2015年01月01日
C. quadricolor(T)
C. quadricolor(T)(カトレア クアドリカラー)が咲きました。
皆様明けましておめでとうございます。
本年もどうか何卒よろしくお願い致します。
今日は正月ですが、私は極めていつも通りの生活をしているので、極めていつも通りブログを書かせて頂きます。
さて、今回の花の大きさは、5.1×5.6cmでした。
近年のquadricolorの花の大きさは、ヨコ7.92±1.24cm、タテ8.22±1.54cmです。
ところで先日より突然出現しているこの不思議な数値についてですが、これは平均±標準偏差です。
これは便利な表記の仕方で、難しい話は省略しますが、この表記で記載すると、quadricolorの約7割の花がヨコ7.92±1.24cm、タテ8.22±1.54cmの間にあるということを表すことができます。
つまりquadricolor全体の約7割が、ヨコ6.68〜9.16cmの間、タテ6.68〜9.76cmの間にある、ということですね。
(*標本平均と標本標準偏差を使用しているので厳密ではないですが、話がややこしくなるし、おそらく母平均と母標準偏差もこの数値と似たりよったりになるのではないかと思うので、敢えてこのように記載しています)
なので、今回のこの花はその標準的な大きさに入れなかった、かなり小さい方(こんな小さい花は全体の約15%のみ)だということが分かります。
逆に9.16cmより大きい花は、quadricolor全体の約15%にしか存在しない大きさということになるので、大きさだけでいえば賞を狙っていけるような花に値するということになるのではないかと思います。
ただし、quadricolorにはやけに展開が良くて、NS(Natural Spred)が10cm程度まで開くものも有りますが、本来quadricolorは抱え咲きなので、展開が良過ぎるものは他種との混血の可能性も考えられ、個人的にはやはり大きさよりもquadricolorらしさを残した花の方が好ましいのではないかと思っています。
ちょっと発展させて計算すると(平均±2SD)、これ程小さいquadricolorは全体の約3%になります。
そういう訳でこの花はかなり小さい部類ですが、小さ過ぎるというのも立派な個性だと思います。
quadricolorにも当てはまるか分かりませんが、trianaeiにはpequena(小さい)という変種名すら存在します。
花もアソコも、デカけりゃ良いってもんじゃなくて、大切なのは大きさと形と色と技を含めた総合点ということです。
まあ、硬さや角度や持久力も重要かもしれませんけどね!
この花も、来年以降も恒常的に小さく咲いてくれたらpequenaでしょう。
自信を持ってイキましょうよ!
何故だか随分アツく語ってしまいました。
決して私のが小さいから、弁解しようとしてムキになった訳ではないですよ、私のは、、、まあまあです(笑)
さて、大半のquadricolorは、12月〜1月に咲きますが、稀に11月や3、4月に咲く場合もあるようです。
この花は今回初花なので、今後どのようになるのかまだ分かりません。
株姿も小さく、quadricolorの割に随分コンパクトに咲いてくれたので助かっています。
そういう訳で私はこの個体が気にいっているし、今後も小さく咲いてくれることを望みます。
C.chocoensis (=C.quadoricolor)
C. candidaやC. chocoensisはC. quadricolorの以前の呼び名です。この個体は色素が薄い系統のようです。
皆様明けましておめでとうございます。
本年もどうか何卒よろしくお願い致します。
今日は正月ですが、私は極めていつも通りの生活をしているので、極めていつも通りブログを書かせて頂きます。
さて、今回の花の大きさは、5.1×5.6cmでした。
近年のquadricolorの花の大きさは、ヨコ7.92±1.24cm、タテ8.22±1.54cmです。
ところで先日より突然出現しているこの不思議な数値についてですが、これは平均±標準偏差です。
これは便利な表記の仕方で、難しい話は省略しますが、この表記で記載すると、quadricolorの約7割の花がヨコ7.92±1.24cm、タテ8.22±1.54cmの間にあるということを表すことができます。
つまりquadricolor全体の約7割が、ヨコ6.68〜9.16cmの間、タテ6.68〜9.76cmの間にある、ということですね。
(*標本平均と標本標準偏差を使用しているので厳密ではないですが、話がややこしくなるし、おそらく母平均と母標準偏差もこの数値と似たりよったりになるのではないかと思うので、敢えてこのように記載しています)
なので、今回のこの花はその標準的な大きさに入れなかった、かなり小さい方(こんな小さい花は全体の約15%のみ)だということが分かります。
逆に9.16cmより大きい花は、quadricolor全体の約15%にしか存在しない大きさということになるので、大きさだけでいえば賞を狙っていけるような花に値するということになるのではないかと思います。
ただし、quadricolorにはやけに展開が良くて、NS(Natural Spred)が10cm程度まで開くものも有りますが、本来quadricolorは抱え咲きなので、展開が良過ぎるものは他種との混血の可能性も考えられ、個人的にはやはり大きさよりもquadricolorらしさを残した花の方が好ましいのではないかと思っています。
ちょっと発展させて計算すると(平均±2SD)、これ程小さいquadricolorは全体の約3%になります。
そういう訳でこの花はかなり小さい部類ですが、小さ過ぎるというのも立派な個性だと思います。
quadricolorにも当てはまるか分かりませんが、trianaeiにはpequena(小さい)という変種名すら存在します。
花もアソコも、デカけりゃ良いってもんじゃなくて、大切なのは大きさと形と色と技を含めた総合点ということです。
まあ、硬さや角度や持久力も重要かもしれませんけどね!
この花も、来年以降も恒常的に小さく咲いてくれたらpequenaでしょう。
自信を持ってイキましょうよ!
何故だか随分アツく語ってしまいました。
決して私のが小さいから、弁解しようとしてムキになった訳ではないですよ、私のは、、、まあまあです(笑)
さて、大半のquadricolorは、12月〜1月に咲きますが、稀に11月や3、4月に咲く場合もあるようです。
この花は今回初花なので、今後どのようになるのかまだ分かりません。
株姿も小さく、quadricolorの割に随分コンパクトに咲いてくれたので助かっています。
そういう訳で私はこの個体が気にいっているし、今後も小さく咲いてくれることを望みます。
C.chocoensis (=C.quadoricolor)
C. candidaやC. chocoensisはC. quadricolorの以前の呼び名です。この個体は色素が薄い系統のようです。
C.chocoensis (=C.quadoricolor) カトレア チョコエンシス TIZR-80580【現物品】【原種】【花付き株】 価格:4,320円 |
投稿者:チームB|00:00|C. quadricolor
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