛く思えるもので、今後はもっと注目して栽培していこうと思います。




 

Cryp atropurpureaという古い表記になっていますが、Ztrphn.atropurpureumのことです。

Cryp atropurpurea クリプトフォランサス アトロパープレア TIZR-80567【現物品】【花付き株】【原種】

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 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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